外遊びは足元から|#09 サッと脱ぎ履きできるから、キャンプで大活躍! テバのスリッポンスニーカー「エンバー モック 2」
「テバ=サンダルブランド」と思ったら大間違い。
今回はいつもとちょっと趣向を変えて、テバのスリッポンスニーカーを取り上げます。テバといえば、ストラップ仕様のスポーツサンダルがあまりにも有名ですよね。でも、「テバ=サンダルブランド」と思ったら大間違い。じつはテバって、スポーツサンダル以外にもたくさんの魅力的なシューズを展開しているんです。ファッション性の高いカジュアルシューズとか、寒い日に履けるウインターブーツとか。テバの公式サイトで全ラインナップをチェックみてください。スポーツサンダルしか知らなかった人は「こんなにいろいろあったのかー!」と驚くはずです。
かかとを踏んで、サンダルとしても履ける。
今回取り上げるのは「エンバー モック 2」というモデルです。
横から見ると、コロンとしたフォルムがかわいい。アッパーはあたたかなキルティング素材をベースに、履き口にはリブニットのカラーを採用。ミッドソールは軽量なEVAフォーム。
アウトソールはいたってシンプル。前足部とヒール部に滑り止めが施されています。
トゥの部分はスウェード素材を採用。耐久性を高めているほか、見た目的にもアクセントに。
甲の部分にはさりげなくブランドタグがあしらわれています。
そしてこのシューズの最大の特徴が、このヒール部分。伸縮性に優れたネオプレーン素材が用いられていて、通常のシューズとしても履けるうえ、かかとを踏んでクロッグサンダルのように履くこともできます。
脱ぎ履きしやすく、足元あったか。
このシューズが活躍するのはどういったシチュエーションか? それは、ずばり「キャンプ」です。キャンプでは、テントへの出入りなどでシューズを脱ぐ機会が多いですよね。なのでサンダルを履く人が多いと思いますが、一般的なサンダルだと寒い時期は足元が冷えてしまうことも。でも、このテバの「エンバー モック 2」なら、脱ぎ履きがしやすいうえ、アッパーのキルティング素材のおかげで足元をあたたかく保てます。
テントに出入りするときは、このように、かかとを踏んでサンダルに。
そしてかかとをフィットさせれば、通常のスリッポンスニーカーとして着用することができます。履き口のリブニットやネオプレーン素材により、足へのフィット感は良好。そのうえ、インソールには反発性の高いポリウレタンのフットベッドを採用しているので、履き心地は快適です。
サンダルなのに、あたたかい。スニーカーなのに、脱ぎ履きしやすい。まさに両方のいいとこ取り。こういうシューズってありそうでなかったかも? 一足持っていれば、キャンプのほか、日頃のちょっとしたお出かけにも重宝してくれそう。メンズとウィメンズがあり、カラーバリエーションも豊富なので、お好みの色をチョイスしてみてください。
・デザイン ☆☆☆☆
・フィット感 ☆☆☆☆
・軽さ ☆☆☆
・脱ぎ履きしやすさ ☆☆☆☆☆
・暖かさ ☆☆☆☆☆
・コスパ ☆☆☆☆
Run for Beer, Beer for Run.
1976年生まれ。フリーランスのエディター、ライター。スニーカー専門誌『SHOES MASTER』編集長、ランニング専門誌『Runners Pulse』副編集長、フイナム ランニング クラブ♡部長。