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アウトドアで楽しみたい、見た目も味もおいしいアフリカンソーセージ | WHAT A DELICIOUS OUTDOOR #09
アウトドアで必ずと言っていいほど登場する食べものといえば、何を思い浮かべますか?
焼いても鍋に入れてもおいしいソーセージは、アウトドアで人気の食べもののひとつではないでしょうか。ただ、多くはスーパーや道の駅、アウトドアフェスでの出店などで「できあがったもの」を食べることが多いのがソーセージ。
それを今回はゼロから作ってみようと思います。
しかも、見た目も楽しいグルグル巻きのアフリカンソーセージ。
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アウトドア体験施設『CLUB3719』の檀さん自慢のFIRE TABLEで豪快に作っていくことにしましょう。
もくじ
手作りソーセージの肝は「脱、熱」
お肉というのは、熱が加わるとどんどんパサついてしまいます。したがって、ソーセージも作りはじめるまではできるだけ熱を与えないことがポイント。キャンプ場などでその場で仕込む場合は、お肉を半冷凍にして持っていくといいでしょう。
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―お肉
・合いびき肉
・豚バラ 350g(脂身ばかりをチョイス)
・牛脂
→上記で計1kg
―調味料
・塩 23g
・砂糖 10g
・ホワイト、ブラックペッパー 各5g
―ハーブ
・山椒
・フェンネル
・セージ
・ローズマリー
―スパイス(お好み)
・コリアンダー
・クミン
・クローブ
→スパイスは控えめに。ハーブをメインで。
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お肉は色々なものを入れたほうがベター。かつ脂身がないとパサつくので、バラ肉などの部位も使うのがおすすめ、脂身を中心に細かく刻みます。牛脂も使うと良いでしょう。
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ハーブは細かくしてお肉になじむように。
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ひき肉に脂身、牛脂、ハーブ、スパイス、そして塩・砂糖とホワイト・ブラックペッパーを加えます。
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そして機械で15分~20分間ほどこねます。
熱が加わるとパサついてしまうため機械がおすすめですが、ない方は氷の中にボールを置いてこねましょう。とにもかくにも熱を最小限にするのがポイントです。
腸詰めは丁寧に
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お肉ができあがったら、腸詰め。羊腸は東急ハンズやお肉屋で置いてあることが多いので、調達しましょう。とても薄くデリケートなため、専用の器具に慎重に伸ばしていきます。
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そしてゆっくりとお肉を腸に詰めていきます。ひとりでも可能ですが、今回のように長いアフリカンソーセージを作る場合は二人で行うとスムーズ。
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グルグル巻きのものと、連なったものと2パターン作ってみました。腸詰めは丁寧に行う必要があるため、思っている以上に時間がかかります。明るいうちに余裕を持っておくと良いでしょう。
下茹で火は通しておく
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続いて忘れてはいけないのが、下茹で。腸詰が終わったらそのまま火にかけたいところですが、火力を調整しづらいアウトドアでは、火は焼き色をつける&豪快に楽しむことを優先し、あらかじめ火を通しておくのがベターです。
一気に焼き、アウトドアならではの豪快さを楽しむ
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下茹でしたソーセージを、FIRE TABLEで一気に焼きます。キャンプでは焚き火で豪快に楽しんでみてください。
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あらかじめ火は通しているので、お好みの焼き加減に焼きあがったら完成。
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今回は自家製パンと冷製スープとともにいただきます。
アウトドアだからこそ「その場」を楽しむひと手間を
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自分たちで作らずとも、美味しいソーセージは売っています。けれども、そんなソーセージも大自然で楽しむアウトドアだからこそ、自分たちで作ってみる。そうすることで、「その場」をより楽しく演出することができるのです。何よりも、詰める材料もお好みで選べるし、苦労して詰めたものを焼くということがプレミアム。
ぜひ、丁寧に仕込んだソーセージをその場で焼く楽しみを体験してみてください。
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LIFE WITH NATURE!
コースタイムの1.5倍はかかる写真大好きハイカー。登山はカメラ3台、キャンプはミニマルに、自分らしい自由なアウトドアを楽しんでいます。フィルム登山部メンバー。.HYAKKEIファウンダー&初代編集長。