14 夏 〜野川かさね エッセイ〜

高原の夏を歩く。

緑があふれ、
植物が咲き誇り、
動物や昆虫たちが休むことなく動いている。

その清々しすぎる、生命感あふれる姿に
私はすこし照れくさい気持ちになり、目を閉じる。

どうして、こんな風に自分は生きていけないのだろうか。
その時の季節をただ存分に味わえばいいだけなのに。

過去を憂い、先を案じる。
そんなことに時間を費やしすぎてはいけない。
今の時間をただ存分に味わえばよい。
だたそれだけなのに。

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