秒速キャンプ術Vol.3 既成概念にとらわれない若きソロキャンパー[車中泊キャンパー ちょもかさん編]
キャンプをめいっぱい楽しむ秘訣は、フリータイムをなるべく確保すること。とはいえ、キャンプ道具を運ぶところからはじまり、テントやタープを張ったりごはんを用意したり、やることは意外とたくさんあります。それこそ撤収のことも考えると、キャンプでの自由時間は限られてきます。
そこで、実際にキャンパーのみなさんが取り入れている“秒速キャンプ術=時短テク”を3回にわたって紹介していく当企画。今回登場してもらうのは、カスタムしたバンで車中泊&ソロキャンプをしながら全国各地を旅している、ちょもかさん。便利家電を取り入れながら、快適にキャンプライフを送るちょもかさんの秒速キャンプ術を6つ教えてもらいます!
もくじ
ちょもかさんProfile
38万円で購入したダイハツのハイゼットカーゴを自分でカスタムし、車中泊をしながら各地のキャンプ場へ足を運んでいるちょもかさん。アウトドア好きのご両親の影響を受け幼少の頃からキャンプに親しみ、高校生になると友人を誘って自らキャンプ場へ出かけるようになったそう。
大人になってからはソロキャンプと車中泊にハマり、現在は週1ペースでフィールドへ。快適性と安全性を重視しながら、自由に、そしてアクティブに楽しんでいます。
秒速キャンプ術≪過ごし方編≫ 思い切って車中泊+αに
そんな生粋のアウトドア派である、ちょもかさん。試行錯誤の末、独自のキャンプスタイルを構築!
\秒速キャンプ術1/車中泊で、設営を大幅に時短!
車中泊をはじめる前は、3~4人用のワンポールテントで昼夜過ごしていたちょもかさん。けれど、キャンプ頻度が高いゆえ、毎回テントを立て、寝袋とコットを入れ、テーブル組み立てて……といった一連の作業がだんだん億劫に。そこで、思い切ってクルマをカスタムして車中泊にチェンジ。準備時間が大幅に短くなり、気持ちもラクになったそう。
眠るときは車中のソファベッドで、日中はタープを張って焚き火を楽しむのがちょもかさん流のキャンプスタイル。自由時間が増え、より充実した“自分時間”が生まれたんだとか。
またいつでもクルマに移動できるため、夜間の安全性が増し、よりリラックスしてキャンプを楽しめているそう。ちょもかさんにとって、車中泊+タープ+αが最良の選択なのです。
秒速キャンプ術≪食事編≫ Anker(アンカー)のポータブル電源と便利家電でラクラク調理
キャンプにはAnker(アンカー)のポータブル電源を必携しているちょもかさん。車中泊のときは便利な家電も投入して、駆使して、炊飯、蒸し料理、湯沸かし、消臭を同時におこなうという、ユニークな時短テクを実践中。
\秒速キャンプ術2/お米はポータブル炊飯器で炊く
車中泊時は、シガーソケットから電力をとって炊飯できる「タケルくん」なるものを愛用しているちょもかさん。使用しているモバイルバッテリーAnkerのPowerHouse ll 400(パワーハウス ツー 400)に炊飯器をつなぎ、蒸らす時間(保温)を含めて30~40分ほどでふっくら炊き立てご飯のできあがり。
\秒速キャンプ術3/保温中も時間をムダにしない
「タケルくん」は性能上、炊飯後の蒸らしが必須なので、蒸らしの時間を使っておかずを準備。といっても電気や火を使うわけではなく、「タケルくん」の上部に蒸し器をセットしてお惣菜を温めます。このとき、サラダもシェラカップに盛り付けておくそう。保温中の時間もムダにしません。
ときには外でお米を炊くこともあるそうですが、その際もおかずをいれたコッヘルを乗せて温めておくのがマイ・ルール。
\秒速キャンプ術4/湯沸かしも同時進行
お米を炊いている間に、湯沸かしをします。使っているのは「ワクヨさん」という車内でお湯が沸かせる便利アイテム。先ほどの「タケルくん」同様シガーソケットに挿して使える代物で、お米を蒸らしている間はワクヨさんに差し替えて使っているそう。
沸かしたお湯は、お味噌汁用に。とにかくできることは同時におこない、時短を意識。こうしてすべての炊事を同時に完了できるととっても気分が上がるんだとか! こういった自分だけの楽しみがあるのも、ソロキャンプならではですよね。
調理開始から約40分、火を使わずにあったかキャンプごはんが完成!
ちなみに、炊飯と湯沸かしに関してはシングルバーナーなど火力で行ったほうが単純に考えると“時短”になりますが、ちょもかさんはクルマの中で調理することを前提としているため、調理を同時進行することで時短につなげています。
\秒速キャンプ術5/消臭だって同時にできちゃう
車中調理の弱点は、匂いがこもりやすいこと。天気の悪いときや寒いとき、虫が多いときは窓を開けて換気しにくいため、プラズマクラスターの消臭器を使って車中に匂いが染みつくのを防いでいるそう。
今回使用しているAnker(アンカー)の「PowerHouse ll 400(パワーハウス ツー 400)」は、108,000mAh(389Wh)の超大容量と5通りの出力方法で、 照明や小型冷蔵庫を数時間にわたり稼働できます。また最大出力300Wの純正弦波AC出力ポートや最大出力60WのUSB-Cポートを採用し、小型家電屋など、計8台の機器に合計最大516Wで同時充電 / 給電できる優れもの。夏は扇風機、冬は電気毛布などの小型家電を使うこともできるため、安心感もグッと増します。
「Anker PowerHouse II」の商品詳細はこちら!
\秒速キャンプ術6/食器の片付けもすばやく
基本はクルマの中で調理しますが、天気のいいときは外でお米を炊くこともあるそう。その際は焦げ付きや汚れが付きにくいヤエイガレージの「スリップメスティン」を使用。
これまで使っていたコッヘルは底が焦げ付いてしまうことが多く、食器洗いが大変だったそう。そこで、特殊なスリップ加工を施したスリップメスティンに変更したところ、ウエットティッシュでさっと拭き取るだけで汚れが落ちるように。おかげで食器洗いの手間が省け、しかも洗剤を使わないため環境にもやさしく、とにかくいいことだらけ。
スリップメスティンはサイズ違いで愛用中。スタッキングできるので3つあってもコンパクトに収納できます。
時短テクを取り入れて、フットワークを軽く
思い切って車中泊キャンプに切り替えたことでフットワークが軽くなり、行動範囲が広がったちょもかさん。日本各地のキャンプ場へクルマを走らせ、自由きままなキャンプを楽しんでいるそう。
彼女のYouTubeには車中泊カスタムしたクルマの話や車中泊旅のことなど色々公開されているので、そちらもぜひご覧ください!
Instagram https://www.instagram.com/chomocamp/
YouTube www.youtube.com/channel/UCNBkCB5bvCv8zt1vegF_9sg/?sub_confirmation=1
記事内で使用したAnker(アンカー)PowerHouse ll(パワーハウスツー)シリーズのご紹介
特徴1.バッテリー残量が「時間」でわかる大画面ディスプレイ
前面に大きな液晶画面を搭載。
①本体の電池残量
②充電 / 給電可能な残り時間
③本体が満充電になるまでの推定時間
④電源周波数
⑤動作下限
⑥上限温度を超えたときの通知
など、様々な情報を確認することができます。
特徴2.バッテリー本体にも急速充電
付属のACアダプタとUSB-Cポートからの同時本体充電に対応。「Anker PowerHouse ll 800」であればわずか約5時間で、「Anker PowerHouse ll 400」であればわずか最短4時間で満充電になります。
特徴3.高い強度と耐久性
「Anker PowerHouse ll 800」、「Anker PowerHouse ll 400」ともに8つの角と底面を強化。アウトドアでも安心してお使いいただける高い強度と耐久性を実現しました。
特徴4.LEDライト搭載
明るさの異なるライトモードやSOS用のフラッシュモードを搭載し、照明や救命信号として利用できます。
特徴5.「防災製品等推奨品マーク」取得
「Anker PowerHouse ll 800」と「Anker PowerHouse ll 400」は防災分野において有益な活用が可能で安全性、機能性、利便性に寄与する製品として認証されています。
「Anker PowerHouse ll 800」
216,000mAh (778Wh)の超大容量バッテリーを搭載し、合計最大770Wの超高出力で最大11台同時を同時に充電 / 給電できるパワフルなポータブル電源。満充電の状態で iPhone:約58回 ノートPC:約1112回 電気毛布:約11時間 小型扇風機:約19時間 の利用が可能。本体は約5時間で満充電することができます。(※各機器の定格消費電力に基づく計算上の数値。ご使用の機器の消費電力や使用状況により変動します。/ Anker調べ)
サイズ:約 300 × 185 × 204 mm
重さ:約 8.3 kg
※クーポンコード:「ph-hyakkei03」を決済時に入力
※クーポン使用期限:6月27日(日)23:59まで
「Anker PowerHouse ll 400」
108,000mAh(389Wh)の大容量バッテリーを搭載し、5種類(計8ポート)から最大516Wでの充電 / 給電が可能なコンパクト設計ポータブル電源。満充電の状態で iPhone:約29回 ノートPC:約6回 電気毛布:約5.5時間 小型扇風機:約9.5時間 の利用が可能。本体は約4時間で満充電することができます。(※各機器の定格消費電力に基づく計算上の数値。ご使用の機器の消費電力や使用状況により変動します。/ Anker調べ)
サイズ:約255 × 148 × 139mm
重さ:約4.6kg
※クーポンコード:「ph-hyakkei03」を決済時に入力
※クーポン使用期限:6月27日(日)23:59まで
同じ特集の記事
春夏秋冬、日本の美しい山を求めて歩きまわっています。
音楽プロダクションの制作、アウトドアショップの販売員を経てライターになる。のんびり日帰りハイクからガッツリテント泊縦走、トレイルランニング、ボルダリング、スキーと四季を通してフィールド三昧。アウトドア媒体をメインにライター活動をする傍ら、アロマテラピーインストラクターとして「山とアロマ」をテーマに、神出鬼没なワークショップを展開中。