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  • キャンプに関するハウツー記事一覧です。タープやテントの建て方、ロープの結び方、焚き火の起こし方、ギアの使い方といったキャンプで役に立つアウトドア基本情報から、チルなキャンプ時間を過ごすヒントまで、初心者の方から上級者の方向けに丁寧にご紹介します。

【自在金具の使い方】形ごとにじっくり解説!

テントやタープを正しく安全に設営するための重要なパーツ「自在金具」。使いこなせれば、よりきれいにテントなど設営できるようになります。「自在金具」に慣れていない方でもわかりやすいように、種類ごとの使い方と仕組みを紹介します。

自在金具の付け方がわからない!

自在金具の付け方がわからない!
出典:Amazon

テントやタープの設営で、慣れていない方が立ち止まることの多い、自在金具の使い方。仕組みや使い方がわかっていない方にとっては知恵の輪のように思えますが、一度覚えてしまえば簡単!自在金具は、自身の安全や大切なキャンプギアを守るうえで大事なパーツなので、しっかり使い方を把握しておきましょう。

自在金具とは?

自在金具とは、テントやタープのガイロープ(張り綱、ガイライン)にテンションをかけるための重要なパーツです。金属製のものや樹脂製のものがあり、形もさまざま。自在金具を正しく使えていないと、テントやタープの崩壊につながります。

自在金具の主な種類

さまざまな種類の自在金具が存在しますが、その中でも、スノーピークやノルディスクなど主要なテントメーカーで採用されることのが多い、3種類の自在金具をピックアップ。その特徴と使い方を紹介します。

自在金具の種類①】2つ穴タイプの自在金具

【自在金具の種類①】2つ穴タイプの自在金具
出典:Amazon

最も多く目にするのが、アルミなどの金属でできた2つ穴タイプの自在金具。丈夫で軽量、安価で入手できる場所も多い点が魅力。金具が小さいので、3つ穴の三角型よりテンションがかけにくい点が欠点です。

2つ穴タイプの自在金具の使い方

2つ穴タイプの自在金具の使い方
出典:Amazon

2つ穴タイプの自在金具は、写真のようにロープを通し、末端に結び目を作り使います。

結び目がある部分を下に向け、ガイロープを引き出し、輪を作りペグに引っ掛けます。自在金具を上に引き上げることでテンションがかかり、自在金具の穴部分とロープとの摩擦で固定される仕組み。

自在金具の種類②】3つ穴タイプ(三角型)の自在金具

【自在金具の種類②】3つ穴タイプ(三角型)の自在金具
(出典:Amazon

大型タープのメインとなるガイロープに採用されることの多い3つの穴が空いた三角型の自在金具。他の自在金具と比較して金具が大きいのでテンションをかけやすいのが特徴です。他のタイプより高価で重量がある点が欠点。

3つ穴タイプ(三角型)の自在金具 の使い方

3つ穴タイプ(三角型)の自在金具 の使い方
出典:Amazon

3つ穴タイプの自在金具は、写真のようにロープを通し、末端に結び目を作り使います。二等辺三角形の頂点になる部分をテントやタープに向け、三角形の底辺部分にできる輪にペグに引っ掛けます。

自在金具を上に引き上げることでテンションがかかり、自在金具の穴部分とロープとの摩擦で固定される仕組みです。

自在金具の種類③】樹脂製の三角型自在パーツ

【自在金具の種類③】樹脂製の三角型自在パーツ
出典:Amazon

ラインロックとも呼ばれる、ヒルバーグやローカスギアなどの軽量でタフな山岳用テントなどに採用されることの多い、樹脂製でできた三角型の自在です。小型で軽量、丈夫で安価な点が特徴。耐久性の面では金属製に劣る点が欠点です。

樹脂製の三角型自在パーツの使い方

樹脂製の三角型自在パーツの使い方
出典:Amazon

樹脂製の三角型自在パーツは、写真のようにロープを通し、末端に結び目を作り使います。三角形の鋭角になる部分をテントやタープに向け、三角形の底辺部分にできる輪にペグに引っ掛けます。

自在パーツを上に引き上げることでテンションがかかり、サイド部分の歯にロープを食い込ませることで固定される仕組みです。

自在金具がない!壊れた!そんな時は?

自在金具がなくても大丈夫!自在結びで解決

何かの拍子に紛失してしまったり、破損してしまったりと起こりがちな自在金具のトラブル。メーカーや製品によっては自在金具が付属していないパターンもあります。そんなときには、ロープワークで自在を作る、自在結びを覚えていれば安心です。自在結びをマスターして、トラブルに備えましょう。

自在結び(トートラインヒッチ)の結び方

(1) ロープをペグに通します。
(2) 軸となるロープの上をまたぎ、輪を作ります。
(3) ロープの先を軸となるロープの下を通し、②で作った輪の中に通します。
(4) ロープを30cmほど引き伸ばし、①〜③の要領で続けて巻き付けます。
(5) ④で通した輪に、もう一度ロープの先を通します。
(6) ロープの先を⑤で巻いたロープをペグと逆方向にまたぐように移動させます。
(7) 再度①〜③のように軸となるロープにロープの先を巻き付けます。
(8) 結び目をしっかり締めて完成です。移動する結び目が自在金具の役割を果たし、テンションをかけられます。

自在金具を使いこなし、キャンプの設営をスムーズに!   

多種多様な自在金具。テントやタープの立て方に慣れていない方も、使い方と仕組みを事前にチェックしておけば、フィールドでスムーズに設営できます。正しい自在金具の使い方はケガやギアの破損の防止につながりますので、しっかりマスターしておきましょう。

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