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「ブッシュクラフト」って何?自然と遊びながら学ぶ、生きるために必要な5つのこと

生きるために必要不可欠な5つの要素を知る

まず、生きるために必要なものは5つあります。のっちさん、何だと思いますか?

食でしょう、睡眠でしょう。あと炎と……燃え盛る……うーんあたたかい……

愛。

食! 睡眠! 炎!……と、愛! ぬくもり……?

ごめんなさい嘘です(笑)愛は横に置いといて。森の中で動き回ると何が失われますか?

水分?

ですね。あと、スーハースーハーしてるものは何でしょうか?

空気!

正解です! 食・火(光と熱)・空気・水、そして宿的なもの。ここではサバイバル用語でシェルターと呼びます。これが生き残るために必要な、5つの要素ですね。

これでなんとなく、ぼんやりとしていた”生き残るために必要なもの”のイメージが固まりました!

さらに、これには優先順位があるんです。そしてそれぞれタイムリミットもあることを覚えておいてください。

生きるために必要な5つの要素の、優先順位を知る

5つの要素がわかったところで、今度は、この中で大切な順番を考えていきましょう。

のっちさん。この中で1番大事だと思うものは何ですか?

当たり前に空気! そして次が……食! 空気の次は食べるものを確保しないと、生き残れないような気がします。

その次が水で、火、睡眠、シェルターの順かな?

なるほど。ちなみに人間は食べなくても3週間〜30日も生きられるって知ってました?

人間、つよい。

水はね、めっちゃ大事で。3日ないと大体死にます。

そういわれてみれば、人間の体って70%以上水ですもんね。水、昇格させましょう。

昇格させましょう! ちなみに答えを言ってしまうと、人間の中で一番重要なのは体温の確保、保持 です。なので、そのためのシェルターが空気の次に大事なんですね。

体温を奪われてしまうと、状況にもよりますが、3時間くらいで死んじゃいます。

人間、遭難して死んでしまう原因のナンバーワンが凍死なんですよ。

シェルターめっちゃ大事だ……

ということで、正解は空気→シェルター→水→火→食 が確保の優先順位ですね。

ここに置き去りにされてしまったら、まずはどうにかして暖を取れば良いんですね。とりあえず落ち葉を集めてくるまるとか……

落ち葉大好きじゃないですか(笑)そしてこの順番は、どこの世界に行っても崩れない絶対的なものです。

このシェルター、水、火、睡眠、食を確保して、”なんだ俺、やるじゃん!” を味わうことができる。それがブッシュクラフトの魅力です!

なるほど!

自然と遊ぶように学ぶサバイバル術「ブッシュクラフト」をはじめよう(道具編)

さて。ブッシュクラフトの考え方を学んだところで、ブッシュクラフトで用いる道具の説明をしていきましょうか!

見たことない道具がいっぱいある……!

シェルターをつくるために必要な道具

まずはシェルター周りの道具を紹介していきますね。

一番左が、冷たい地面と自分の間に絶縁をつくるためのマットです。これを敷くことで、冷たい地面に触れずに済みます。その横にある黒いのが寝袋。外気に体温が触れないようにする役割を持っています。その横の緑のものがタープと、そのタープを張るためのロープですね。

THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス
created by Rinker

随分コンパクトなんですね。もっとおお振りのものを想像してました!

とにかく寒さがしのげることが一番なので、最低限ミニマルサイズでOKなんです。

水を浄化するための道具

次は水です。まず水に関しては持ち運びができる水筒が必要です。すごく有名なのは、キャンティーンというタイプです。丈夫なので、僕は海外製品を推奨しています。

Keith チタン キャンティーン メスキット
created by Rinker

あと、水は状況によって煮沸殺菌しないと飲めない場合があります。なのでそれを煮沸できる鍋が必要になってきますね。道具の真ん中あたりです。

右の注射器みたいなのは何ですか?

これは、水に含まれた化学物質を除去するために使うんです。有害な病原菌を除去できます。

重要アイテムですね。サイズも手のひらにおさまるくらいで、持ち運びしやすそう。

火をおこすための道具

これは火をおこすための道具です。とにかく使いやすいのはマッチ、ライターですよね。もし水に濡れてしまったときは、やっぱりサバイバルにはバックアップという考えが非常に有効ですから、このメタルマッチも用意できるとなお安心です。このナイフにもメタルマッチが付いていて、ナイフの背を使って火を起こせます。

モーラ・ナイフ
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あとは燃えさしとして、この花粉症用の鼻ポンが役に立ちます。

花粉症用の鼻ポン
created by Rinker

へえぇ……これが燃えるんですか?

かなりよく燃えますよ! これは持っておけると良いですね。

もっと”念のため”を想定するならば、火が着かなかったときのために、右上のような小さいバーナーを持っていくとさらに安心です。これはかなり本格的な装備ですね。

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