東京・世田谷、新潟・三条で過去に開催されたイベントが舞台を西へ移し、初めて関西にて「京都ものづくり山学校」が開催されました。

過去にないスピードでチケットは完売、関西の方々のアウトドア欲が手に取るように感じられました。

築100年以上の木造建築、素敵空間

築100年以上の木造建築、素敵空間|「「与えられたもので満足できない」京都ものづくり”山”学校 vol.1 レポート」の1枚目の画像

会場は、五条にあるMTRL KYOTO(マテリアル京都)。なんとも素敵な雰囲気の施設です。
普段は、ワンドリンクオーダー500円からで利用できるコワーキングスペース、カフェ利用等で一般開放されています。
3Dプリンターやレーザーカッターなども利用できるので、工作を行われる方にもオススメです。
週に3回ほどはイベントを行っているとのことでした。ぜひお近くまで来られた際には立ち寄ってみてください。

築100年以上の木造建築、素敵空間|「「与えられたもので満足できない」京都ものづくり”山”学校 vol.1 レポート」の3枚目の画像

ゲストは個性豊かな3ブランド

開場とともに続々とご来場の参加者のみなさま。
これからどんな話が聞けるのだろう、どんな体験ができるのだろうとわくわくの眼差しで溢れていました。

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今回参加のゲストはこちらの3組。

・O・W・L・
MINIMALIGHT
erakko

それぞれこだわりの商品がずらり。

・O・W・L・

「OUT DOOR WITH LOVE」、アウトドアギアのみならずオフラインのイベントを行うなど新しいカルチャーを生み出しながら多方面に活躍するブランド。

生み出すギアも、stuff sucksやポールカバーなど、シンプルながらスタイリッシュでこれまでの山道具とは一線を画す魅力があります。

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MINIMALIGHT

「最低限の要素から、最大限の軽さと使いやすさを引き出す」をコンセプトにアウトドアプロダクトを生み出すMINIMALIGHT。

「最も小さくて便利なサイフ」を目指して作られたPLAY WALLETは、山使いにもってこいの機能的なお財布。お札を三つ折りにしたサイズとカードのサイズがほぼ同じサイズであることに気づき、このデザインになったといいます。

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erakko

木と漆だけで作るハンドメイドのアウトドア食器ブランド。ゆったりと時間が流れるアウトドアのお供に連れていきたい機能的な器を作っています。

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それぞれの想いとそれぞれの物語

第1部は、ゲストのみなさんのトークショー。
「ブランドヒストリー」「ブランドコンセプト」「ライフスタイル」をお話しいただきました。

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人間はあらゆる選択をして人生を歩んでいる

by ・O・W・L・ ジェームスさん、横山さん

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お2人は、先生と生徒という出会い。
大学院にて“生き方”いわゆる“ライフデザイン”の考え方を教えているというイギリス出身のジェームスさん。日本の山・日本の雪が魅力的で来日されたそうです。その教え子である横山さんとは、山などのアウトドアへ一緒に行く仲。

そんな遊びの中で、“こういうものがあったらいいな”から“自分たちで作ってみよう”という好奇心から始まったブランドが・O・W・L・なんだそうです。
ブランドを立ち上げ、実際に物を作る中で自らの振れ幅が広がったり、自分も成長できる、そしてそれが使い手の皆さんにも伝わればいいなと話してくれました。

機能は落とさず、どれだけシンプルにできるか

by MINIMALIGHT 羽地さん

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これまではアウトドア用品だけでなく、いろんなジャンルの商品のデザインを行なってこられたのだという、プロダクトデザイナーの羽地さん。

その経歴を経て、徐々にアウトドアへ移行。ご自身も山へ行かれたり、OMMという山岳マラソンレースへも参加されるというアウトドア好き。UL(ウルトラライト)の考えを、デザインする上で大切にされていました。ブランドネームの“MINIMALIGHT”もそこからつけられたのだそう。

孤独の時間をも味わって糧にする

by erakko 柴田さん

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柴田さんは他の2ブランドとは少し異なる経験から。
自身のアウトドア経験は、小さい頃に遡り、布団の上で無人島ごっこをしていたこと。というおもしろエピソードからはじまりました。

旅が好きだという柴田さんは、時間ができれば自転車とテントで日本縦断へ。
旅中にもらった星野道夫作「旅をする木」を読んで、その世界観を道具で表現したいと思ったのだそう。
かなりの熱弁に、どんな世界観なのか気になって本を手に取った参加者も少なくないのではないでしょうか。


それぞれのエピソードから湧き出るアツイ想いで会場がほっこりしたように感じました。

この日だけの特別、とにかくやってみてほしい

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第2部はワークショップです。
今回はなんと豪華に2種類のワークショップを全員に体験いただけました。

おそらく世界最小の財布『shuriken wallet』

山やちょっとした外出時には普段使いの財布では大きすぎる。ジェームスさんも愛用のこのshuriken walletは多少のお札と小銭、そして鍵がおさまる優れもの。身軽に行動したいときに最適なアイテムです。

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キューベンファイバーという軽くて丈夫な生地を折り込んで、ミシンで縫い合わせます。そろばんの駒を通した紐を穴へ通して、キーリングの部分を作って完成です。

それぞれ好きな色の生地と紐をみなさん真剣に選んでいらっしゃいました。
折る、貼る、縫う、裏返す、通す、結ぶ。という簡単な作業で出来上がるのですが、とっても立派なお財布が完成しました。

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あると便利な『忍びプレート』

山の山頂などで一息ついてご飯を食べるときやお湯を沸かすとき、手元や足元が石などでガタついて安定した置き場に困ることはありませんか。このプレートはシングルバーナーとカップがちょうど置けるサイズで考えられています。パックパックに忍ばせておけば、いざというときに役立つシンプルながら便利なアイテムなんです。

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.HYAKKEIのイラストが刻印されたアガチスの板。聞くと、このイラスト部分もこの会場MTRLで事前に刻印したとのこと。2種類の粗さの違う紙やすりを使って面取り、角取り、形を形成します。

みなさんもくもくと作業をされていました。

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仕上がったら、お好きな塗料を選んで塗りこみます。

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塗料は3種類。それぞれ味が出ています。
同じ塗料を塗っても、塗り手によって色合いが全く異なると嬉しそうな顔で見せてくださった参加者がいらっしゃいました。みんな違ってみんないい。そんなものづくりの良さをも実体感してくださっていたようでした。

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おわりに

楽しく、終始とても和やかな雰囲気であっという間にお開きの時間となりました。
つくり手のゲストの方々もそうなのですが、主催者、参加者の全てから感じたのは、とても“あったかい”空気感でした。
与える・与えられるという立場ではなく、同じことに興味を持つ人間という同じ立場で、この空間を楽しんでいたように感じました。

それぞれの形で、アウトドアは切って離せない存在。
双方にとって刺激たっぷりの濃厚な時間となったのではないでしょうか。

おわりに|「「与えられたもので満足できない」京都ものづくり”山”学校 vol.1 レポート」の2枚目の画像

与えられたものでは満足できない。
じゃあ、自分でやってみよう!!
その一歩先に、もっと面白い世界が広がっているのかもしれませんね。

(写真:山口 卓也)

*当日の様子は動画でも公開中!こちらもぜひご覧ください。

堀 絵美子

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この記事を書いた人

堀 絵美子

.HYAKKEIのアンバサダー。 とにかくおもろいことが大好き!仕事の日に休養し笑、休日に全力を注ぐ!!笑 HAPPY & SMILEな日々を過ごすのが生きがい。小さな幸せを集めながら日本全国をぶらり。アクティブだね!タフだね!と言われるのが最高の褒め言葉。

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