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  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!

登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#11 何て読むか分かりますか?茨城県・宝篋山

登山嫌いの理由のひとつ「登山ルートが多い!」

山登りにとって登山ルートを選ぶのは、とても大事です。
みなさんも自分の体力や登る相手、時間などを考えながら地図とにらめっこしているはずです。
またお酒を飲みながらコースタイムを計算し、登山計画を立てているときが楽しいひと時でもあります。

しかし山によっては、登山ルートが複数あって、絶景スポットを見逃している可能性もあります。だからといって、すべてのルートを登るのは余程、お気に入りの山でない限り、不可能です。ハイカーなら色々な山に登りたいものです。

そこで今回、紹介する山は複数ルートがある宝篋山(茨城県)のオススメルートです。
読み方は、最後にお教えします(笑)

自分なりのコース選択基準を設けよう

悩むほど多い6コース(画像には映っていないですが、他に新寺コースあり)。
個人的な選び方としては、
1、「登山道と並行して沢が流れている」と水のせせらぎが聞こえ、辛さも和らぐ。
2、「ルート上に〇〇碑、○○跡がある」と記念碑的なものがあり、読んでるフリをして休める。
3、「ルートのなかで一番の最短ルート」で、サクッと下山する。

迷わず「極楽寺コース」を選びます。
登山口までは田園風景が広がり、稲があるときはもっと気持ちよく歩けます。

子ども連れのハイカーも多く、初心者も気軽に登れます。また登山者と仲が悪いと思われがちなトレイルランナー(写真右)も多く見かけますが、笑顔で挨拶を交わしている光景をみるとほっこりします。

このコースには名前の付いている滝が数か所あります。
滝があるだけで、“楽を与え、苦を取り除いてくれます”。
仏教用語を用いたナイスネーミングの滝です!

それに比べ、山頂にある看板は、センスがないというか、いらない情報です(笑)
しかし、ここから見る筑波山は美しく、富士山のように名山は登るものでなく、眺めるほうが良いのかもしれません。

山の名前は…

答えは
宝篋山(ホウキョウザン)
です。
私も読めませんでしたし、書いたこともありません。

ルート選びに困ったら、ご参考にしてみてください。

ルート
極楽寺コース
宝篋山小田休憩所無料駐車場~極楽寺跡~慈悲の滝~五条の滝~こころの滝~宝篋山山頂のピストンルート
コースタイム:約2時間30分

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アクセス
●マイカー
常磐自動車道 土浦北ICから国道125線で約10分。
宝篋山小田休憩所付近に無料駐車場(約70台)
●公共交通機関
TXつくば駅から小田シャトルバスで約40分。小田東部で下車し徒歩7分。
JR土浦駅から筑波山口行で約30分。宝篋山入口で下車。

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