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バーベキューやキャンプのお肉の種類と選び方を徹底解説!

バーベキューやキャンプ飯の成功の鍵を握るお肉!幹事さんはお肉の調達という重大任務を背負い、頭を悩まされているのではないでしょうか。牛豚鶏に関わらず、部位によって直火で焼くのがおすすめなもの、シチュー等に入れてじっくり煮込んだ方が良いものなど、適した調理方法もそれぞれです。

今回は、バーベキューに適したお肉の種類や分量、美味しく食べるためのちょっとした下準備のコツをご紹介します。

バーベキュー のお肉の選び方のポイントは?

バーベキューのお肉選びのポイントは、失敗しづらいスタンダードなお肉を選ぶこと。バーベキューは慣れない炭火での調理になることや、当日料理に不慣れの人が焼く担当になることも考えられます。そのためバーベキューでお肉を美味しく食べるには、お肉自体に旨味があるものを選ぶことよりも、下準備が簡単だったり焼くのが簡単なお肉を選びましょう。

バーベキューに必要なお肉の量は?

準備するお肉の量の目安は、下記になります。

男性:300g
女性:200g
中学生以上:200〜300g
小学生以下:100〜200g

1種類のお肉だと味が偏り飽きてしまうため、2〜3種類の組み合わせがオススメです。

絶対外さない!初心者でも美味しく食べられるオススメのお肉の部位一覧

初心者でも失敗しづらく、美味しく食べられるお肉をご紹介いたします。

牛肉

牛肉は黒毛和牛、国産牛(ホルスタイン)、輸入肉の3つに分かれます。輸入肉は価格が比較的安いお肉ですが、下味をきちんとつけることで、バーベキューでも十分美味しく食べられます。

購入のポイントは厚く大きめにカットしているものを選ぶこと。脂が出やすく、炭火の上で焼くときに炎上しやすいので、薄切りだと真っ黒焦げになってしまうことも…!

ホルモン系のお肉を選ぶ場合は、肉汁が下に落ちるよう必ず網で焼きましょう。鉄板で焼くと、内臓独特の匂いが残ってしまいます。

■ ロース(肩ロース、リブロース、サーロイン)

ロースは、上質な肉の旨味と脂身のバランスが良く、3つの背中の部位(肩ロース、リブロース、サーロイン)からなるお肉です。

肩ロースは筋がありますが、柔らかく脂(霜降り)が適度に入っています。火を通しすぎると硬くなってしまうため、焼肉のようにさっと焼いて食べるのがおすすめです。
リブロースとサーロインはステーキ肉として有名。霜降りが多く柔らかくて旨みが濃厚な高級部位です。バーベキューの目玉コンテンツには持ってこい!

■ ハラミ
牛肉の中で一番癖のないマストバイなお肉です。肉の旨味をしっかり感じられます。脂が比較的少なく、脂っぽさが苦手な女性受けも良いでしょう。

■ バラ(カルビ)
焼肉では定番のカルビと言われるお肉です。ロースなどの霜降り肉とは異なり、脂と赤身が層になっているのが特徴で、濃厚な味わいです。お値段も他の部位より安いので、量を求めるならバラ肉でいきましょう!

■ タン
上記3つは体の肉の部位ですが、タンは内臓の部位の1つ。筋肉の塊のため脂肪分は少なくやや硬めですが、あっさりとして食べやすいお肉です。特にタンの中でも最も動かさないタン元が一番柔らかく美味しいと言われています。すりごま、塩胡椒、ごま油で下味を付けて揉み込むのがオススメです。

豚肉

豚肉はの旨味を引き出すコツは、強火で表面に焼き目をつけた後に、弱火で中をじっくり焼くこと。バーベキューの火加減の調整は難しいですが、炭が多い箇所と少ない箇所を作ることで、強火と弱火に分けて焼くことが可能です。他のお肉よりも寄生虫の危険性が高いため、焼きすぎかな?というくらいまで、しっかり火を通しましょう!

■ ロース
きめが細かく肉質も柔らかい、背中の筋肉の部分。牛肉に負けないジューシーな旨味があり、人気の部位です。焼くと硬くなりやすいので、フォークなどでお肉に穴をあけて、焼く直前に小麦粉やかたくり粉をまぶしてから焼くと、柔らかくジューシーになります。

■ トントロ
みんな大好きトントロ!豚の頬から肩のネック(首)部分になります。脂が出て炎上しやすいので、焼くときは注意しましょう。

■ バラ
バラ肉は三枚肉とも言われており、あばら骨の内側(スペアリブ)、外側(バックリブ)、真ん中に分けられます。濃厚な脂身が特徴です。

鶏肉

鶏肉は串に刺して焼き鳥にするのがバーベキューでは定番ですね!値段も牛や豚と比べてお安く購入しやすいお肉です。出来るだけ、朝びき鶏などの新鮮なお肉を選びましょう!

■ モモ
鶏肉の中で最も脂分が多く、柔らかいもも肉。むね肉と違って焼いてもパサパサになりづらいため、バーベキュー初心者にもおすすめです。皮付きのものは、同時にパリパリの食感も楽しめます。

■ 手羽先
お肉のジューシーさと皮のパリパリ食感を同時に味わえる人気の部位。手に持って食べられるので、お子様にもオススメです。

ラム肉

バーベキューのメニューがマンネリ化してきたな、と感じている幹事さんにおすすめ!バーベキューのスパイスとして、ちょっと珍しいラム肉はいかがでしょうか。ラムもマトンも羊肉ですが、生後1年以内はラム、1年を越えるとマトンと明確に区別されています。ラムの方が臭いの原因となる牧草を食べた期間が短いため臭みが少なく、大きく成長していないので柔らかい肉質です。

■ ロース
柔らかい赤身肉が特徴で、赤身と脂肪のバランスが良いラムの中でも最上の部位です。ステーキや、塊のままローストラムにして食べましょう!

■ モモ
ラム肉の中でも最も脂肪が少なくあっさりしています。肉感はたっぷりあり、食べやすい部位です。

ちょっと待った!焼く前の下準備でもっと美味しく!

美味しくお肉を食べるためには、3つの下準備が重要です。

ポイント1. 冷凍のお肉は常温に戻す!

冷えたまま焼き始めるとお肉から水分が出て硬くなってしまうので、冷凍のお肉は常温に戻しましょう。戻す時間の目安は、冷凍だと夏場は日陰で1時間、春秋だと30分程。冷蔵の場合は腐りやすいというリスク(食中毒の危険性)を考慮すると、常温に戻さずそのまま焼いてしまってOKです。

ポイント2. お肉の表面に満遍なく塩を振る!

お肉を火にかける前に、表面に塩を満遍なく振りかけましょう。塩で下味をつけるという意味合い以外にも、お肉をコーティングし旨味を閉じ込めることができます。

ポイント3. お肉の投入は網や鉄板が温まってから!

手のひらで網が温まっていることを確認してから、焼き始めましょう。火をつけてすぐに焼き始めるのはご法度。美味しいお肉の焼き方のポイントは、高温で素早くです!

購入するためのお店選びのポイント

輸入肉や国産肉など、比較的安いお肉はスーパーやネットでOK。高級な和牛を用意したい場合は、百貨店に入っている精肉店に行きましょう。普通の精肉店にも置いていないようなブランド牛を扱っています。事前予約をしておくと安心です。また精肉店に行けば、用意すべきお肉の量や種類の相談にのってくれたりするので、お肉選びに自信がない方はプロに直接聞いてしまうのも一つの手。

お肉以外の食材はどうしよう?

バーベキューの食材は、お肉5割、その他の食材5割(野菜、焼きそば、おにぎり、マシュマロ等)で準備しましょう。また海鮮も人気の食材ですが、下処理が大変なので、慣れていない場合は避けた方が無難です。

まとめ

お肉の準備という大役は本当に悩ましいものですよね。しかし、頑張って準備した分だけ参加者に喜んでもらえるはず!美味しいお肉とともに、バーベキューを楽しみましょう!

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