アウトドア保存食の決定版!「みそまる」の登山ガイドおすすめレシピ
最近、一部の登山ガイドさんの間で「みそまる」がブームなのだとか。
「みそまる」とは、味噌に乾物などお好みの材料を混ぜ、こねて丸くまとめたもの。山頂についてお湯をかければ、温かいお味噌汁があっという間に完成!ザックに入れてもかさばらず、見た目もかわいいので、山でのちょっとしたおもてなしにもぴったりです。
今回は、登山ガイドさんから教わった、おすすめの「みそまる」アウトドアレシピをご紹介します。
もくじ
基本みそまるのレシピ(5個分)
・味噌・・・80g
・顆粒だし(塩分、化学調味料なし)・・・3g
・お好みの乾物・・・適量
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① ボールに味噌とだし、具(乾物など)を混ぜる
② 約3センチ程度にまる〜くこねて、お団子状にする
③ ラッピングして出来上がり!
お湯をかけて(もしくはバーナーで沸騰させたお湯に入れて)いただきます♪
日持ちは、冷蔵庫に入れれば二週間、冷凍庫なら一ヶ月ほど。まとめて作っておけば、週末登山のたびに使えて便利です(※生モノを材料に入れる場合は当日中に使い切るなど、賞味期限に十分ご注意くださいね!)。
では、みそまるをアレンジした、アウトドアレシピをご紹介します。
ピクニックで春のおもてなし♪ 桜みそまる(5個分)
・味噌・・・80g
・顆粒だし(塩分、化学調味料なし)・・・3g
・花麩・・・適量
・桜えび・・・適量
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☆ ポイント
桜えびをすり鉢ですり、粉状にしてからみそまるにまぶすときれいなピンク色になります。
キャンプや一泊登山の朝に! 食物繊維系みそまる(5個分)
・味噌・・・80g
・顆粒だし(塩分、化学調味料なし)・・・2g
・とろろこんぶ・・・適量
・めかぶやわかめの乾物・・・適量
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☆ポイント
海藻類はだしが強いので、お好みで顆粒だしを少なめにしてもOK
がっつり系登山ランチにも♪ みそまる胡麻ラーメン(5個分)
・味噌・・・80g
・顆粒だし(塩分、化学調味料なし)・・・3g
・きくらげの乾物・・・適量
・とろけるチーズ・・・適量
・胡麻・・・適量
+お好みのラーメン
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☆ポイント
お好みの野菜を切ってジップロックに入れ、一緒に入れても◎
※ 生モノを使用する場合は、賞味期限に十分ご注意ください
ちなみに、登山ガイドさんのおすすめは、
「持参したみそまるにスライスもちを入れてお雑煮風にアレンジすること」だそう♪
手軽にカロリーを摂取できるので、特に肌寒い季節の朝食に重宝するのだとか。
ミソガール・藤本智子さんに聞く
実はこの「みそまる」、古来から「味噌玉」として国内に伝わる歴史あるレシピでもあるんです。
この味噌玉をさらに現代風にかわいくアレンジし、「みそまる」と改め、イベントや情報発信など自ら普及活動に務めている“ミソガール”の藤本智子さんによれば、
「戦国時代、武将たちの戦闘能力に大きな影響を与えたのが『兵糧』で、特に携帯保存食として活用していたのが、インスタント味噌汁の原型となった『味噌玉』です。味噌をお湯で溶く、またはかじるだけで、時間がない時でも手軽に栄養摂取ができる優れものでした」
とのこと!
まとめ
今回は登山ガイドさんに教わったレシピをご紹介しましたが、「みそまる」にはさらに彩り豊かなレシピや、活用法が盛りだくさんです。気になる方は「みそまる普及委員会」のサイトをチェックして、アウトドアレシピに役立ててくださいね!
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<みそまる普及委員会>
http://misomaru.com/
麓の神社で参拝してから、山頂を目指すのが好きです☆
ライター。アウトドア誌、評論誌等で執筆。北アルプスの山小屋に勤務、のち3ヶ月かけて屋久島中のトレイルを練り歩く。最近は島登山にハマっています。