アウトドア好きのお部屋を拝見!暮らしとアウトドア道具|#12 松葉純也さん
アウトドアを嗜む人びとの「部屋と暮らし」にフォーカスを当てる当企画。今回お邪魔したのは、松葉純也さん宅。月に数回はご家族やご友人とキャンプに出かけられるという生粋のキャンパーご一家。ご自宅の選び方からアウトドアグッズの魅せる収納術まで伺ってきました。
お部屋データ——————————————-
【場所】愛知県名古屋市
【築年数】1年半
【居住歴】1年半
【間取り】4LDK
————————————————————-
もくじ
家選びで後悔しないことが最も重要。家族のために選んだ家とは?
-なぜ今のお住まいにされたのでしょうか?
今、住んでいるのはBESSのワンダーデバイスです。これが二軒目の家になるのですが、一軒目の家が階段の多い鉄筋構造の家で後悔していたんです。階段の上り下りが多いのに加えて、冬はとても冷えるので子どもが毎年体調を壊していました。
同じ轍は踏むまいと十軒以上の工務店や展示場を回ったのですが、一軒目で行ったBESSのLOGWAY(展示場)での衝撃がすさまじく、心ではほぼ決めていました。
-LOGWAYではどのような体験があったのでしょうか?
ネットである程度調べていたのでイメージはしていたのですが、実際に行くと大きく印象が変わりました。木の香りや日の入りなど”五感”で感じる情報が素晴らしく本当に感動しましたね。
また、他の展示場と違って制限時間もなく自由に見ることができたのも良かったです。外で焚き火をしたりと子どもたちもずっと遊べますので。
-実際にお住まいになって良かったポイントなどありますか?
すべて気に入っているので特に一つに選ぶのは難しいです。しいて言うなら冬に温かいことですね。BESSの家は木造ですので、日中に蓄熱した熱が夜まで続き、暖房を入れずとも20度くらいの気温が続きます。家に人を招待するときによく驚かれますね。この家に来てから2回目の冬を迎えましたが、未だに子どもが体調を崩していないんですよ。
キャンプは毎度違う場所でロケーションを楽しむ
-アウトドアを始められたきっかけを教えてください。
もともと父親がよくキャンプに連れて行ってくれていたのがきっかけですね。そこから雪山でスノボなどするようになったり、BBQなどをよくやっていたんです。その後、子どもができて小学校にあがり自分のことは自分でできるようになってきたので、キャンプに行くようになりました。
だいたい月に数回行くのですが、毎回違うキャンプ場に行くようにしています。福井の海沿いのキャンプ場に行ったり、山梨の湖畔キャンプ場まで行ったりしています。
-よく使われているキャンプ道具など、ありますか?
国産の安心して使えるメーカーのものをよく使っていて、テントはスノーピークのツールームに薪ストーブを使うときはローベンス。椅子やコットはヘリノックスを使っていて、寝袋はナンガです。ツボをついてくれる商品が多いので、キャンプ道具はやはり沼ですね。
家具はキャンプ道具と併用し収納は”ディスプレイ”に
-キャンプ道具はどこに収納されているのですか?
家の中とエアトランクに分けて収納しています。キャンプ道具にかかわらず季節ものはエアトランクに預けて、使用頻度の高いものは家の中に収納しています。
-すごくきれいに収納されていらっしゃる印象ですが、意識していることはありますか?
あまりごちゃごちゃとモノを置きすぎないことですね。「収納」というより「ディスプレイ」に近い感覚で、置くものも厳選しています。
また、机や椅子などはキャンプ道具をそのまま家でも使っていますね。そうすることでモノの総量を減らしています。
人への愛情が家に出る。そんな居心地の良い住まい。
誰もが憧れてしまうような、松葉さんのライフスタイルはとても素敵でした。何より家族やご友人への想いが言葉の節々から伝わってきたのが印象的です。そんな松葉さんがBESSの家にたどり着いたのは必然なのかもしれません。
====
エアトランク
配送無料の宅配型トランクルームサービス。玄関先まで自社スタッフが集荷と配送を無料で行うことが特徴。ダンボールに入らないものはそのまま渡すだけでOK。
====
一部写真提供/小学館BE-PAL 2020年10月号、Lightning Vol.321 2020年1月号
.HYAKKEIを運営する会社の代表
.HYAKKEIではディレクター兼フロントを担当。仕事中心の生活で、煮詰まった時に行くソロ登山が趣味。
ストレス度合いに応じて登るコースの難易度が変化し、日帰りの丹沢ハイクから、厳冬期のエベレスト街道まで経験。