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  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!
【登山記Vol.63 後立山縦走】3日目 後立山連峰秋の大縦走 2泊3日の山行を徹底レポート/バン旅百名山

【登山記Vol.63 後立山連峰縦走】3日目 後立山連峰 秋の大縦走 2泊3日の山行を徹底レポート/バン旅百名山

後立山連峰縦走コース紹介

後立山連峰縦走1日目

後立山連峰縦走2日目

絨毯のように広がる雲海 最高の最終日スタート! 頂上宿舎〜白馬岳

早朝、白馬岳頂上宿舎のテント場から少し上がったところで朝日を待ち伏せ。地平線まで広がる雲海から神々しい太陽が顔を出す。まさに、天国。最終日にふさわしい最高のスタートです。

頂上宿舎からはまず、白馬山荘へ向かいます。頂上宿舎から白馬岳までは比較的なだらかな上り坂。

頂上宿舎から20分ほどで白馬山荘に到着しました。白馬山荘の営業も終わっており、がらんとした外観です。営業中は軽食や昼食、ドリンクなど楽しむことができるスポットです。もちろん宿泊も可能。しかし、テント場はありません。

白馬山荘から15分ほどで白馬岳山頂に到着です。白馬岳山頂からは日本海が間近に見えるほか、これまで通ってきた白馬三山の姿も眺めることができます。

白馬岳から北アルプスの山々を

日本海を間近に!天国のような稜線歩きを!白馬岳〜小蓮華山

白馬岳からは日本海を眺めながら小蓮華山を経由して白馬大池を目指します。なだらかで美しい稜線に魅了されながら進んでいきます。

栂海新道との分岐にある三国境を経由して小蓮華山を目指します。基本的にこのセクションはなだらかな稜線歩き。右手に雲海、輝かしい太陽に照らされながら進んでいきます。

白馬岳から45分ほどで小蓮華山に到着です。小蓮華山から後ろを振り返ると白馬三山の絶景がドカンと現れ、その景色に言葉を失ってしまうほど。

小蓮華山から白馬三山を

後立山連峰縦走のフィナーレへ!白馬大池を経由して蓮華温泉へ 小蓮華山〜蓮華温泉

小蓮華山からは船越の頭というピークを経由して白馬大池に向かいます。ここからはほとんど登り返しがなく、基本的に平坦か下り基調の道に。最後は心拍数をあげることなく景色を楽しむことができますよ!

小蓮華山から30分ほどで白馬大池の近辺へ。白馬大池を上から見下ろしながら進むこのトレイルの景色は圧巻。白馬大池にはテント場もあるため、ここでのんびりテント泊をするのもありですね。

白馬大池を通過したあとは、この縦走のゴールである蓮華温泉へ向かいます。白馬大池からすぐの区間はまさに「天国へ続く道」といえるほどの一本道が日本海へと続いています。

白馬大池から少し進むと森林限界が終わり、樹林帯へ入ります。樹林帯ではかなり紅葉が進んでおり、特に天狗の庭というスポットから見る紅葉が一段ときれいです。

白馬大池から1時間半でこの縦走のゴールである蓮華温泉に到着。500円で4つの露天風呂に入り放題。最高の景色を見ながら入る温泉は疲れた身体を癒してくれます。

これにて、後立山連峰2泊3日の縦走はおしまい。北アルプス最後の縦走にふさわしい最高の縦走路でした!

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は4回に分けて後立山連峰2泊3日の縦走の模様をお届けしました。三大キレットを2つ通るルートはスリル満点。そしてどこまでも続く平坦なトレイルや荒々しい山々を堪能できるこのルートは、登山者を全く飽きさせない北アルプスの縦走路の中で一番気持ちの良い縦走路ではないでしょうか!(個人的な感想です。)ぜひみなさんも一度歩かれてみてはいかがでしょうか。

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