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トレイル整備活動を初体験!地元民の手によって整備された「ドングリランド」トレイルコース
香川県高松市にある「ドングリランド」は、森林に囲まれた広大な森。その敷地内では季節によってさまざまな動植物を観察でき、タケノコ採りやバーベキューなどのイベントも開催されています。
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そんな「ドングリランド」には、地元トレイルランナー達によって整備されたトレイルコースがあるとのこと。定期的な整備によってコースを維持する他、新しいコースの開拓も行われていると言います。今回、その整備活動に参加すると共に、整備されたコースを実際に走らせて頂きました。
もくじ
子どもたちも参加するトレイル整備活動
草木は成長するため、トレイルコースは一度整備して終わりというわけにはいきません。そのため、定期的に時間のある人々が集まり、コースの維持に務めています。この日は、合計8名の人々が集結しました。
道具の用意
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整備に必要な道具は、ビジターセンターで借りることができました。スコップやナタ、ノコなどを持ち、動きやすい服装で山へと向かいます。
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参加者の中には子どももいました。険しい山を歩き、木を切るなど力仕事を行うトレイル整備。すでに何度も参加しているようですが、非常にたくましい姿です。
草木を切ってコースを拓く
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人々が自然を楽しむうえでは、安全の確保がとても大切。自然を保ちながら、コースを走るうえで危ない草木のみを切っていきます。横から伸びた枝はもちろん、足元の落ち葉や切り株なども危険です。
斜面の階段や橋も手作り
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転倒による怪我などを防ぐため、斜面に階段を設けることも。よく目にする木で造られた階段、手作りするシーンは初めて見ました。
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途中で水場があれば、渡るための橋も作ります。古い橋は壊れやすくなっているので、新しい橋を設けることで安全を確保。「竹は割れやすいから危ない」という声もあり、使用する素材も重要となるようです。
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この日は、3時間ほどで整備を終了。途中で帰宅した方、逆に合流した方もいらっしゃいました。誰もが楽しみながら活動していて、「山が好き」という思いを感じます。何気なく走っているトレイルコースも、誰かの手によって整備されている。山を走る者としては、とても貴重な体験をさせて頂きました。
トレイルコースを走ってみた
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整備翌日は、「ドングリランド」内にあるトレイルコースを実際に走って案内してもらいました。整備した場所はごく一部に過ぎず、敷地内にはいくつものトレイルコースが設けられています。
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案内版が点在しているので、現在位置を確認しながら進むのがオススメ。曲がり角や入っていく道を変えるだけで、さまざまなコースを走ることができます。
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整備に参加していた子どもたちも、一緒に走りました。上り坂ではさすがに「疲れた」「脚が痛い」など音を上げる場面もありますが、下り坂は大人を置き去りにするほどのスピード。「環境は子どもの成長にも大きな影響を与えるのだな」…と、子を持つ親としては感心させられました。
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緑あふれる森、ふと頭上や周囲を見渡すと素晴らしい景色が広がります。決して高い山ではありませんが、自然を満喫できる素晴らしいコースと言えるでしょう。
自分たちで走る・楽しむ場所を、自分たちの手によって作り上げる。だからこそ、コースへの思い入れも一層大きなものとなるのでしょう。整備活動ではコース維持だけでなく、新たなコースの開拓も行われています。香川県を訪れた際には、是非とも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。タイミングが合えば、整備活動に参加させてもらうことができるかもしれません。
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全国各地を自らの脚で走り回るスポーツライター
“走る”フリーライター 兼 ナレッジ・リンクス(株)代表。その他、中学校の陸上部コーチも務める。趣味はマラソンとトライアスロン。レース出走は年間約20本、月間走行距離は500km以上。全国さまざまな場所で走り回っている。