• 体験レポート
  • 登山好きが贈る、登山の体験レポートです。日本、そして世界の山々にはたくさんの魅力にあふれています。春夏秋冬、その時々で異なる顔を見せてくれる素敵な山がたくさんあります。まさに百景。.HYAKKEIでは、そんな山に実際に登り、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっと山に登りたくなりますよ!

【九州名景!】九重連山を眺める紅葉スポット~九州自然歩道のミチノリVol.3~

九州を一周する3000kmの九州自然歩道の中でも特におすすめのスポットをご紹介します!

※「九州自然歩道とは」については「九州自然歩道のミチノリVol.0 〜日本を代表するロングトレイルになる〜」をチェック※

九州の名峰、九重連山

阿蘇とともに「九州の屋根」と称される「九重連山」は九州だけでなく、全国から登山愛好家が登りに来る山です。標高1,791mの中岳を最高峰に、久住山(1,787m)、大船山(1,786m)など1,700m級の山々の8座を有しています。

森林や草原、岩道など多様な変化に富んだ登山を楽しむことができ、登山道もよく整備されているため、多くの登山者が訪れます。春夏秋冬、どの季節でもそれぞれの楽しみや風景がありますが、最も人気なのが春のミヤマキリシマの時期。

多いときには、日に数万人の登山客が来るほど!大船山や平治岳のミヤマキリシマをぜひ見に来てください。

登山口で楽しむ九重の自然

ミヤマキリシマに負けず劣らず人気なのが、紅葉シーズン。
山頂部から徐々に下って行く紅葉は、場所に応じて長い期間楽しめます。

今回ご紹介する九州自然歩道は、登山までは行かないけど散策しながら紅葉を楽しみたい!人向け。

長者原ビジターセンターからタデ原湿原を通り、牧ノ戸峠までの自然散策路を楽しみ、筋湯温泉までの道、約8kmのコースです。
気軽に九重を楽しめるスポットをご紹介します!

長者原ビジターセンターを起点にタデ原湿原へ

中間湿原としては日本国最大級の面積を有し、坊ヶツルとともにラムサール条約の登録湿地となりました。

ここの湿原は、地元の方々によって毎年行われる「野焼き」によって維持されています。九州の魅力は「人と自然の距離が近いこと」。古い昔から森や海、川、草原、火山とともに生きてきているのが、地域に根付いた文化や自然を見ていて感じます。

タデ原湿原を抜け、森の中へ

急な登り道・下り道はなく、平坦な道を歩け、楽しめるのがいいところ。
ここからだんだんと紅葉の中に!

気軽に紅葉のトンネルを歩ける数少ないスポットです!!

牧ノ戸峠で紅葉の絶景!

緩やかな登りを3kmほど歩くと、長者原と並び人気の登山口「牧ノ戸峠」に到着です。
大きい駐車場に売店があり、たくさんの人で溢れ返っていました。

ここから九重連山に登る人も多いですが、気軽に山の紅葉を楽しめるのが「牧ノ戸展望台」。
遠くは阿蘇山を眺めることもでき、後ろを振り返ってみると、見事な紅葉が!!

空色と紅葉の見事なコントラストが絶景です。
気軽に車でも行けるスポットなので、ドライブがてら観光がてらにぜひお立ち寄りを!

小松地獄から筋湯温泉へ

もう一つオススメのスポットが、牧ノ戸峠から筋湯温泉の方へ降りていくとある「小松地獄」。

常に吹き上がる蒸気と噴出し岩肌にこびりつく熱泥は、地獄のような情景。
ここのオススメは、何といっても温泉卵!

小松地獄の中には、2か所「たまごむし湯」があり、自分たちで持ってきた生卵をカゴにいれて、温泉卵をつくることができます。

歩き終わったら、小松地獄から徒歩10分程の筋湯温泉がオススメ!
1000年以上の長い歴史を誇る温泉郷の中心にある共同浴場「うたせ大浴場」。温泉宿30件以上が点在している中でもひときわ目をひく白壁造りの温浴場には2mの高さのうたせ湯があります。“筋肉をほぐす湯”として、「筋の病に効く」ことから筋湯温泉の由来ともなりました。

しっかり歩いた後は、しっかり身体を癒して、ゆっくり休みましょう!!

イベントに参加してみよう!

今回の約8kmのコースは、九重連山を中心に活動している「九重ふるさと自然学校」主催のハイキングイベントでした。

タデ原湿原の文化や紅葉、小松地獄でのゆで卵など、様々な九重連山の楽しみ方を教えていただきました。

個人で楽しいこともありますが、ときにはイベントに参加して地域の歴史や文化を知りながら歩いてみませんか?美味しいゆで卵がつくこともありますよ(笑)

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