【Vol.78 至仏山】尾瀬のシンボル「至仏山」を実際にレポート/バン旅百名山
2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、尾瀬のシンボル的存在である至仏山へ。コースタイムもそれほど長くなく、周辺には尾瀬ヶ原など見所がたくさん。そんな至仏山の特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!
もくじ
「至仏山」の特徴は?
至仏山は群馬県の尾瀬エリアに位置する標高2,228mの山です。日本百名山のみならず、花の百名山にも選出されており、豊富な高山植物を楽しむことができます。至仏山では貴重な高山植物を保護するため、5月初旬から6月下旬まで登山道を閉鎖していますので、ご注意ください。
至仏山に登るコースをご紹介!
日帰りで山ノ鼻・至仏山を堪能する周回コース|山ノ鼻・至仏山コース
こちらは鳩待峠をスタートし、山ノ鼻を通り至仏山を目指す周回コースです。山ノ鼻から山頂までは登り一方通行のため、先に山ノ鼻の美しい湿原の上を木道で歩きます。また、山頂からは360度の眺望を楽しむことができ、尾瀬ヶ原なども見ることができます。またピストンコースもありますが、周回コースでしか見られない山のシーンや景色の変化を楽しめるためおすすめとなっています。
尾瀬ヶ原と至仏山を周回する長距離コース|尾瀬ヶ原・至仏山コース
こちらは日帰りではなく、1泊2日で尾瀬ヶ原・至仏山を巡る縦走コースになります。尾瀬ヶ原は湿原の中、木道歩きを楽しむことができ、1日目の宿泊地点を山ノ鼻に設定します。1日目は標高差はほとんどなく平坦な道が続きますが、2日目の至仏山までは一気に登りが続きます。ぜひ、至仏山だけでなく尾瀬ヶ原の美しい湿原やお花畑を両方堪能してみてはいかがでしょうか。
尾瀬のシンボル!至仏山を実際にレポート
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。至仏山は高山植物保護のため、5月初旬から6月下旬まで登山道閉鎖期間が設けられています。しっかりとルールを守って登山を楽しみましょう。
尾瀬の玄関口「鳩待峠」からスタート!
鳩待峠駐車場に駐車し、至仏山登山口より登山を開始します。また、鳩待峠は尾瀬ヶ原の玄関口としても有名で、ハイシーズンの週末はマイカー規制もあるため事前にHPなどで情報をゲットしておくことをおすすめします。
平坦な樹林帯を抜けると階段状の登山道を登っていきます。積雪期や残雪期にはこの階段が凍り、非常に滑りやすくなるため注意して進みましょう。
小至仏山を経由して山頂へ!山頂からは尾瀬の絶景が
階段状の登りが終わると正面に小至仏山の姿が。ここから小至仏山までは15分ほど。
小至仏山より手前には展望最高のベンチがあり、絶好の休憩スポットとなっています。眼下には尾瀬ヶ原を、そして正面には燧ケ岳をも見ることができ、何時間でもいることができるスポットです。
登山口から1時間15分で小至仏山に到着です。小至仏山からは一旦登り返しを経て至仏山山頂を目指します。至仏山より左側にある谷川連峰を眺めながら進んでいくことができます。
登山開始から1時間半で至仏山の頂に到着。至仏山の頂上は尾瀬ヶ原や燧ケ岳をはじめ、平ヶ岳や谷川連峰をも眺めることができる大展望スポットになっています。下山は来た道を帰ってもよし、尾瀬ヶ原まで足を延ばすのもよし!
本日のスケジュール
※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
至仏山登山口(6:05)
小至仏山(7:14)
至仏山(7:30)
至仏山登山口(9:04)
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、尾瀬のシンボルである至仏山へいってきました。10月下旬にはすでに雪山と化した至仏山でしたが、山頂からは360度の大パノラマを見ることができました。時間があればゆったりとした尾瀬ヶ原ハイクもおすすめです。
次回予告!初心者から上級者まで楽しめる「武尊山」
次回は、群馬県の奥利根に位置する武尊山へ。武尊山には多様なルートがあり、初心者から上級者まで楽しむことができます。今回はセビオス岳や中ノ岳を経由するロングルートに挑戦します。次回もお楽しみに!
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現在絶賛休学中のおんせん県大分の大学に通う大学生。
学生初、バンライフをしながら一年以内に日本百名山全山登頂を目指して奮闘中。
二人とも関西出身で、アウトドアや登山が大好き!