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5泊6日の南アルプス全山縦走の食事を一挙公開!/バン旅百名山

【バン旅コラムVol.13】5泊6日の南アルプス全山縦走の食事を一挙公開!/バン旅百名山

皆さんは長期縦走をする際、どのような食事を持っていきますか?長期縦走ではやはりカロリーを多く摂りたいですよね。今回は、南アルプスを6日間で全山縦走した大学生2人が持って行った食事を一気にご紹介し、その中でもおすすめだったものを大公開!

南アルプス全山縦走の食事を一挙公開!

南アルプス全山縦走の食事を一挙公開!
こちらが私たち2人の6日分の食料です。

(写真右から)①棒ラーメン ②早茹でパスタ ③日清カレーメシ ④ビバークレーション(お茶漬け)⑤スモークサーモン ⑥インスタントコーヒー ⑦乾燥リゾット ⑧粉末マッシュポテト ⑨乾燥高野豆腐 ⑩自作カリカリベーコン ⑪スナック菓子 ⑫マヨネーズ ⑬カレーパウダー ⑭ジャーマンポテト&アヒージョシーズニング ⑮赤だし ⑯お吸い物(パスタ用)⑰Trail Butter ⑱羊羹 ⑲自作ナッツボール ⑳スナックボックス

私たちの今回の食事のコンセプトは、「アルファ米に頼らない」です。少しお値段が張るアルファ米に取って代わる食材を探し、さまざまな食材を持っていきました。ちなみに今回の縦走で一番重かったのが食料です。長期的な縦走ではこの食料をいかに軽くできるかが荷物の軽量化に繋がります。

私たちの6日間の毎食をチェック!

ここからは毎回の食事を細かく公開していきます。
※基本的に昼食は取らず行動食(羊羹、Trail Butter、スナック菓子)のみ

1日目(夜叉神登山口〜仙水小屋)
朝:コンビニのパン、バナナ、自作エナジーボール×2
夜:棒ラーメン1人2食 (カロリーを摂取するため) 

2日目:(仙水小屋〜北岳山荘)
朝:マッシュポテト40g、自作エナジーボール×2
夜:疲労と睡眠不足のためなし

3日目:(北岳山荘〜北荒川岳付近でビバーク)
朝:マッシュポテト50g、カリカリベーコン、自作エナジーボール×2
夜:おすましパスタ100g

4日目:(ビバーク地点〜赤岳頂上避難小屋)
朝:マッシュポテト50g、カリカリベーコン、自作エナジーボール×2
夜:アヒージョパスタ100g

5日目:(赤岳山頂避難小屋〜光小屋)
朝:マッシュポテト50g、カリカリベーコン、乾燥リゾット、自作エナジーボール×2
夜:カレーメシ、お味噌汁

6日目:(光小屋〜芝沢ゲート前駐車場)
朝:ビバークレーション、自作エナジーボール×2

今回、この食事を持っていきましたが、圧倒的に摂取カロリーが足りませんでした。一応、一日の摂取カロリーを計算して持参しましたが、水場が枯れているなど全くプラン通りにいきませんでした。やはり山で食べる食事は色々試行錯誤を重ねる必要がありますね。

これだけは外せない!おすすめフード

ここからは、今回の縦走で使った、私たちの選ぶおすすめフードをご紹介していきます。

その1:熱湯で簡単即席カレー「カレーメシ」

その1:熱湯で簡単即席カレー「カレーメシ」
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こちらは日清食品から発売されている、お湯を注ぐだけで食べられる簡単即席カレー。アルファ米に比べ安価で容易に手に入れることができるほか、カロリーが高いことが特徴です。(カレーメシ1個あたりのカロリー:465kcal

容器自体がかさばってしまうので、耐熱のジプロックに入れてしまえば、パッキングも食べる時も楽チン!簡単かつ美味しいカレーメシはおすすめです。

その2:行動食にはスナックを!?「スナックボックス」

行動食にはスナックを!?「スナックボックス」

次にご紹介するのは、ポテトチップスや柿の種などを混ぜて作ったオリジナルスナックボックスです。ポテトチップスや柿の種はカロリーが高く、登山中の行動食にうってつけ!ジェルや羊羹など、登山中の行動食は何かと軟食系になりがちですが、これならしっかりと歯ごたえもあって美味しい!

※ちなみに100gあたりのカロリーが一番大きいポテトチップスは、セブンイレブンの「厚切りポテト 石垣の塩味」です。これはなんと、100gあたり538kcal!カロリー消費が激しい長期縦走にはぴったりです。

その3:お湯をかけて混ぜるだけ!「粉末マッシュポテト」

その3:ぬるま湯をかけて混ぜるだけ!「粉末マッシュポテト」
KALDI

お湯をかけるだけで、美味しいマッシュポテトが作れてしまう優れものが「FELIX」のインスタントマッシュポテトです。何かとあたふたしてしまうテント場で迎える朝ご飯にぴったりです。カロリーはそこまで高くありませんが、腹持ちとお手軽さで欠かせない登山飯です。

おまけ:パスタよりペンネの方が良い?? 

おまけ:パスタよりペンネの方が良い?? 
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今回は早茹でパスタを2つに折って持っていきましたが、パスタよりも早茹でペンネの方が水の消費量を少なくすることができる印象でした。また、早茹でパスタは茹で時間3分と明記してありますが、登山では全ての茹で汁をパスタに吸われてしまうため、倍くらいの時間がかかる場合がほとんど。次回はペンネを持っていきたいと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、南アルプス全山縦走の食事についてご紹介しました。やはり、登山中の食事には正解はなく、試行錯誤が重要になってきますね。そんな中でも、次の縦走でも持っていきたいものランキング第一位は「カレーメシ」です。かなり味が濃く、ドロドロとした食感が疲れた体にしみます。ぜひ一度お試しあれ。

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