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僕らの焚き火欲を駆り立てる!hobo × TRUCKのコラボギアが焚き火をもっと楽しくする
突然ですが、
皆さんは焚き火が好きですか?
私は大好きです。
‘焚き火BAR”
そんな言葉を目にしたら、
いてもたってもいられない。
2016年5月28日、
焚き火シーンをイメージした至極のアイテムが登場。
それがhobo × TRUCKのコラボギアです。
もくじ
人気ブランド同士の夢のコラボ
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hoboは、バッグをはじめとする実用的なイクイップメント(装備)と、ブレスレットやリングに代表される装飾的アクセサリー(装身具)、相反する二つの性格を併せ持つ東京発のブランド。街でもアウトドアでも使えるアイテムが数多くあります。
そして、コラボしたTRUCKは、海外からもファンが訪れる大阪に拠点を置く人気家具屋。すべてオリジナルにこだわって制作されています。
ソト使いのブランドと、ナカ使いの家具屋。一見異業種に見えるこの2ブランドがなぜコラボしたのか?そしてそこから生まれたプロダクトにかける想いとは?
今回、hoboのデザイナー朝倉秀樹さんにお話を伺いました。
きっかけはローチェア
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ーーファッションブランドと家具屋、ちょっと面白いコラボだなと思うのですが今回このような形に至った背景は何だったんですか?
TRUCKの黄瀬徳彦さんが、もともとhoboのバッグを愛用してくださっていて、お声掛けいただきました。そこで何をコラボしようかとなった時に、TRUCKの代表的商品であるTSP LOW CHAIRが挙がったんです。私自身もデザイナーとして椅子は作ったことがなかったので、すごくチャレンジしたかった。
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TRUCKさんで販売しているのはキャンバスを素材として使っていますが、今回のコラボでは撥水加工されているhoboオリジナルのレザーです。強度も上がってますしアウトドアでの使用もこれなら安心です。この素材は黄瀬さんの奥さんである唐津裕美さんが気に入ってくれて。
![スタイリッシュさと無骨さが共存する、男にはたまらないローチェア](https://hyakkei.me/wp-content/uploads/2020/09/ec0a4cf8c30eeee9ae6c36613e71c333.jpg)
スタイリッシュさと無骨さが共存する、男にはたまらないローチェア
![実際に座面に水を垂らしてもらいましたが、見事な撥水です](https://hyakkei.me/wp-content/uploads/2020/09/ba403d645016bd09bffcf019dddb7517.jpg)
実際に座面に水を垂らしてもらいましたが、見事な撥水です
焚き火シーンに馴染み、楽しませてくれるアイテムたち
ーーこれは確かに自然が相手のキャンプでは嬉しいですね。良い意味で放置しておいても大丈夫ですし。今回は8アイテムあるかと思いますが、他の7つはどのようにして作られたのですか?
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せっかくだから何かテーマを持たせよう、と考えた際にローチェアから着想を得たのが「焚き火」だったんです。黄瀬さんと行きつけのBARに行って飲んでる時にそんな話になったのですが、ずっと会話するのではなく何か思いついたら会話し、あとは酒を飲みながら焚き火をじっと見つめている。そんなシーンって良いよねって盛り上がりました。
そこから焚き火シーンで利用するアイテムを作ることになりました。
ーーこの動画ほんとカッコいいです、反則ですね(笑)無骨な感じで、男心をくすぐられます。
実際に使用イメージを持ってもらえたらなと思います。もちろんここで使われている道具は今回のコラボアイテムですよ。
ローチェアの次に話が挙がったのは、もともと黄瀬さんが愛用してくださっていたバッグのコラボですね。
![ベージュカラーは、とりわけ野営的なキャンプにはまる。もちろんタウンユースでも活用できるデザインだ](https://hyakkei.me/wp-content/uploads/2020/09/9c879d5b3879595089f766ab5d129620.jpg)
ベージュカラーは、とりわけ野営的なキャンプにはまる。もちろんタウンユースでも活用できるデザインだ
3つ目は、hoboで作っていた手提げバッグです。これをキャンプでの利用を想定しポケットを新たに追加しました。キャンプはたくさんのギアを持ち運びますからね、できるだけ多くのポケットを用意しました。
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さらに底面は、先ほどのローチェア同様に撥水加工のレザーを使用しています。これで地べたなどに置いていても気にすることはありません。
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これは、クッカーです。鍋のように見えるんですが、蓋の部分はフライパンとしても使えます。だからクッカーって呼んでます。
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ーー動画の中でベーコンを焼いていたのはこの蓋ですか?
そうです、直火でも問題ないですし焼けたり煤(すす)などがついても味が出て良いですよ。 そしてこれは防水レザーグローブに、フラスクとレザーケースです。わざわざグローブやレザーケースを使わない人も多いとは思いますが(笑)
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鍋を直火するとかなり熱くなるので、危なくないようにグローブが必要だよねとなり、このグローブを作りました。焚き火用のグローブ欲しいって思ってもグローブ専門店なんてなかなかないですし、焚き火BARというコンセプトで絵でトータルで見せてあげることって大事なんじゃないかと思っています。
焚き火用のエプロンも用意してますよ。
ーー焚き火にエプロンは必須だと個人的にも思います、機能的にも見映え的にも。
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最後に、これこそなかなか使わないとは思うんですが、薪などのキャリーバッグです。もちろん薪だけじゃなくてここに寝袋とかマットとか、キャンプギアを持ち運ぶのに使えるかなと思います。
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ーーどのアイテムも色が統一されていて、綺麗過ぎずワイルド過ぎず自然に馴染む形ですね。使い込んでいくうちにどんどん味が出て、より焚き火にマッチしそうです。
TRUCKさんも僕もベージュが好きなんですよ(笑)それでも色の組み合わせなどは何度も協議しながら考えて、かなりこだわって作っています。
効率化・軽量化じゃなくてもいいんじゃないか?
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ーーそれぞれのアイテムのご説明の中で、「あまり使わないだろうけど」という枕詞があったのが印象的です。使わないかも、と思っても製品化したのは何故なんでしょうか?
実際にキャンプをして焚き火をして生まれたアイディアだから、というのもありますが僕の考えとしては「楽しんで仕事をしたい」ということなんですよね。
キャンプギアも軽量化とかミニマム化とかされていますし、世の中も効率化とか。確かにそれも大事ですし私も軽量化されたアウトドアチェアは持っていますが、自分が作っていて楽しいものを作りたいなと考えています。
![それぞれのアイテムにはhoboとTRUCKのダブルネームタグが。こういったあしらいも効率は関係なしに、たまらない](https://hyakkei.me/wp-content/uploads/2020/09/1ae2038b02882a13403309f18d1b2231.jpg)
それぞれのアイテムにはhoboとTRUCKのダブルネームタグが。こういったあしらいも効率は関係なしに、たまらない
たとえばこのローチェアだって折り畳みはできますけど、それなりに重いですし大きいです。でも、これを持ってキャンプしたいんですよね。
![ローチェアはこのように折り畳み可能。重いとはいえ片手で十分に持てる重さだ](https://hyakkei.me/wp-content/uploads/2020/09/e8edaec1f8fec2e3583a488b18886d62.jpg)
ローチェアはこのように折り畳み可能。重いとはいえ片手で十分に持てる重さだ
異業種とのコラボ展開はこれからも
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ーー今回のコラボも出足好評で、すでにローチェアなどは完売しているとうかがいました。hoboとしての今後の展開は何かお考えですか?
冒頭にお話ししたTRUCKの黄瀬さんが愛用してくださっていたバッグも、アライテントさんとのコラボ商品でした。今回のコラボもそうですが、今後も異業種とのコラボは積極的にやっていきたいですね。
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「楽しく」をモットーに作られた焚き火シーンに活きるアイテムの数々。この8アイテムすべて揃えて焚き火をした時には心が高ぶるに違いありません。hoboの今後のコラボも期待大です。
売り切れ商品もすでに出ているため、気になる方は是非急いでチェックしてくださいね。
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LIFE WITH NATURE!
コースタイムの1.5倍はかかる写真大好きハイカー。登山はカメラ3台、キャンプはミニマルに、自分らしい自由なアウトドアを楽しんでいます。フィルム登山部メンバー。.HYAKKEIファウンダー&初代編集長。