調理にも食器にも使える万能アイテム「シェラカップ」選び方とおすすめ22選!
「シェラカップってどれも同じじゃないの?」こんなイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。実は一言でシェラカップといってもたくさんの種類があり、用途や汎用性もものによって全然違います。今回はシェラカップの魅力や選び方、用途別のシェラカップをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
もくじ
シェラカップってどんなアイテム?
シェラカップとは「ステンレスや真鍮(しんちゅう)、チタンなどの金属製のカップ」のことです。料理や食事などさまざまなキャンプシーンで活用でき、複数持っている人も多いアイテム。よくキャンプなどに行く人はもちろん、キャンプ初心者でもひとつ持っておけばとっても役に立ちますよ。
シェラカップがキャンパーに愛される理由とは?
キャンパーの間で万能ギアといわれるほど重宝されているアイテム、シェラカップ。特徴は3つあります。
調理にも食器にも使えて万能
シェラカップは単純に食器用カップとしてだけでなく、調理にも使用することができます。また普通のカップと違い、直接火にかけることも可能です。調理し終わったものをそのままお皿として利用できるのもポイントです。
スタッキングできて収納や持ち運びが楽
シェラカップはとても軽く持ち運びに便利なアイテムです。スタッキングや折りたたみ可能なモデルも多数発売されています。
メンテナンスが楽
シェラカップはさびにとても強く、メンテナンスが簡単なのも特徴の一つ。使用後に軽く洗って乾かすだけで何度でも使用できるので、やることが多いキャンプの大きな味方です。
ぜひ自分のお気に入りのシェラカップをひとつ持っておきましょう。
シェラカップの選び方
どれも同じように見えてしまうシェラカップですが、選ぶときのポイントを素材・サイズ・機能の3つに分けてご紹介します。
【その1. 素材】初心者キャンパーにおすすめはステンレス製!
シェラカップの素材として、人気があるのはステンレス製とチタン製の2種類です。それぞれのメリットやデメリットをみていきましょう。
チタン製シェラカップの特徴
値段が高いので一生物のシェラカップをお探しの方や、軽量さが求められる登山向きです。
●メリット
チタンは飛行機に使われる金属でも知られており、重さはステンレスの半分以下ととても軽量です。頑丈でさびにも強く、金属臭も少なめです。またチタンは熱伝導が低い金属なので、直火にかけたり熱いものを入れても、飲み口が熱くなりにくいというメリットがあります。
●デメリット
価格は高めです。熱伝導率が低いので調理にはあまり向きません。
ステンレス製シェラカップの特徴
値段が安いので初心者の方や、荷物が重くても問題ないキャンプ向きです。
●メリット
ステンレス製は価格が安く1000円前後から購入が可能です。また、チタン製と同じくさびに強いという面もあります。
●デメリット
熱伝導が高く、一度温めると口元やハンドル部分まで熱くなるので注意が必要です。また、チタン製に比べて重たい金属です。
結論として、キャンプ初心者には安価に購入できるステンレス製がおすすめです。
【その2. サイズ】コップなら300ml、料理にも使うなら400〜600ml!
シェラカップにはさまざまなサイズがあり、用途によって適切なサイズがあります。
コップとしてメインで使いたい人には300ml程度がおすすめ
標準的なサイズが300mlなので、ひとつ持っておくと大変便利です。また、シェラカップは直接火にかけて使えるのでスープなど冷めてしまったものを再び温め直したいという場面でも役に立ちます。
料理道具としてメインで使いたい人には400〜600mlがおすすめ
フライパンや鍋として利用できるため、インスタント麺やレトルト食品をシェラカップに入れて調理が可能です。このサイズのシェラカップをひとつ持っていくだけでとても重宝します。
メインディッシュの調理&大皿にも使いたい人には600ml以上がおすすめ
600ml以上のシェラカップとなると、メインディッシュの調理が可能となるだけでなく、お皿として役に立ちます。大人数で頻繁にキャンプに行くという人はひとつ持っておいても良いかもしれません。
【その3. 機能】メモリ付きだとさらに便利!
シェラカップの中にはメモリ付きのものもあり、軽量カップとしても使えるので料理をするのに向いています。300mlのシェラカップであれば、0.5合のお米を炊くことが可能です。
フライパンとして使う場合なども想定して、持ち手が長いシェラカップを選んでも良いでしょう。
1997年名古屋生まれ。トラベルライター。 ときどきカメラマン。 “旅とフットボール”をモットーに日本・海外問わず旅を続ける。 フットワークが軽く、どこでも駆けつける。 旅人とゲストハウスが大好き。