• インタビュー
  • キャンプや登山に関わる人々へのインタビュー記事一覧です。自然に魅せられたアウトドアフリーカー、自然と共に生きるアスリート、熱い信念を持つオーナー等、その想いやヒストリー、展望など、写真と共に丁寧にお伝えします。今後の人生の選択肢のひとつとなるヒントが、見つかるかもしれません。

メイド・イン・松本のクラフトビールが飲める! 山好きオーナーのいるお店「松本ブルワリー」

松本駅から歩いて約15分。2018年4月にオープンしたばかりの『信毎メディアガーデン』の中に、松本市ではじめて産声を上げたクラフトビールのお店があります。その名も、『松本ブルワリー(略して松ブル)』。

この松本ブルワリーTAPルーム本町店の店長である山本妙子さんは、なんでも大の山好きで、2017年に大阪から松本市に移住し、毎週のように山へ出かけているというので、おいしいビールと山トークを求めて遊びに行ってきました!

とびきりの1杯を、松本から

山に泊まって、壮大な山並みを眺めながらテント場で飲む1杯。山小屋にたどり着いて「よっこらしょ」とバックパックを下ろして飲む1杯。ビール好きなら誰しもが、「山とビールは相性最高!」と感じているでしょう。

北アルプスの玄関口に位置する、長野県松本市。水も空気もおいしいこの地ですが、じつは松本産の地ビールが誕生したのは、今から3年前の2016年のこと。『ビアフェス信州クラフトビールフェスティバルin松本(以下ビアフェス信州)』という、松本城公園で行われているクラフトビールのお祭りがきっかけだったそう。

市内の工場にて。北アルプスや美ヶ原の山々を水源とした水を仕込み水として使用し、1本1本ていねいに作られている

市内の工場にて。北アルプスや美ヶ原の山々を水源とした水を仕込み水として使用し、1本1本ていねいに作られている

「2014年にビアフェス信州を開催した際、来てくださったお客さまから「松本のビールってどれ?」と聞かれることが多くありました。でも、当時松本で地ビールを作っている人はおらず、「ないなら、作ろう!」と、ビアフェス信州の実行委員会のメンバーだった3人(現在の代表取締役、専務、常務)がこの松本ブルワリーを立ち上げました」

山本妙子さん。「大好きな松本の地域に関われる仕事をしたい」と思い、松本ブルワリーで働きはじめたそう

山本妙子さん。「大好きな松本の地域に関われる仕事をしたい」と思い、松本ブルワリーで働きはじめたそう

そう話すのは、松本ブルワリーの2号店、TAPルーム本町店で店長を務める山本妙子さん。創業者の3人は、それぞれ松本市内で、バーやたこ焼き店、酒店を営んでいるそうですが、「おいしいビールで地元に潤いと幸せを届けたい!」という愛ある想いを掲げ、2016年に松本ブルワリーを設立したといいます。

創業から3年。日々試行錯誤を繰り返しながら、念願であったメイド・イン・松本のクラフトビールの生産をスタート。現在は市内に2店舗の直営店があり、注ぎたてのクラフトビールをいただくことができます。

注文するとその場ですぐに至極の1杯を注いでくれます

注文するとその場ですぐに至極の1杯を注いでくれます

「山が楽しくて仕方ない」

山本さんは、トレラン歴6年、登山歴4年。運動不足を解消するためにはじめたロードランニングがきっかけでトレランに目覚め、山歩きも楽しむようになったそう。そして、結婚を機に大阪から松本市に移住。大好きな山がより身近になったことで、毎週のように山へ登りに行くようになっていきました。

「わたしは大阪の街中で育ったので、自然にすごく憧れがありました。なので、山に入るのが楽しくて仕方なかったです。移住にも抵抗はありませんでした。生活環境はガラッと変わりましたが、すぐ近くで北アルプスを眺められる環境は、もう最高の一言!(笑)。とくに松本城から眺める、常念岳や槍ヶ岳の景色が一番のお気に入りです」

長野県・高社山にて。冬はスノーシューやスキーを楽しんでいる

長野県・高社山にて。冬はスノーシューやスキーを楽しんでいる

最近はトレランと登山に加え、ロゲイニングに夢中で、色々な大会にエントリー。かなりアクティブに外遊びに勤しんでいる山本さんですが、あくまでも景色を味わいながら楽しむのが山本さん流の山の付き合い方。

「トレランでもガツガツ走るわけじゃないので、どのアクティビティーも景色を味わうのが楽しみ。これから行ってみたいのは、槍穂高の縦走、双六岳の方面。笠ヶ岳にも登ってみたいと思っています」

最近ハマっているロゲイニング。写真は上高地線ロゲイニングにて

最近ハマっているロゲイニング。写真は上高地線ロゲイニングにて

お店が混雑していないときは、お客さんと山トークに花を咲かせることもあるとのこと。山好きとしては、登山の帰りにおいしいビールと山話ができるなんて、こんなおいしいひと時はありませんよね。

そして最後に、山帰りに食べておきたいおすすめメニューをお聞きしました。

山帰りに絶対食べたい! ビール×餃子の黄金“松本”セット

オーサム!ペールエール(half 556)と安曇野放牧豚ジューシー餃子(480)

オーサム!ペールエール(half 556)と安曇野放牧豚ジューシー餃子(480)

山帰りに食べておくべき、山本さんイチオシメニューはなんでしょう?

「やっぱり餃子とビールですね。餃子の餡には、雄大な北アプルスのふもとで松ブルの仕込みで使ったモルトを食べて育った安曇野放牧豚を使用しています。ビールは好みがそれぞれあると思いますが、個人的にはオーサム!ペールエールがおすすめです。苦みがしっかりあるので、餃子とよく合います。暑い季節だったら、スッキリとしたのど越しのセッションIPAが最初の1杯に合いますよ」

現在、直営店では6つの種類を楽しめる。左から、トラディショナルビター、キャッスルスタウト、オーサム!ペールエール、セッティングサンIPA、ペールエール、セッションIPA

現在、直営店では6つの種類を楽しめる。左から、トラディショナルビター、キャッスルスタウト、オーサム!ペールエール、セッティングサンIPA、ペールエール、セッションIPA

ほかにも、ここ本町店でしか味わえないオリジナルメニューがあるそうで、バニラアイスにエスプレッソならぬ、黒ビールをかけて食べる「ビア アッフォガート」!?

ビア アッフォガート ~オレンジピールチョコ添え~(600)

ビア アッフォガート ~オレンジピールチョコ添え~(600)

チョコレートの味を彷彿させる黒ビールのほんのりした苦みと、バニラアイスの甘味がなんとも絶妙な一品。昼間からぐいぐいビールを飲むのは抵抗があっても、スイーツならいけちゃいそうです。

このほかにも、オーサム!ペールエール入りのオリジナルジェラートまでプロデュースしちゃうというユニークっぷり。全国各地に“松ブル”ファンがいるのも大いに頷けます。

松ブルジェラート(400)

松ブルジェラート(400)

松ブルのオリジナル商品、じつはフード以外にもあります。Tシャツにパーカー、帽子にショルダー&トートバッグなどなど、日頃使えるグッズを多数展開中。WE NEED MORE BEER NOW! のキャッチコピー(?)、がビール党の心に深く刺さります……!

これらグッズも直営店で販売しているので、気になった人はぜひ店頭へ

これらグッズも直営店で販売しているので、気になった人はぜひ店頭へ

今回紹介したボトルビールもすべて購入可能。お土産にもぴったりな持ち帰り用箱バッグもありました

今回紹介したボトルビールもすべて購入可能。お土産にもぴったりな持ち帰り用箱バッグもありました

いつか山小屋でも松本ブルワリーのビールが飲めたらいいなぁと思う、春うららな今日この頃。琥珀色に輝く松本生まれのクラフトビール。これを飲まずして松本を離れずべからず!? ということで、ビール党の山好きさんはぜひお訪ねあれ。

もちろん、ビールのほかにも、安曇野放牧豚100%のミュンヘナーソーセージや信州産ジュースあり。お酒が飲めない方でも、山を眺められるテラスでほっと一息、なんていうのもかなりイイですよ~。

松本ブルワリーTAPルーム本町店

<住所>
長野県松本市中央2-20-2(信毎メディアガーデン3F)

<アクセス>
松本駅から徒歩15分

<営業時間>
11:00~22:00

<定休日>
水曜日

<ウェブサイト>
https://matsu-brew.com/

<Facebook>
https://www.facebook.com/matsu.brew/

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