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山で後悔しない!登山用レインウェアの選び方とおすすめ6選

登山をするときの持ち物として、レインウェアはとても重要なアイテムです。しかし、いざ登山用にレインウェアを準備しようと思っても、実際にどれを購入すれば良いか迷ってしまいます。今回は、レインウェアの選び方とおすすめの商品をご紹介します!

市販ビニールカッパはNG!登山用レインウェアを選ぶ4つのポイント

市販ビニールカッパはNG!登山用レインウェアを選ぶ4つのポイント
撮影:編集部

登山をしているときの雨対策として、必ず登山用のレインウェアを準備しましょう。登山用のレインウェアは通常のカッパと比べてもさまざまな機能が付いているので、安心して登山をすることができます。

また、登山用レインウェアであれば、上下セパレートタイプになっていることがほとんどなので、1つ購入するだけで全身をしっかりと雨から守ってくれます。

登山用レインウェアを選ぶうえで基準となるポイントは4つあります。

ポイント1. 防水性

ポイント1. 防水性

登山用レインウェアを選ぶうえで、防水性はとても重要です。登山中に急な雨が降ってきたときなど、レインウェアの中に雨が染み込んでしまったら体を冷やしてしまい体調を崩す原因となりかねません。なので、防水性の高いレインウェアを選ぶようにしましょう。目安としては、耐水圧が2万mm以上のものを選ぶと良いでしょう。

ポイント2. 透湿性

ポイント2. 透湿性

透湿性とは、体から出る汗や水蒸気などを服の外に逃がす性能のことで、透湿性が高いほどよく外に逃がしてくれます。透湿性が高いと、汗をかいてもベタつきにくく、蒸れにくくなります。快適に登山をするためにも、透湿性はとても大事な要素です。登山で使用する場合には、1万g/㎡・24hrs以上を目安に選ぶと良いでしょう。

ポイント3. 撥水性

ポイント3. 撥水性

撥水性とは、生地の表面に水分が付いた際にどれくらい弾いてくれるかを示すもので、この数値が高いほどよく水分を弾いてくれます。撥水性と透湿性は相関関係があり、撥水性が低くなると透過性も低くなります。また、基本的に撥水性はどのレインウェアにも備わっている機能ですが、使えば使うほど撥水性は下がるため、定期的なメンテナンスが必要となってきます。

ポイント4. 軽量性

ポイント4. 軽量性

なるべく軽いものを選ぶようにしましょう。登山となると、どうしても荷物が多くなりがちです。また、体力を必要とする登山では、重くてかさばるレインウェアを持っていくと必要以上に体力を消耗してしまいます。そのため、なるべく軽くてコンパクトなレインウェアを選ぶのが理想的です。

迷ったらこれ!誰もが知る、安心と信頼の素材「ゴアテックス」

迷ったらこれ!誰もが知る、安心と信頼の素材「ゴアテックス」
撮影:編集部

どの登山用レインウェアを買おうか迷ったときは、「ゴアテックス」のレインウェアを購入しておけばまず間違いないでしょう。ゴアテックスのレインウェアは、防水性や透過性、撥水性などが優れており、多くの登山家が愛用しています。また、丈夫で長く愛用することができるほか、数多くのメーカーより幅広い種類のものが発売されているため、自分に合った1枚を選ぶことができます。

他のレインウェアと比べて多少金額は高いものの、長く使えることを踏まえると1枚持っておくのが良いでしょう。

ゴアテックスの生地について、もっと詳しく知りたいという方はこちらをご覧ください。

ゴアテックス素材のおすすめレインウェア3選

モンベル「ストームクルーザージャケット」

モンベル「ストームクルーザージャケット」
出典:amazon

ストームクルーザージャケットは透過性や防水性などを高い基準で備えたフード付きのレインウェアです。フードは簡単に取り外し可能なので、使わないときにはかばんなどにしまっておけます。ウインドブレーカーや防寒着などとして普段使いにも使用可能です。

素材:ゴアテックス ファブリクス3レイヤー
重量:約254g
耐水圧:5万mm以上
透湿性:3万5千g/㎡以上

プロモンテ「ゴアテックスVSレインジャケット」

プロモンテ「ゴアテックスVSレインジャケット」
出典:amazon

プロモンテのゴアテックスVSレインジャケットは世界最高水準の防水透過性レインジャケットで、強度としなやかさの両方を兼ね備えた優れた1枚です。ファスナーからも水が入ってこない仕様となっています。

素材:50Dナイロンリップストップ
重量:約390g(Lサイズ)
耐水圧:−
透湿性:−

アークテリクス「ベータLTジャケット」

アークテリクスより発売されているベータLTジャケットは、装飾は控えめでシンプルなデザインが特徴的な1枚です。生地にはしなやかで軽量な3L ゴアテックス生地を採用しており、登山以外にも普段の雨の日などにも重宝するデザインとなっています。耐久性も抜群なので、アクティブな動きにも十分対応可能です。

素材:N40d 3L ゴアテックス ファブリクス
重量:395g
耐水圧:-
透湿性:-

まだまだある!日帰り・軽めの登山向けおすすめレインウェア3選

ザ・ノース・フェイス「クライムライトジャケット」

ザ・ノース・フェイス「クライムライトジャケット」
出典:amazon

ザ・ノース・フェイスのクライムライトジャケットはコンパクトな設計となっており、重さは約295gと軽いのが特徴です。ハリ感のあるしっかりとした着心地で、しっかりと雨から身を守ってくれます。

素材:20D GORE-TEX Micro Grid Backer
重量:295g(Lサイズ)
耐水圧:-
透湿性:-

ミズノ「ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ」

ミズノ「ベルグテックEXストームセイバーVI レインスーツ」
出典:amazon

このウエアは、100回洗濯をしても水を弾く耐久撥水加工が施されています。透湿性や防水性はもちろんのこと、靴を履いたままでも着脱しやすいような作りになっていたり、複数のポケットが付いていたりと、便利な機能が多いところも魅力的です。

素材:40Dナイロンリップストップ3L
重量:約550g(Mサイズ)
耐水圧:30000mm以上
透湿性:16000g/㎡以上

ティートンブロス「ツルギライトジャケット2.0」

ティートンブロス「ツルギライトジャケット2.0」
出典:amazon

おしゃれなデザインが目を引くティートンブロスのレインウェア。繊維メーカーと共同開発したもので、耐水圧や撥水性に優れた1枚となっています。ジッパーは動きやすいように斜めに設計されています。おしゃれなデザインのレインウェアが欲しい方はぜひ、購入を検討してみてください。

素材:Aqua Breath
重量:275g(Mサイズ)
耐水圧:-
透湿性:-

まとめ

出典:写真AC

登山をするために必要なレインウェアの選び方とおすすめ商品についてご紹介しました。レインウェアは、撥水性や透湿性、防水性がとても大事です。また、荷物が重いとそれだけで疲れやすくなってしまうため、なるべく軽いものを選ぶのがポイントです。ゴアテックスを始めとして、とても良い製品はたくさんあります。ぜひ、自分に合った1枚を選んで素敵な登山ライフを満喫してくださいね。

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