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【14選】ブッシュクラフトナイフの選び方とおすすめ商品を紹介!

ブッシュクラフトを楽しむ際に、道具選びは非常に重要な要素。しかし、選び方を間違えてしまうと、折角のブッシュクラフトも台無しになってしまいます。特に様々なシチュエーションで使えるブッシュクラフトナイフは、何を選んでいいか分かりづらいですよね。そこで今回は初心者の方でも扱いやすく、更にはコスパの良い物を徹底紹介していきます。

ブッシュクラフトについて

「ブッシュクラフト」とは、遊ぶことを通じて学ぶサバイバル術のこと。詳しくは下記のサバイバル・インストラクターの川口 拓さんとの記事にて記載してあります。

ブッシュクラフトナイフとは?

参照Unsplash

便利なキャンプ道具を使わずに、自然の中にある木や枝などを使ってアウトドアを楽しむ。これを「ブッシュクラフト」と呼び、その為の道具としてブッシュクラフトナイフが使われています。ブッシュクラフトナイフは持ち運びやすい性質から、様々なシチュエーションで利用可能です。主な目的として下記のような用途で使われています。

  • 薪割りと呼ばれる「バトニング」に使用
  • 火種になる「フェザースティック」などの作成
  • 食材のカット

詳しくは後ほど説明しますね。

ブッシュクラフトナイフを選ぶポイントは3つだけ

初心者が選ぶ際に気を付けるポイントとして、刃の形状と素材グリップ構造の3つだけです。それでは細かく説明をしていきます。

1. 刃の形状、素材

参照:写真AC

刃の長さが短く、厚みが薄かったりすると、薪割りの際に苦戦する可能性があります。なので、一般的に刃の長さは10〜15cm厚みは3.5mm以上の物が良いでしょう。

また、刃の中央部分からストレートに刃付けされている形状の「スカンジグラインド」は、研ぎやすいことから初心者の方におすすめです。また、サビにくい素材の「ステンレス」の方が初めは良いと思います。慣れてきてから他の素材を選びましょう。

2. グリップ

参照:Unsplash

初心者の方が選ぶ際に重要となるのが「グリップ力」になります。これは滑りにくさであり、おすすめの素材は「ラバー素材」か「樹脂」もしくは「ゴム素材」などです。後はフィット感も大切になってくるので、可能であれば実際に触ってみるのが良いでしょう。

3. 構造

参照:Unsplash

一番コンパクトな物として折りたたみ式の「フォールディング」がありますが、こちらは持ち運びに便利な反面、強度に難があります。そこでおすすめなのが「シース」。持ち手と刃が一体となっており、強度が強い為おすすめです。

【総まとめ】ブッシュクラフトナイフ14選

【初心者用】使いやすいブッシュクラフトナイフ5選

1. ビギナー向け

次は実際におすすめしたいブッシュクラフトナイフを、先ほどの3つのポイントを踏まえてご紹介していきます。

モーラ・ナイフ Mora knife Companion MG (ステンレス)

ステンレス製でサビに強く、グリップはラバー製で釣りなどの水場に強いです。また値段も2000円代と安価。厚さは3.5㎜と程よい厚さがあり、重量は約84gと軽量。刃型はスカンジグラインドの刃形状となっています。カーボン製ほど強度は強くないため、バトニングにはやや不向きです。

APECTY シースナイフ

ステンレス製のさびにくいシースナイフ。刃幅は3㎜とやや薄めではあるものの90gと超軽量で携帯性に優れます。価格も2000円代とあんかであることから手が出やすい商品です。

MOSSY OAK シースナイフ

刃幅2.6㎜で200gと標準的なシースナイフ。持ち手もウッドで使ううちに経年変化で手になじんできます。素材はステンレス製で錆びにくさも担保された商品。

コールドスチール ボーイブッシュマン

持ち手の部分が細くなっておりややグリップ力に欠けるものの、デザイン性の高い商品。80gと軽量なつくりになっていますが、刃幅が3.2mmとバトニングするには十分な幅があるので機能性は問題ないです。

【シチュエーション別】機能的なブッシュクラフトナイフ9選

様々な種類のあるブッシュクラフトナイフは、シチュエーション毎に選び方が変わってきます。それこそ大きさや素材、構造などによって特徴が決まってくるのがブッシュクラフトナイフ。ここではシチュエーション毎に適したブッシュクラフトナイフを紹介していきます。

1. バトニング向き

バトニングに必要な要素として「強度」が挙げられます。その際の選ぶポイントとして刃は4mm以上の厚さがおすすめ。また、持ち手と刃が一体となったシースの方が強度も上がり、バトニングに向いていると言えるでしょう。

これらの点を踏まえた商品がこちらになります。

KA-BAR Becker ケーバー ベッカー BK2 キャンパニオン

刃材に炭素鋼が使用された強度の強いナイフ。刃長が約12.7cm、刃厚約6.0mm 、重量約420gと重量級の部類に入ります。グリップは耐久性の高いポリアミドナイロン樹脂とプロ仕様。

BOKER Magnum/ボーカー マグナム エルクハンター

刃長が110mm、刃厚が3.9mmとやや厚さがあるナイフ。
刃はステンレス製で、グリップは木製となじみの良い素材で作られています。バトニング用のナイフとして合格点をとれる一品です。

NedFoss シースナイフ

刃幅4㎜、刃長12cmとやや長めの作りとなっているシースナイフ。樹脂製のグリップで滑りにくいので使い勝手の良さは抜群。

DURATECH ナイフ シースナイフ

刃幅4㎜台のシースナイフで唯一値段が2000円代の商品。グリップは木製でステンレス製と長持ちするスペックとなっています。

2.フェザースティック向き

こちらはバトニングと違って、強度は必要ありません。それよりも、フィット感や扱いやすさで選びましょう。

AUBEY シースナイフ

刃幅3㎜、刃長10cmの標準サイズのシースナイフ。フルタング構造で刃とグリップがつながっているため強度も高いです。

ヘレ・ナイフ Helle knife Wabakimi

刃材はステンレス、グリップはレザーで作られた珍しい商品。またハンドメイドで作られている稀有な商品でもあります。刃長は8.4㎜、刃厚は3㎜とやや小ぶりな作りでフェザースティックにはもってこいの商品です。

VICTORINOX(ビクトリノックス) シースナイフ 

厚さは3.2mmと他のバトニングナイフと比べるとやや薄いです。しかし、グリップとブレード部分が一体型のフルタング構造で、バトニングに対しての強度は高い作りになっています。

モーラ・ナイフ Mora knife Bushcraft Survival Black

モーラナイフの中でも定番の一品。ラバー製のグリップにカーボン製の刃と耐久性と使用感に優れた商品です。

シマノ 小出刃シースナイフ CT-511N

刃幅2.2㎜と細身の作りでフェザースティックにはもってこい。またフッ素加工ステンレス製の刃と水抜き穴付きのシースと沢釣りなどにより適した商品といえます。

まとめ

是非とも自分だけのブッシュクラフトナイフを見つけて、素敵なアウトドアライフを満喫して頂けたらと思っています!

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