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天然成分アロマで「手作り虫よけスプレー」の作り方!ソト遊びに必須!

レジャーに必須なモノといえば、「虫よけスプレー」ですよね。
でも、「市販の虫よけスプレーは、あの独特のニオイが苦手」、「肌にやさしい虫よけスプレーがほしい」、「いい匂いで、気分転換にもなったらいいな」と思うことありませんか?。

<公益社団法人 日本アロマ環境協会>認定のアロマテラピー・インストラクターでもある筆者が、これからのレジャーシーズンにとっておきの、アロマの精油でカンタンに作れる「虫よけスプレー」の作り方を伝授!お出かけ前に、ぜひ作って持参してみてくださいね。

用意するもの(25mlを作る場合)

・アロマ精油 計4滴
<薄荷(ミント)、レモングラス、レモンユーカリ、ゼラニウム 各1滴ずつ>
(アロマテラピー専門店や無印良品などで購入できます)
・精製水 22ml
・無水エタノール 3ml(薬局などで購入できます)
・スプレーボトル 1本
・計量カップ 1つ
・油性ペン
・マスキングテープ*デコレーションしたい方は、転写シールなども用意しましょう

ポイント

*今回、虫よけにおすすめの精油を4種ブレンドして作りますが、用意できない場合は、薄荷だけでもOK

*保存期限は2週間。ボトルはすぐに使い切れるサイズがおすすめ

*50mlなど、ボトルサイズを大きくする場合、精油は最大でも<10滴以下>にしてくださいね

作り方

1、無水エタノールを3ml計って、カップに入れる

3mlを計りやすい計量カップがおすすめ。精油と精製水をうまく混ぜ合わせるために入れます。

2、精油を1滴ずつ、ゆっくりと垂らし入れる

1滴出ると、ポタポタと連続して出てしまうこともあるので、ゆっくりと慎重に、精油ボトルを傾けましょう。

3、精製水をボトルいっぱい入れたら、3~4回軽く振って混ぜ合わせる

フタを閉めたとき、溢れない程度に注ぎます。

4、作った日付をテープに書いて、ボトルに貼り付ける

防腐剤を使用していないため、保存は2週間が目安。中身や期限を忘れないよう、ラベルに書いておきます。

5、最後に自分好みにボトルをデコレーションして、完成!

ボトルを可愛くデコレーションすれば、バッグから取り出すのも楽しくなりますね♩

使い方

*虫が気になるときに、衣類や肌にシュシュッと吹きかけます(顔や目に吹きかけないようご注意ください)

*香りは、徐々に揮発して薄くなります。天然成分だけで作っている分、持続性・即効性は低いため、こまめにシュシュッとするのがおすすめです。

*ディート(昆虫などの忌避する化合物)を使用している、市販虫よけスプレーよりも断然いい香り。気分転換したいときにもおすすめです。

楽しく使うために、以下のことにもかならず注意してくださいね。

作製上・使用上の注意

・精油の原液が直接肌につかないようにしてください。ついてしまった場合は、すぐに大量の水で洗い流してください。

・保存期間は2週間を目安に。防腐剤を使っていないので、早めに使い切るようにしましょう。

・基本的には、3歳未満の子供・妊婦・敏感肌の方・ペットの肌につかないように使用してください。

・肌や香りに異常を感じた時は、すぐに使用を中止してください。

・保管の際は、なるべく高温多湿を避け、冷暗所に保管してください。

・衣類へ吹きかける場合、オイルの染み込みに注意してください。

・車内など、狭い空間で使用する場合は、時おり換気をしながら使いましょう。

おまけ…アロマのうんちく

そもそもアロマで使う「精油」とは、エッセンシャルオイルとも呼ばれ、植物の葉っぱや花びら等から採油した、天然の素材。いわゆる「芳香物質」です。

今回使った4種類の精油(薄荷(ミント)、レモングラス、レモンユーカリ、ゼラニウム)は、虫よけに期待される香りとして知られています。

今回とおなじ作り方で、精油の種類を変えれば、抗菌エアーフレッシュナーや、リラックスしたいときに効果的なスプレーを作ることもできるんです。

タスマニア島の大自然のなかにある、巨大なラベンダー畑。このラベンダーの花と葉からも精油が採れる
タスマニア島の大自然のなかにある、巨大なラベンダー畑。このラベンダーの花と葉からも精油が採れる

待ちに待ったレジャーシーズン到来。
天然成分のアロマ精油で、ぜひ「虫よけスプレー」を作ってみてくださいね!

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