突然ですが質問です。
みなさんは最近、家族世代を越えて思いっきり楽しい時間を過ごしたのはいつですか?


雄大で美しい大自然の中、


新しい体験を目の当たりにして、喜びと驚きを全身で表現する我が子。

子どもに背中を見せて先導してくれるカッコいい旦那。

普段の家事や育児から放たれ、心からリラックスしている妻。

そして、家族みんなで1つの体験を共有することで生まれる笑顔。


そんな、絵としては想像はできるけど実生活ではちょっと薄れてしまった光景が、目の前に訪れる2日間。それをきっかけに家族に新しい何かが生まれる2日間。

今回.HYAKKEI編集部は、そんなかけがえのない体験作りをする『ACO CHILL』の皆様に、このイベントにかける想いをうかがってきました。

(左から順に)

若松 貴三さん:有限会社タクティクスレコーズ。ACO CHILLの広報担当。姉妹イベントNew Acoustic Campの主催をしているOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND(OAU)のマネージャー。

岩田 眞宗さん:株式会社SMILE KIDS GROUP代表園長。ACO CHILLの子ども向けコンテンツをプロデュース。

田名網 彩樹さん:株式会社スローハンド・リレイション。ACO CHILLの広報・WEB等制作物を担当。

今年開催2年目となる、“ACO CHILL”とは?


——本日はよろしくお願い致します。まず、ACO CHILLとは一旦どんなイベントなのかを教えていただけますでしょうか?



ACO CHILLは「ACOUSTIC」×「CHILDREN」×「CHILL OUT」をコンセプトに産声を上げた、お子様も大人も家族世代関係なく楽しめるイベントです。音楽はもちろん、ワークショップやレクリエーションが充実しているのが特徴ですね。

今年開催2年目となる、“ACO CHILL”とは?|「家族・世代を越えて野遊びを!2日限りの野外エンタメ・フィールド“ACO CHILL”の話を聞いてきた」の3枚目の画像

——なんといっても“CHILDREN”というコンセプトがとても気になっています。子供に向けたイベントと思うのですが、そのような形にした想いというのは何かあるのでしょうか?


もともとは、2010年から開催しているNew Acoustic Camp(NAC)のキッズエリアからのスピンアウトで、昨年から開催しました。普通のフェスはコンテンツが大人向けであることが多いように思いますが、NACで僕らはお子様に気を配っていたら、いつの間にかファミリーでの参加がすごく増えていたんです。


「子供がいるからフェスはやめよう」ではなく、「子供がいるからこそ、フェスへいこう」という思いを持ってお越し頂きたいと思っています。 そうした考えの中で、子供がつまらない思いをしないためにもNACでキッズエリアを担当してきました。

僕は全国で開催するフェス含めて30箇所以上でキッズエリアをプロデュースし運営してきました。もともとは子育て支援の一貫としてキャンプ教室を年2回開催してきたのがフェスでキッズエリアを設ける事になったきっかけです。

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どうやって育児をしたら良いか分からない。そんな育児に戸惑う親御さんに少しでも育児のヒントになってくれればと、キャンプ教室を開催し外遊びをする中で強く思うようになりました。

お子様と外遊びすれば父親も輝けるし、お子様も自然を感じることができます。成長する過程で遊びから学ぶという貴重な体験ができると思います。父親とお子様が遊んでいる間、母親はゆっくりすることもできます。

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たとえば、植木のワークショップをやった場合、それ以降「育てる」という経験が生まれたり、もっと作りたいとなれば一緒に作ったりとか。そうやって、子供を中心としたファミリーにいろいろなきっかけを提供していきたい。そしてお子様には新たに視野をどんどん広げてほしいと思っています。


NACのキッズエリアもそのような考えで運営しているうちに、御殿場市の事業に関わる方々に共感して頂いて「御殿場でもこういうイベントをやりたい!」と誘って頂いたんです。2013年頃から構想はあったものの調整に時間がかかり、2015年にようやく初開催となりました。



——自治体発で、このイベントが立ち上がったということでしょうか?


そうですね。自治体の皆さんのご協力を含め、人とのつながりというか、ご縁ですね。

会場の近くにはウイスキーの工場や蒸留所もあるんです。ACO CHILLの前後にそういったところを見学してもらったり、御殿場の観光施設をめぐる、ご当地のグルメを楽しむなど、御殿場をつなぐハブになれたら良いなと思っています。


普通のフェスって朝早くからお客様が集まってくるところが、去年の初開催時は地元のご家族がゆっくりと集まってきました。近隣からふらっといらしていて、地元に根座せるイベントだなって感じましたね。

今年はアウトレットや蒸溜所との回遊バスも運行する予定です。お母様は買い物、お子様とお父様はアコチルみたいな、御殿場市を遊び尽くす。そんな遊び方も出来ますね。




——“CHILL OUT”というコンセプトを加えている理由はあるのですか?


親というのは子育ても家事も大変ですよね。だから、ここに来たらくつろいでもらえる、という場を提供したかったんです。芝生で寝転んだり、父親はちょっとウイスキーでも飲んでみたり。

そういった考えから、タイムテーブルも参加者がせせこましい思いをしないように組んでいます。音が全く鳴り響かない時間帯も設けているんですよ。これも一般的なフェスにはあまり見られないですが、風の音や、木々のせせらぎ、鳥の鳴き声など、自然を肌で感じてもらえたらなと思っています。


今年からはキャンプ泊もできるので、もっとCHILL OUTできる環境になっていると思います。

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家族・世代を越えて楽しめるコンテンツづくり


——お話頂いたコンセプトは、コンテンツにどのように反映されているのでしょうか?


去年の“エンタメ性”をふくらませてCOWCOWさんやトータルテンボスさん等、より親子そろって笑って楽しめるようなパフォーマーさんを呼んでいます。

家族・世代を越えて楽しめるコンテンツづくり|「家族・世代を越えて野遊びを!2日限りの野外エンタメ・フィールド“ACO CHILL”の話を聞いてきた」の3枚目の画像

また、ワークショップのさらなる充実で、“チャレンジ”という要素を追加しています。これは演奏や展示だけでなく、実際に身体を動かして参加してもらう企画でして。

たとえば元サッカー日本代表の鈴木啓太さんをお呼びして「アクティブサッカーチャレンジ」を行って頂いたり、KAKUEIさんには「リズムで遊ぼうパチカ教室」を開いて頂いたりします。同じくOAUのマーティンも、ヴァイオリンレッスンを親子向けに開催しますよ。

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家族・世代を越えて楽しめるコンテンツづくり|「家族・世代を越えて野遊びを!2日限りの野外エンタメ・フィールド“ACO CHILL”の話を聞いてきた」の6枚目の画像

その道の第一人者に教えてもらえるなんて機会滅多にないですよね。


普段はご家庭での生活リズムがあり、夜遅くまで起きてる事がなかなかできない環境だと思います。ですが、この日に限ってはそれが許される時間にしたいと思っています。芝生はフカフカで気持ちいいし、キャンドルジュンさんによるデコレーションにも癒されながら、ユル〜く過ごす。

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お子様も「あれもやりたい!これもやりたい!このアーティストと一緒にやりたい!」と、雲の上の存在のように思われがちなトップアーティストの人たちが身近になって、小さな夢から大きな夢になるきっかけ作りを行う。そういうコンテンツ作りをしています。


お子様にはそうやって夢を現実にしてもらう一方で、大人も楽しめるようなアーティストを呼んでいます、Charさんをはじめ喜んでいただけると嬉しいですね。



お子様を中心に楽しく過ごせれば親や祖父母も楽しい、みんなそろって楽しいという世代を越えたイベントにしています。それぞれが輝けるものにできたらなって思いますね。



音楽が主体ではない、ワークショップやパフォーマンスなどすべてが並列なコンテンツ編成のイベントです。だからフェスって呼んじゃうと誤解が生まれそうなんですよね、エンターテインメントフェスっていうか。

何か良い言葉考えてください(笑)

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自然の中で、子供たちの心と体を突き動かす


——去年の様子を見ていてすごく印象的だったのが、子供たちがステージの前でスタンディングして手を挙げて「ウォーっ!」って叫んでる感じの写真なんです。あれって自然にそうなったんですか?


あの光景にはわたしたちも正直驚きました、想像以上です!


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『フックブックロー』のけっさくくん(谷本賢一郎)がステージに出てきた時は特にすごかったですよね。「けっさくくーん!!!」って皆叫んで。ステージから降りるときも「けっさくくん帰らないで〜!!!」って。


親と並んで観る感じなのかな〜って思っていたら、親は後ろで見守っている形で、子供だけで率先してステージ最前に行っていました。もっと激しい音楽だったらモッシュが起きるんじゃないかってくらいの熱量でしたよ(笑)

自分から積極的に動いて学ぶ、何かを得ていけるようなイベントにしたかったので、この反応は嬉しかったですね。見ているだけでなくアクティブになれるような仕掛けをということで、先ほど申し上げた“チャレンジ”というコンテンツも盛り込みました。

普通のワークショップのように用意したところにただ集まって来るだけでない、積極的な機会を設けたかったんです。

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——このイベントをアウトドアで行うことにしたのって何故なんですか?

外で遊ぶのが一番気持ちいいし楽しいですよね。




裸足で芝生の上で遊べるとか、中ではできないことが多いですし。



自然を感じることで得られる学びというのもあります。震災をきっかけに自然に対する畏怖の気持ちもある中で、勉強だけじゃない、生活のベースとなるような知恵などを学んでもらったり感じたりしてほしいと思っています。


地元の間伐材を用いたワークショップもあるんですが、子供たちが普段間伐材について考えたり話したりする機会なんてないので、そういうものを通して体験させたいという思いもありますね。

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アウトドアの入門に。老若男女、みんなにやさしいイベント


——これまで子供たちや父親についてのお話はありましたが、母親目線では何かポイントってありますか?


多くのご家庭では、家事や育児など家庭の事はお母さんが率先し、お父さんはお仕事で帰りはいつも夜になるなど、寝顔しか見れない環境がご家庭ではあるかと思います。

ですが、この日は、お父さんがお子さんに積極的に関わり、触れ合う時間が増え、お母さんはお父さんとお子さんの楽しそうにはしゃぐ姿を後ろから見守る。

そんな一息つく環境があって、夫婦やお子さんの存在をいつもよりさらに身近に感じ、明日への活力となれれば良いなって僕は思います。


アウトドアの入門に。老若男女、みんなにやさしいイベント|「家族・世代を越えて野遊びを!2日限りの野外エンタメ・フィールド“ACO CHILL”の話を聞いてきた」の3枚目の画像

親子でワークショップやコンテンツのチャレンジなどに参加し、お子さんの得意な事や好きな事を新たに知るきっかけになったり、夫婦が協力し好きなアーティストを交代で見に行く事ができたりなど、フェスを通して家族の関係がより深まる事ができれば嬉しいですね。


——最後に、読者の皆様に伝えたいことはありますか?

はじめてアウトドアデビューしたい人にとっては本当にやさしいイベントになっていると思います。外遊びのきっかけ作りとして、家族での新しい挑戦として楽しんでほしいですね。


親子で遊びや音楽を一緒に楽しんで、また次の世代に受け継がれてみんなが楽しめる、そんな年に1回のイベントとして参加してほしいです。音楽好きは直接ミュージシャンやその道のトップランナーとかかわれる良い機会ですし、ワークショップを通じて自分の手でオリジナルのモノを作ったり、楽しんでほしいです。

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スニーカーにちょっと厚着で参加する、くらいのアウトドア入門編の気持ちで参加してほしいです。手ぶらでキャンプできるチケットもご用意していますし、女性にもやさしいです。なぜなら会場の隣は温泉ですから(笑)

もっとディープにアウトドアを楽しみたい方は、がっつりキャンプして頂いても良いですね!



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子供たちが全身を使って楽しんでいる光景が目に浮かぶACO CHILL。家族でかけがえのない楽しい時間を過ごすのにも、ぴったりなイベントになりそうです。チケットは好評発売中!アウトドア好きもはじめての方も、是非チャレンジしてみてくださいね。

ACO CHILL’16 powered by 富士山麓

開催日程:
2016年5月14日(土)・15日(日)

開場/開演:
14日(土):9:00〜21:00(予定)
15日(日):9:00〜18:00(予定)

会場:
静岡県御殿場市「富士山樹空の森」(メイン会場)
※キャンプサイト:御殿場やまぼうしオートキャンプ場

チケット:発売中

公式サイトはこちら
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.HYAKKEI編集部

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