アウトドア好きな方の人生観やアウトドアライフに迫る「自然ビト」。第13弾は、美人管理栄養士・美容アドバイザーとしてとして多数TV出演をしている豊田愛魅(まなみ)さん。

この春には『生きているだけで痩せる体をつくる食事術 ずぼやせ』(光文社)を出版し、食にまつわる知識を積極的に発信している豊田さんですが、プライベートではロードバイク、キャンプ、ベランピングなどのソトあそびを満喫しているそう。

そんな彼女のアウトドアヒストリーや、アウトドア好き栄養士ならではのこだわり調味料や便利アイテムを教えてもらいました。

「食べることが好き。だからここまでロードバイクにハマったのかも」

——大会に出るほどロードバイクにハマっているとお聞きしました。ロードバイクの魅力とは?

ロードバイクをはじめて4年くらいですが、当時は車の免許を持っていなくて、自分で速さを感じられるという体験がなかったんです。わたしは昔から肌で風を感じられるジェットコースターが好きだったんですけど、さすがに毎日乗れないし、車も隣に座っているだけで運転ができない。でも、自転車なら自分で漕いで速さを感じられるな、と。それで乗ってみたら、まるでオートバイに乗っているような感覚ですごく楽しくて、ハマっていきました。

——ツーリングの想い出はありますか?

はじめてのツーリングは、たしか埼玉の秋ヶ瀬公園から上尾にある榎本牧場までだったと思います。走ったあとにそこで食べたジェラートがおいしくて。わたしは食べることもすごく好きなのですが、歳を重ねると代謝も落ちて痩せにくくなるので、以前は間食を食べることに罪悪感があったこともしばしば。ロードバイクに乗った日は、消費して食べて、の繰り返しなので、罪悪感がなくてとにかく1日中楽しめました。

——おいしくごはんを食べて、そのぶんカロリーも消費。女子にとってはいいこと尽くし!

これもロードバイクにハマった理由のひとつかもしれません。普段の食生活から栄養素のバランスを考え、年齢を重ねても代謝をあげる生活を実践しているけれど、ロードバイクに乗った日は更にカロリーも消費できるし、罪悪感もより一層カットできます。

——ツーリングはどのくらいのペースで行きますか?

最近はあまり行けていませんが、気が向いた時に練習はしています。といっても、大会直前に慌てて練習をしはじめる感じです。これまで那須高原ロングライド(ヒルクライム100km)とツールド妻有(90km)に参加しました。本当はのんびりサイクリングするのが好きなんですけど、那須高原のときは「10kmごとにおいしいものが食べられて100kmだよ。だから10回もおいしいごはんが食べられるんだよ」って主人に騙されて(笑)

——100km……

10km走るのは苦じゃなかったので、それならと思って参加したら、会場に“ヒルクライム”って書いてあって、えっ!!って。平坦な道をサイクリングすると思っていたので、さすがに途中で心が折れそうになりました。でも、カロリーが燃焼できる!!と前向きに考えて(笑)、頑張りました。

——ほかにも楽しんでいるアウトドアはありますか?

スノーボード、キャンプ、釣りなどです。アウトドアというと少し違うかもしれませんが、前職の同僚の影響で、サバイバルゲームにもハマりました。

—サバゲーまで!?

好奇心が旺盛で、友達になった人や周りの人にくっついていくタイプなんです。釣りもそれでハマって、自分の道具を一式揃えて、よく川に行っていました。でも下手くそなので、投げるたびに木に引っかかって、いつの間にかクリスマスツリーみたいなのが出来上がっちゃって(笑)。とにかくキッカケがあればチャレンジしたいタイプ。これから先も、なにかアウトドア遊びに誘われたらなんでもやりたいです。

「食べることが好き。だからここまでロードバイクにハマったのかも」|「【自然ビト #13】アウトドアを楽しむと、食べることへの罪悪感がなくなる/管理栄養士・美容アドバイザー 豊田愛魅さん」の10枚目の画像

「調味料で遊ぶ」がキーワード。管理栄養士ならではのソトごはん選び

——ところで、豊田さんはキャンプ好き管理栄養士として、「ソトレシピ(*1)」にレシピを提供されていますよね。プロの栄養士さんが作るキャンプごはん、すごく気になります。どんなものを作っていますか?

実際、キャンプではほかのキャンプ好き仲間が色々とふるまってくれるので、わたしが手を出すことはあまりないのですが、ベランピングをやり出してから外ごはんのレシピが増えていきました。ソトレシピさんに載せているレシピも、そういった経緯で生まれたものです。

(*1)ソトレシピ…アウトドア料理専門のレシピサイト。アウトドアや料理のプロをシェフとして迎え、初心者が作れる簡単なのにおしゃれで美味しいアウトドア料理の作り方を掲載している

——ベランピングってなんですか?

ベランダでごはんやキャンプ気分を楽しむことをベランピングって呼んでいるみたいですよ。わたしの周りにはお子さんのいる友達が多いので、ランチするときも「外より家がいいよね」、と。でも、室内より屋外で食べる方が楽しいから、それなら家のベランダで楽しむのがいいんじゃないかなって。これがベランピングをやりはじめたきっかけです。

——ベランピングではどんなメニューを作っていますか?

キャンプ場と違って、ベランダなら部屋から電源が取れるので、ホットプレートやカセットガスを使ってお肉を焼いたり、野菜を焼いたり。疲れたら室内で休むこともできるので、小さなお子さんがいても安心です。ここで仕事したりもするし、夜は主人とお酒を飲んだりもします。

——アウトドアで食を楽しむコツってなんでしょう?

料理は彩りで栄養素が決まるので、5つの色を意識するのがポイントです。お肉だけだと茶色ですが、そこに緑や赤、黄色を入れると、自然と緑黄色野菜がそろって見た目も華やかで栄養満点に。

——外での調理は、道具などに制限があるぶん簡素化になりがちですが、工夫していることはありますか?

工夫しているのは、調味料です。たとえば同じオリーブオイルでも、ガーリックと椎茸を入れたオリーブオイルを使うだけで、味がまったく変わります。あと、トリュフ塩。トリュフはなかなか買えないけれど、トリュフ塩なら手に入りやすい。これをかけるだけでトリュフの香りが漂って上品な味わいになります。調味料で遊ぶと、外でのシンプルなごはんもカンタンにおいしくできますよ!

——調味料だけなら、さほど荷物も増えないし、日持ちもしますね。

ほかにも燻製醤油、燻製タバスコも使っています。燻製タバスコは頂き物ですが、お肉にかけるとものすごくおいしい! 自分ではにんにく醤油やカレー塩を自作しています。カレー塩はすごく使えますよ。お肉や野菜にかければカレー味に早変わり。カレー粉と岩塩を1:1で混ぜるだけです。

——同じ食材でも、少しの工夫で幅が広がりそうですね。

あと、鶏ガラ顆粒だし×ごま油もおすすめ。BBQではあまり中華味って食べないじゃないですか。でもこの2つを合わせるだけで簡単に中華風になります。作り方は、同量の水で溶いた鶏ガラ顆粒だしと塩コショウを耐熱ボールなどに合わせておき、大根の千切りや、キャベツなどお好みの野菜と和えます。スキレット等でゴマ油を熱して焦がしたものを和えた野菜の上に注ぎ、味を整えるだけ。BBQで食べたことのない絶妙な旨味が完成します。おいしくて箸が止まらなくなりますよ。

——調味料のほかにも、重宝しているキャンプグッズがあれば教えて下さい。

「cocoro」のショッピングカートが便利で、キャンプでもふだんの買い物でも使っています。保冷バッグのところは取り外せてそのままでも使えるし、折りたたみ式で玄関においていても邪魔になりません。あと、連結して使えるダストボックスも便利アイテムですね。

——これからやってみたいことはありますか?

外遊びでいえば、富士登山やクライミングに挑戦してみたい。ロードバイク含め、もっと本格的にアウトドアを楽しんでいきたいです。パラシュートとかハンググライダーにも興味があります。わたしはアドレナリンが出るアクティビティーが好きなのかもしれませんね(笑)。

食については、管理栄養士としての豊富な知識を生かして、こだわりの食をプロデュースしていきたいと思っています。

その第一弾として、寒天とビフィズス菌のサプリ『びふぃ寒天』を手掛けました。登山などのアウトドアアクティビティー中は、どうしても食事の際に野菜などが不足してしまうので、コーヒーやスープに溶かして、食物繊維とビフィズス菌がかんたんに摂れるというものです。身体に優しい設計なので、アウトドアを楽しむ方々にも広く活用してもらえたら嬉しいです。

「調味料で遊ぶ」がキーワード。管理栄養士ならではのソトごはん選び|「【自然ビト #13】アウトドアを楽しむと、食べることへの罪悪感がなくなる/管理栄養士・美容アドバイザー 豊田愛魅さん」の13枚目の画像

* * *

タフ&アクティブ精神で、幅広くアウトドアを楽しんでいる豊田さん。可憐な見た目からは想像できないほど活動的で、笑顔も絶えないとても素敵な女性でした。

そんな豊田さんの最新情報は、公式ブログからチェックできるほか、キャンプで実践したくなるアウトドアレシピは『ソトレシピ』にて。

山畑 理絵

春夏秋冬、日本の美しい山を求めて歩きまわっています。

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この記事を書いた人

山畑 理絵

音楽プロダクションの制作、アウトドアショップの販売員を経てライターになる。のんびり日帰りハイクからガッツリテント泊縦走、トレイルランニング、ボルダリング、スキーと四季を通してフィールド三昧。アウトドア媒体をメインにライター活動をする傍ら、アロマテラピーインストラクターとして「山とアロマ」をテーマに、神出鬼没なワークショップを展開中。

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