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  • キャンプ好きが贈る、キャンプの体験レポートです。日本にはたくさんのキャンプができる、自然あふれる素敵な場所がたくさんあります。.HYAKKEIでは、そんな場所に実際に足を運び、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっとキャンプに行きたくなりますよ!

今年はじめたい湖畔キャンプ&SUP!ライジングフィールド白馬の大絶景

HYAKKEI.をご覧のみなさん、こんにちは。五島夕夏(ごとうゆうか)と申します。
普段はフリーのイラストレーターとして活動していて、家でぬくぬく過ごすのが大好きな根っからのインドア派です。

今まで初キャンプや初登山を体験してきましたが、今日はまた新たなアクティビティに挑戦しちゃいますよ!

美しすぎる湖へ、『ライジングフィールド白馬』

さてさて今回は……

どこにやってきたのかというと……?

湖だ〜〜!!!!

天国、ここは天国なのか!?
すっごい広い、青い、きれい!

はい。興奮しすぎましたね。

ということで本日やってきたのは、長野県は大町市に位置するアウトドアリゾート、“ライジングフィールド白馬“さんです。

日本有数の美しさを誇る“青木湖“のほとりで、キャンプや絶景を楽しめるこちらの施設。
大自然と雄大な山々に囲まれた中、話題のウォーターアクティビティも体験できるんだとか!

さらにはホテルや大浴場も併設されているので、キャンプじゃなく夜は室内で寝たいな…なんてワガママな願いも叶っちゃうんですよ。

女子に優しい〜!

ホテルも捨てがたいですが今日は最高のキャンプ日和なので、私はテント泊に挑戦。

まずはスタッフさんに手伝ってもらいながら、自分でテントを組み立てます。

レンタル品のテントは思ったよりも分かりやすい構造で、身長150cm・引きこもりがちな私でも無事に設営することができました。

その他にもキャンプ用のテーブルや椅子を揃えれば……。

あっという間に、本日の宿が完成!
なんだかワクワクしてきたぞ。

テントサイトで眺めるだけじゃ物足りない

キャンプの準備もできたことだし、あとはのんびり湖を眺めるだけ……?
なーんて思ったそこのあなた!実はここからが本番なんですよ。

じゃじゃん。
先ほどから写真に映り込んでいたので、お気づきの方も多いはず。

そう。今回のメインイベントは、SUP(サップ)でございます!

SUPとはスタンドアップパドル・サーフィンの略で、サーフボードの上に立ってオールを使い漕ぎ進む、ウォータースポーツのひとつ。
ライジングフィールドさんでは、営業期間中SUPの体験ツアーも行っているのです!

しかしSUPと聞くと、イケてる細マッチョなナイスガイが波に乗りまくっているイメージしかありません。(超主観)
運動神経皆無の私でも、うまく乗りこなすことができるのでしょうか?

まずは水の揺れに慣れるため、大きなボードに乗ってスタッフの方に漕いでもらいます。

この大きいSUPはSUPER SUPと言い、なんと最大8人乗り!
湖上をまったり楽しめるということで、ご年配の方にも好評なんだとか。

そしてなんと、ハンモックをボードの上に置けば、最高の浮遊感も味わうことができちゃうのだそう!
どんな感覚なんだろう、わくわく。

それでは人生はじめてのSUP体験、スタートです!

ふわーっと徐々に岸から離れていく身体。
ボードが大きいせいか、それほど恐怖心はありません。

ただ船と違って平らなので、少しバランスを崩したら落ちそうな気がする!ドキドキ。

しばらくすると揺れにも慣れ、なんとか自力で立ち上がれました。
なにこれ、す〜っごく気持ちが良い!

湖は海のように大きな波が立たないので、初心者でものんびり景色を眺めることができるんだそうですよ。

ハンモックに寝転がると恐怖心はさらに薄まり、テンション最高潮!

水の揺れとハンモックの揺れ、2つが合わさるとまるで身体が宙に浮いているみたい。
SUPってこんな楽しみ方もあったんだ。

目を開ければイケメンのスタッフさんがガイドしてくれるし、なんだここは夢の中なのか?

このSUPER SUP、男女で乗ったら恋に落ちると思います。
自分のためにオールを掴む男性、かっこよすぎるもん。

SUPで湖の真ん中へ。ひとりで感じる大自然

さて、お次はいよいよ一人SUPに挑戦です。
座り方、立ち方、オールの持ち方などを丁寧に教わって、いざ出航!

広い湖に一人きりだなんて、コワイ……。
と最初は不安だったのですが、岸から離れてしばらくするとそんな気持ちは忘れてしまいました。

なんてったって、景色がすごいんですよ。
息を飲むほど美しい緑と青のコントラストと、爽やかな風。

心配していた一人SUPでしたが、わりとすんなりバランスをとって漕ぐことができました。

SUPは難しいと思われがちですが、本来しずかな場所なら水に落ちる人はほぼいないくらい、誰でもゆったり楽しめるスポーツなんですって。
知らなかった〜!

たっぷり湖上を楽しんだ後は、テントサイトで少し休憩。
可愛いわんちゃんも走り回っていました。

普段は陸から眺めているだけの湖だったけれど、湖から陸を眺めるのもまた新鮮な体験ですね。

夜でもできる、特別体験『ナイトSUP』

しばらくして日が沈んだころ、再びSUPER SUPで湖に繰り出します。

ここ青木湖は、きちんと安全に配慮すればなんと!夜でもSUP体験(ナイトSUP)を行うことができるんですよ。

目に入ってくるのはランタンの灯りと月明かり、そして満天の星だけ。
日本にいるとは思えない、なんなら現実とは思えない光景にただただ見とれてしまいました。

ここが世界の中心みたいだ!

岸にもどり焚き火を見つめる瞬間もまた、幸せなこと。水も火も綺麗。
日常から離れ自然に触れると、当たり前の美しさに改めて気づかされます。

美味しくって美味しくってたまらないキャンプ飯を堪能し、本日はこれにて終了!

SUPで身体を動かしたせいか、いつもよりぐっすり眠ってしまいました。

水に揺られて見る夜明け

明くる朝、目を覚ましたのは日が昇る前。

「青木湖でSUPをするなら、朝焼けの時間が最高!」という話を聞き、最後にもういちど湖に繰り出すことにしたのです。

夜とはまた違う、完全な静けさ。
ドキドキしながらボードを漕いで進みます。

数分経つと、少しずつ顔を出した日が鏡のように水面を照らしはじめました。

日が昇りきった後に見た光景は、あまりにもドラマチックで眩しくって、涙が出るほど大感動!
こんな景色が長野で見られること、どうしてもっと早く知らなかったんだろう。

SUPER SUPに道具を乗せれば、即席湖上カフェだって開けちゃう。
神々しいほどの朝日と、浮遊感と、暖かいコーヒー。
こんな贅沢の形がこの世にあったのか〜!

本当に心洗われる2日間となりました。

大切なひとたちと今年はキャンプ&SUP!

全身全霊で自然を感じた、青木湖でのキャンプ&SUP体験。
のんびりキャンプも良いけれど、SUPのようなアクティビティを併せて楽しむことで、さらに充実した時間を過ごすことができました。
写真や言葉だけでは伝わらない感触が、ここにはありました。

みなさまも家族で、恋人同士で、お一人でも、ぜひこの絶景を味わってみてはいかがでしょうか。

一生の思い出が残ること、間違いなしですよ!

取材協力

ライジングフィールド白馬

青木湖湖畔に位置し、キャンプと合わせて絶景の中SUPを楽しむことができるアウトドアリゾート施設。ホテルや大浴場も併設されているため、女性やキャンプ初心者、世代を超えたファミリーでも安心して楽しめる。
(予約は下記ウェブサイトから可能)

・住所
〒398-0001
長野県大町市平20754

・ウェブサイト
http://hakuba.rising-field.com/

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(写真:小澤彩聖)

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