【Vol.77 日光白根山】関東No.1の標高!日光白根山を実際にレポート/バン旅百名山
2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、群馬県と栃木県の県境に位置する火山群の最高峰「日光白根山」へ。標高が関東で一番高く、火山特有のダイナミックな景観や、五色沼などの絶景を見ることができるこの山の特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!
もくじ
「日光白根山」の特徴は?
日光白根山は群馬県と栃木県にまたがり、標高2,578mと関東の中では一番高い山です。ロープウェイを使って山頂を目指すことも可能となっており、初心者の方でもお手軽に楽しむことができます。そんな日光白根山は国が指定する国立公園の中にあり豊かな高山植物のみならず、火山群の名残から火山湖や池などを楽しむことができます。また、現在の火山活動は静穏状態とされていますが、念のために火山情報を確認してから登りましょう。
日光白根山に登るコースをご紹介!
ロープウェイを使って山頂までお手軽に登山|ロープウェイコース
こちらは、ロープウェイを使い山頂を目指すピストンコースとなっており、初心者の方でも安心して登ることができます。はじめはなだらかな登山道が続き、中盤にかけて急登などもあります。急登を越えた先には森林限界が広がっており、視界もよく日光白根山の景色を存分に楽しむことができます。また体力に自信のある方は、弥陀ヶ池などを周回して下山するのもおすすめとなっています。
ロープウェイは使わず、短いコースタイムで登れる|菅沼コース
こちらはロープウェイを使わずに山頂を目指すコースになっており、他のコースに比べてコースタイムや距離が短いコースです。序盤はなだらかな樹林帯の中を歩き、その先には弥陀ヶ池が見えてきます。弥陀ヶ池からは山頂付近を見ることができ、そこからは岩場の津木菟急登が始まります。下山も岩場などで足を滑らせないように慎重に下りましょう。
標高関東No.1!日光白根山を実際にレポート
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。日光白根山はロープウェイを使いお手軽に楽しむことができますが、今回はロープウェイを使わないルートをご紹介します。特に弥陀ヶ池の休憩スポットはイチオシですよ!
すぐそばにはキャンプ村!菅沼駐車場から登山スタート
片品村の菅沼キャンプ村のすぐそばにある菅沼駐車場から登山スタート。そして社有地を少し歩くと登山道入り口に到着です。ここから本格的な登山が始まります。
登山口からしばらくは平坦な樹林帯を歩きます。秋口になり草木が枯れてくると何とも幻想的な雰囲気に包まれるこの樹林帯。
平坦な樹林帯が終わると一気に急登に。10月中旬にも関わらずかなりの積雪量。迷ったらチェーンアイゼンを持っていくことをおすすめします。
イチオシスポット「弥陀ヶ池」を通り山頂へ
急登を終え、斜面を横切るようにして進んでいくといきなり視界が開け、弥陀ヶ池と日光白根山が正面に現れます。ここまでおよそ50分ほど。ここから雪に覆われた日光白根山を目指します。
弥陀ヶ池から日光白根山山頂までは標高差およそ300mの急登が続きます。途中でロープウェイの登山道と合流します。振り返ると先ほど通った弥陀ヶ池を見下ろすことができますよ。
登山開始から1時間30分で日光白根山に到着です。この日はあいにくのお天気でしたが、晴れていれば富士山や、遠くには南アルプスをも眺めることのできる大展望!下山は来た道を戻ります。
本日のスケジュール
※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
菅沼駐車場(11:00)
弥陀ヶ池(11:49)
日光白根山(12:20)
菅沼駐車場(13:51)
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、関東一の標高である日光白根山へいってきました。コースタイムもそれほど長くなく、ロープウェイも利用できるため、初心者でも安心して登山を楽しむことができます。白根山と合わせて五色沼など周辺を散策するのもおすすめです。
次回予告!尾瀬のシンボル的存在「至仏山」
次回は、尾瀬のシンボル的存在である至仏山へ。10月下旬、完全に雪山と化した至仏山の山頂からは麓の尾瀬ヶ原をはじめ燧ケ岳や平ヶ岳、さらには谷川連峰も見渡せる大展望!次回もお楽しみに!
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現在絶賛休学中のおんせん県大分の大学に通う大学生。
学生初、バンライフをしながら一年以内に日本百名山全山登頂を目指して奮闘中。
二人とも関西出身で、アウトドアや登山が大好き!