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patagonia キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・フーディ 夏の登山にオススメ

登山を6年ほどやっている筆者だが、山の服は割と適当。仕事柄いろいろギアを試すことはあれど、結局好きなプレミアリーグ(イギリスのサッカーリーグ)のユニフォームで登ったりする。

そんな好きに遊べるシーズンは気温が温かい春夏登山になるのだが、意外と重宝するのが長袖のウェアである。

額の汗を拭えど、腕が汗だくなので元も子もないという経験から長袖を着用することが多いのだが、欲を言えば頂上で“汗冷えしない”そして“汗ジミがでない”ウェアがあればいいなとはどこかで思っていた。

いや正確にはこのウェアを着て、そんなウェアがあれば自分はうれしかったのかと気付いた。

patagonia キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・フーディ

と、長い名前だが、山の人に説明するなら「ポリ100の長袖フーディー」である。ただ個人的にこのウェアが好きなのは以下の理由だ。

汗ジミなし。

山行開始後2時間での写真。筆者は石焼麻婆豆腐で滝汗をかくほどの汗かき。

本当に汗ジミがでない。グレー系のウェアを着て山に登った日あれば、たいてい写真で振り返って後悔するとおもうが、そんな悩みとは無縁になるほど汗ジミがでない。

汗冷えしない

こればっかりは個人差があるが、私が高尾周辺の山々を4時間ほど縦走した感じでは汗冷えを感じなかった。秋口に差し掛かるとまた違う感想を抱くと思う。

フェアトレード・サーティファイドの縫製を採用

何のことかと思うだろうが、ご存じの通りpatagoniaは世界的なサステナ企業。素材や生産フローに関わる工程を年次単位で振り返り、環境負荷の少ない選択肢を採用する。

このフェアトレード・サーティファイドはいわば縫製職人の給与水準を担保する取り組みである。

アパレル業界は世界的にみるとファストファッションの台頭で製品単価および、職人の雇用賃金が低下しており生産国の労働者の生活水準が改善されない問題がある。

patagoniaは一部の製品生産の現場において職人に対して“直接報酬”を払っている。それがフェアトレード・サーティファイドである。

決して、着る人のメリットになるわけではないが、お伝えしておきたかった。

patagoniaはウェットスーツからフェアトレード・サーティファイドを開始した

どうせ着るなら“心地よい”服を

ぶっちゃけ、消費者目線ではアウトドア業界のサイクルの速さには飽き飽きしている。やれリサイクルポリだの和紙だの、まぁ結局買っているわけだがそれを自慢げに語ることもなければ忘れているものの方が多い現実がある。

そんなことより、海や山に飛び込んで五感で体を動かす時間の方がよっぼど刺激的。そんな自然に後ろめたくない自分でありたいと思う。

キャプリーン・クール・デイリー・グラフィック・フーディ
価格:¥8,360(税込)

【商品詳細】
メンズ:https://www.patagonia.jp/product/ms-capilene-cool-daily-graphic-hoody/45325.html

レディース:https://www.patagonia.jp/product/ws-capilene-cool-daily-graphic-hoody/45535.html

[重さ]181 g (6.4 oz)
[素材]ポリエステル100%

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