ウルトラライトな乾物で外メシ進化形 #02|90gで作れるドッグパン4個分のドライカレー
栄養と旨味たっぷり、乾物カレーは何グラム?
前回は乾物を鍋に入れてコトコト煮込むだけでできるスープをご紹介しました。
今回は、みんなが大好きなカレー、乾物でいっちゃいます!
A[切干大根 15g、切干にんじん5g、レーズン15g、スライス乾椎茸5g、レッド・レンティル50g]
カレー粉(小さじ1)
ガラムマサラ(小さじ1)
乾燥しょうが(小さじ1/2)
油(適量)
塩(適量)
水1カップ(1カップ=200cc、小さじ1=5cc)
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材料を合わせても90g!
やはり乾物ならではの Ultra Light なカレーです。
アウトドアでの料理は時間をかけたくないもの。なのに豆?と思う人も少なくないかもしれませんが、そこは選びよう。
レッド・レンティルは、レンティルあるいはレンズ豆と呼ばれる豆の皮をむいたもので、熱湯で5分も茹でれば食べられ、戻す必要もなし、アウトドアにぴったりなのです。
乾椎茸も、丸のままだとすぐには戻りませんが、スライスしたものであれば短時間で調理ができます。生姜も、最近は乾燥させたものが売られています。 (参考商品 S&B乾燥しょうが)
材料のパッキングは「漏れない」「軽い」
ケチャップと赤ワインが入っているのは、M社のドリンクタイプヨーグルトの空き容器。
粉類は小さなビニール袋に入れています。油は試供品としてもらった容器を再利用。
オリーブオイルのように見えますが、実は普通の油が入っています。
割れないこと、軽いことがとにかく大事。液体や油が荷物の中でもれる悲惨さたるや。
特に赤ワイン!ケチャップ!は最悪なので、確実に漏れないものを使うのが正解です。
Aの材料は全部一緒にしてOK。密封できる袋に入れて持っていくと便利です。
袋なら使った後は小さくたためば邪魔にならず、もちろん残った料理や食材を持ち帰るのにも使えます。
そして何より、袋に直接水を入れて乾物を戻せば手間もなし!
簡単6ステップ!カレードッグを作ってみましょう
では、作り方をご紹介しましょう。
まずはAに分量の水を入れて乾物を戻します。
戻すというと大げさに聞こえるかもしれませんが、実は多くの乾物は20分以内で戻ります。
今回のカレーの材料もそう。水を加えたら密封袋の蓋を閉め、全体に水が行き渡るように軽くもみます。
鍋に油と生姜を入れて、できれば弱めの火で香りを引き出します。
いい香りがしてきたら、袋の中のものを水ごとすべて投入。
カレー粉を加え、混ぜます。
ケチャップと赤ワインも投入。
鍋に蓋をして15~20分ほど煮るうちにいい香りが漂ってくるはず。
豆が柔らかくなれば出来上がり間近。
ここで塩で味を調え、ガラムマサラでさらなる香りをプラスします。
全体を混ぜ合わせたら出来上がり。
今回はドッグパンを持参してたっぷり挟んで食べることにしました。ビールとの相性も抜群です。
ぜひ試してみてくださいね!
乾物で世界をもっとPEACEに!乾物は古くて新しい未来食! 乾物をヨーグルトで戻すなど、自由な発想で現代のライフスタイルにあった乾物の活用法を提案しています。乾物関連の著書多数。近著に「毎日食べたい乾物ヨーグルトレシピ決定版」(世界文化社)。メディア出演多数。軽くて常温で持ち歩ける乾物はアウトドアにもぴったり〜!
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