彩り豊かなオリジナルサルサで、ディップを楽しむ|WHAT A DELICIOUS OUTDOOR #10
気心知れた仲間とわいわいキャンプを楽しむなら、じっとして食べるのではなく、動きのあるものだと気持ちも体も踊るかも。これからの季節、昼間の時間も過ごしやすくなってくるから早いうちにキャンプ場に着いて、華やかなキャンプ料理を作ってみるのはどうでしょう?
今回は、そんなにぎやかな絵の浮かぶオリジナルサルサを使ったアウトドア料理をご紹介。
毎年恒例の少年キャンプ直前、アウトドア体験施設『CLUB3719』の檀さんにメキシカン×ディップなアウトドアパーティー料理を教わりました。
もくじ
彩り豊かなサルサづくり
いろいろな食材が混ざっているサルサですが、ただ混ぜればいいわけではありません。いくつかのポイントがあるので、そこをしっかり押さえましょう。ステップごとに材料をまとめます。
・タマネギ(ダイス切り)*新タマネギの場合はさらさなくてOK
・パプリカ(ダイス切り)
・お酢(白ワインビネガー:日本酢=2:1)
・砂糖 1
・塩 1/3
→サルサの辛みはタマネギの辛み
② ハラペーニョを加えてマリネ
・ハラペーニョ 3~5種類(スライス&みじん切り)
・きつめなお酒(テキーラやウイスキーなど)大さじ1 *溶ける量が目安
・ザラメ 3
→ハラペーニョは辛さに深みが出るので数種類入れるのがオススメ
・塩 1
④ さらに具材を追加
・トマト *赤はダイスカット、グリーンは輪切り
・季節のフルーツ *薄皮のあるフルーツは溶け込まないからおすすめ
→・季節のフルーツを入れることでより楽しく美味しく
⑤ 香りを追加
・ミント(大きめのみじん切り)
*コリアンダー:花・葉・種、ディル:花・葉、フェンネル:花・葉
・パセリ(大きめのみじん切り)
*フェアリーパセリ、フラットパセリ
・バジル(大きめのみじん切り)
・お好みで紫蘇や三つ葉など和のものを入れてもGOOD(大きめのみじん切り)
・レモンスライス
・はちみつ漬けのレモンの液体
・塩
・こしょう
・レモン汁(レモン二個分)
⑧最後に水を加えるのがポイント
・水 ワンカップ
⑨飾り花を散らして華やかに
・コリアンダー
・矢車草
・ボリジ
・セージの花
・ディルの花
・菜の花
→食べられる野菜の花はおいしいので捨てずにとっておく
・水を最後に1カップ入れるのがポイント
・熟れたトマトではなく、青いトマトも使う
・材料はそれぞれ切った状態のものを一気にまとめると良い
・ハラペーニョは素手で触らないこと!痛みが一晩中続きます
・完成した翌日>翌々日>当日の順でうまみが増す。酢と水が入っているため、時間を追ってなじんでいきます。したがって当日は酸っぱい中に甘みを感じる程度がベター
サルサを包む、トルティーヤ
・強力粉 100g
・薄力粉 50g
(もしくは中力粉150g)
・砂糖 小1
・塩 小1/2
・水 250cc
・オリーブオイル 大1.5
上記材料を泡立て器でダマがなくなるように混ぜます。サルサ作りの前にやってしばらく置いておくと生地が落ち着いてGOOD。目安としてはクレープと同じくらいのサラサラ具合を目指しましょう。
熱したフライパンにサラダ油を薄くひいて、両面2分ずつくらい焼いて完成
サルサを引き立てるソースや具材たち
トルティーヤで包むときにサルサと共に楽しむ、ソースや具材もご紹介。
<グアカモレ(アボカドディップ)>
・クリームチーズ 1/2
→サイズ感が2:1になるように
・レモン汁 1/2
→アボカドが黒くならない効果があるので、アボカドを潰すときに一緒に加える
・塩
・こしょう
・パプリカパウダー
<サワークリーム>
・サワークリーム 2
・ヨーグルト 1
→比率。これを攪拌することでなめらかになってまろやかに
<チーズ>
*沸騰させると分離してしまうのでとろ火でじっくりと
*サルサを乗せるときは液が浸透しないよう、ナチョスとの間に他の具材を敷くとベター
<カレー味のひき肉>
・カレー粉
・合いびき肉
<スパイスのひき肉>
・酒
・みりん
・赤とうがらしのみじん切り
・ハラペーニョ
・韓国唐辛子
自分好みに、心ゆくまで
具材がそろえば、あとはどうトルティーヤで包もうが自分次第。気持ちのいい自然の中で、好きな具材を包んで思いのまま頬張ってください。今回のレシピを覚えるだけで、アウトドア料理のレパートリーもグッと広がりますよ。
LIFE WITH NATURE!
コースタイムの1.5倍はかかる写真大好きハイカー。登山はカメラ3台、キャンプはミニマルに、自分らしい自由なアウトドアを楽しんでいます。フィルム登山部メンバー。.HYAKKEIファウンダー&初代編集長。