【Vol.68 浅間山】ダイナミックな活火山で雄大な自然を体感せよ!/バン旅百名山
2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回の登山先は、活火山で立ち入りなども制限されている浅間山です。入山規制のため、山頂の浅間山には登ることはできませんでしたが、前掛山についての特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!
もくじ
「浅間山」の特徴は?
浅間山は長野県の軽井沢と御代田町、群馬県の嬬恋村にまたがる標高2,568mの活火山です。壮大な外輪山の姿や活火山らしいダイナミックな景色が見れる山ですが、現在も活発な火山活動がある山のため、山頂への立ち入り制限などがあります。登山する前に最新の情報をゲットしてから登りましょう。
浅間山に登るコースをご紹介!
眺望も良く歩きやすい日帰りコース|浅間山荘コース
こちらは浅間山荘をスタートし、浅間神社など山岳信仰の歴史を感じつつ、圧巻の景色を見ながら山頂へ向かえるコースです。途中には外輪山を横目に見ながら、ダイナミックな景色を楽しむことができます。山頂直下の登りさえ越えれば、なだらかな稜線が続くので、下山も登り返しなく帰ることができます。
外輪山からの壮大な景色を楽しむ|黒斑コース
こちらは車坂峠から始まるコースで、距離にすると浅間山荘コースより短いですが、帰りに300mの登り返しがあります。途中で浅間山荘コースと合流し、山頂までの稜線を気持ち良く歩くことができます。途中にはシェルターなどもありますので、登りの際に念のため位置を確認しておきましょう!
ダイナミックな景色を堪能!浅間山を実際にレポート!
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。今回は一番ポピュラーなルートである浅間山荘から登るルート。このルートは急登がそれほどないため、浅間山のダイナミックな景観を思う存分楽しむことができるのでおすすめです。
ダイナミックな滝から色とりどりの紅葉まで!浅間山荘から登山スタート!
登山口である浅間山荘には天狗温泉という温泉施設があり、下山後に疲れを癒して帰るのを楽しみに登るのもありですね。
登山開始からしばらくは神秘的な樹林帯を進んでいきます。紅葉が始まっているところと始まっていないところがはっきりとしているこの浅間山では、色とりどりの山容を楽しむことができます。
登山道脇にはダイナミックな滝も流れており、登山者を全く飽きさせません。まばらに色づく山肌と滝のマッチングはなんとも幻想的。
登山開始から1時間ほどで視界が開け、左手には荒々しい浅間山の外輪山を見ることができます。このセクションは特に平坦担っており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
中腹には無料の休憩所も設置されており、トイレ(有料)などを使用することができます。
色づき始めた木々の間を抜け、いざ山頂へ!
標高が上がるにつれて、色づいた木々の間から浅間山が姿を現します。草木など何も生えていないその黒い山肌には誰もが魅了されることでしょう!
浅間山の黒い斜面を斜めに上がるようにして登っていきます。そして、分岐を右に曲がると前掛山の姿が。現在は入山規制がされている浅間山山頂も見ることができますよ!
登山開始から約2時間で浅間山(前掛山)の山頂に到着です。正式には、後ろに見えるピークが浅間山の三角点。現在はいくことはできませんが、そのなだらかな山容を見ながら少し休憩します。浅間山山頂からは四阿山をはじめ、上田市の街並みをも見ることができますよ!
本日のスケジュール
※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
浅間山荘登山口(9:20)
浅間山(前掛山)(11:17)
浅間山荘登山口(12:53)
まとめ
いかがだったでしょうか。今回登った浅間山は本来のピークにこそ行くことはできませんが、紅葉やダイナミックな景観をお手軽に堪能することができました。また、登山道も比較的平坦な道が続くので、初心者の方も安心して登ることができますよ!
次回予告!
次回は、根子岳と四阿山の周回ルートへ。四阿山の麓には菅平牧場が広がっており、しぼりたての牛乳や、ソフトクリームを食べることができます。また、四阿山のピストンだけでなく、根子岳との周回もおすすめ。根子岳からは紅葉で色づく四阿山の姿を見ることができます。次回もお楽しみに!
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現在絶賛休学中のおんせん県大分の大学に通う大学生。
学生初、バンライフをしながら一年以内に日本百名山全山登頂を目指して奮闘中。
二人とも関西出身で、アウトドアや登山が大好き!