• インタビュー
  • キャンプや登山に関わる人々へのインタビュー記事一覧です。自然に魅せられたアウトドアフリーカー、自然と共に生きるアスリート、熱い信念を持つオーナー等、その想いやヒストリー、展望など、写真と共に丁寧にお伝えします。今後の人生の選択肢のひとつとなるヒントが、見つかるかもしれません。

掘り出し物の宝庫!キャンパー急増中の注目ショップ『grow』で手に入れる自分だけのモノ

グランピングをはじめ、キャンプ用に作られた道具ではないものをキャンプに持ち込み、これまでのキャンプのイメージを覆すようなオシャレなサイトを作るキャンパーたち。

そういった方々は一体どんなお店で道具を揃えているのでしょうか?

福島県の猪苗代にある『grow』は、最近そんなオシャレキャンパーたちが足を運ぶ雑貨屋のひとつ。どんな想いでこの店を作り、どんなアイテムを揃えているのか、店長の平野さんにお話を伺いました。

地元のおしゃれ雑貨屋さんが、キャンパーに愛されるワケ

お店は猪苗代には珍しい海外のお店を彷彿とさせる佇まい。この小さな地元の雑貨屋さんが、なぜキャンパーの注目を浴びているのでしょうか?

(※ 2020年現在は定休日が金曜に変更になっています。)

入り口は木を基調とした作りで女性ウケしそう。事実、取材中も女性のお客様が多かった印象です。

店長の平野さん。お店はお一人でやっているそうで通販はやっていません

店長の平野さん。お店はお一人でやっているそうで通販はやっていません

ーー本日は宜しくお願いします。今回はキャンプギアという視点で取材しているのですが、お店自体はアウトドアショップではなく入り口にもある通り雑貨屋さんなんですよね?

そうですね、私はもともと古着屋の仕事をしていたんですが、ここ猪苗代にはこういった大人雑貨のお店が本当になくて。だから自分でやろうとして始めたのが雑貨屋であるこのgrowです。

店内は、食器ブランドのFire Kingなど選りすぐりの雑貨が所狭しと並ぶ

店内は、食器ブランドのFire Kingなど選りすぐりの雑貨が所狭しと並ぶ

ーー雑貨を扱う中で、キャンプでも使える道具がいっぱいあるのは意識されてのことなんでしょうか?

私自身がキャンプが好きというのはありますが、もともとはそれを意識して集めていたわけではないですね。古着を仕事にしていた時から軍モノなどは好きだったのでそういうものも扱っているんですが、それがキャンパーの目に留まったんだと思います。

お店の一角は軍モノだけをまとめたゾーンが。目から鱗の商品ばかり

お店の一角は軍モノだけをまとめたゾーンが。目から鱗の商品ばかり

ーー実は私もキャンプ道具はできるだけ軍モノで統一しようと色々収集しているのですが、どれも魅力的なものばかりですね。

ありがとうございます。おかげさまで軍モノ目当てでお越しになるお客様も多いですね。特に最近ではキャンプ雑誌などでも軍モノが取り上げられたりしていたので、問い合わせが増えたり品薄状態になるアイテムも少なくないです。

ーー軍モノの中ではどういったものがキャンパーに選ばれるんでしょうか?

今日はもう置けてないですがブランケットとか。あとは飯ごうですね、日本製のと違ってフライパンになったりお皿にもなったりして機能的なので便利なんです。

それとこのBOXですね。これはとても人気で今はこのサイズしか残ってないですね。

ーーキャンプはもともと軍から始まってますし、軍モノはすごく考えられて作られていたり機能的なものも多いですもんね。

そうですね、重さなどは気になるところですが最近のオートキャンプは重さよりも見た目だったり、オリジナリティみたいなところが重視されているところもあるので。

こちらのライトも雑誌に載っていたのだとか。編集部も思わず購入しました

こちらのライトも雑誌に載っていたのだとか。編集部も思わず購入しました

軍モノ以外にも、オシャレキャンパーの心を掴む掘り出し物の数々

ーー仕入れもご自身でされているということですが、どういった基準で仕入れているんですか?

基本的には幾つかパートナーがいるので、そこから掘り出し物の情報を頂いたりしています。うちの嗜好も理解してくれているのでその中からチョイスする感じですね。あとは、お客様から「こういうの仕入れられない?」と相談いただいて、調査することもあります。

取材中も常連さんが多く来店していました

取材中も常連さんが多く来店していました

ーーお客様の要望以外では、平野さんご自身の好みというところが大きいんですね。

そうですね。古着上がりということもありヴィンテージものが好きなので、そういう品揃えになっていると思います。

こちらのヴィンテージラジオも編集部でお買い上げ

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ーー軍モノ以外で人気アイテムはありますか?

キッチン周りは人気ありますね。カッティングボードは色々揃えています。うちに来られるキャンパーの方は自由な発想で選んで行かれるので、キャンプ利用を意識せずに仕入れたものでもキャンプで使う目的で購入されるアイテムも多いんです。

もちろん、キャンプ用途を意識して仕入れたものはテストキャンプで実際に使うようにしています。

自然豊かな猪苗代で、キャンプをもっと楽しく

ーー今後の展望などはありますか?

猪苗代ってすごく自然豊かでキャンプ場もあるのに、キャンプ用品の専門店ってないんですよね。なのでいつかそんなお店を別でやりたいなって思っています。

ーー確かに猪苗代は湖水浴もできれば、キャンプ場もあって、山も近い。自然に恵まれたエリアですよね。景色も壮大だからここでキャンプをしたらすごく気持ちいいと思います。キャンプ用品店、楽しみにしています!ありがとうございました。

キャンプをもっと自由に、こだわりを持って

キャンプのために作られた道具はもちろん一つの究極形であり、キャンプでの利用シーンを考え尽くされた名品ばかり。けれどもテントサイトを「ひとつの自分の空間」と捉えるならば、もっと自由な発想を持って、自分なりのこだわりを持って選択しても良いでしょう。そのやり方が「自分に合う合わない」はあれど、否定し合う意味はどこにもないと思います。

キャンプで使われることで、今まで見向きもされなかったり捨てられしまっていたものが陽の目を浴びる。

そんな可能性も秘めているのが昨今のキャンプブーム。
雑貨屋であるgrowがキャンパーから注目されているのも、そういった時代の流れがあるんだと思います。

福島の猪苗代近辺でキャンプをされたり旅行に出かけられた際は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか?あなただけのこだわりのモノが見つかるかもしれませんよ。

店舗情報

『grow』

〒969-2272
耶麻郡猪苗代町大字金田字欠上がり2376

【営業時間】11:00~18:00(12月〜3月は11:00〜16:00)
【定休日】金曜日(12月〜3月は不定休)
(詳しくはお店にご確認ください)

【Tel】080-6000-0960
【Mail】grow3636@icloud.com
【instagram】grow_2014

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