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極上のリラックスを実現できるロースタイルキャンプの魅力って?

ロースタイルキャンプって何?

最近よく言葉を聞くようになってきた「ロースタイルキャンプ」。実際のキャンプ場でも、ここ数年はロースタイルで楽しむ人をよく目にするようになってきました。
ロースタイルとは、キャンプサイトで地面に“より低い”場所に目線を持ってくるように、テーブルや椅子などを設置することです。より地面に近いことで、自然と一体化しているような感覚が味わえます。

では、そんなロースタイルのメリット・デメリットは何か?
そしてサイズの基準ってどうなってるか?についてお伝えしたいと思います。

ロースタイルのメリットとデメリット

【メリット】「自分だけの極上のリラックス」を作り上げることができる

①荷物が軽い
ロースタイル用のチェアやテーブルの背丈が低いため、ギアの体積が標準のものよりコンパクトになります。また、ちょこちょこと動く機会が減り、じっくりと作る料理が増えるので、バーナーも大きなものを使わなくなりキッチン周りがスマートになります。

②雰囲気が出る
リラックスできるキャンプを追求するロースタイルでは、自分の好きなギアを揃え、キャンドルなどお気に入りのもので空間を作り上げたくなってくるもの。テントの位置やタープの張り方にまで自分らしさが出て、一味違ったサイトになります。
わたしは自分たち仕様で高さも調整したかったので、自作でテーブルを作りました。

こういった自分たちのスタイルに合わせてお手製ギアを作ってみると、より良い雰囲気になりますよ!

③空間の広さや自然を感じられる
ロースタイルにすることで、テントや木々に囲まれたプライベート空間を作ることができ、空もいつもより広く感じます。地面や植物、空などと一体化しているような気分になり、自然の雰囲気を存分に味わえます。

【デメリット】一度座ったら動けなくなる

①立ち上がるのが億劫
全体が低いため、一度足を投げ出してしまうと立つ・座るなどの行動が少し辛くなります。リラックス効果が強すぎて食事もそこそこにうっかり寝落ち…なんてことはよくあります。

②腰が痛くなる
これは人によりますが、作業の多くをかがんで行うことになるので、腰を痛めやすいです。

③食事や調理には低すぎる
基本的にリラックスをすることがテーマなので、普段から調理に慣れている人なら、調理に向いているわけではないことは想像がつくでしょう。

基準となるチェアとテーブルのサイズ

ロースタイルではテーブル40cm、椅子は座面30cm以下が基本

ハイスタイルの場合はダイニング要素が強く、食事がしやすいイメージがあるでしょう。椅子も背中がまっすぐなので、立ち上がったり座ったり動きやすい印象があります。
椅子とテーブルの間に足を入れられる空間も十分にあります。この場合、テーブルは70cm、チェア座面は40cmが目安となります。

ロースタイルはハイスタイルに比べて、テーブル40cm、チェア座面30cmと低いです。チェアの背中は少しリクライニングがきいています。
テーブルが低く、ちゃんと食事するときは前傾姿勢にならないといけないので、少し食べにくいかもしれません。しかし、自然と一体化して食べる料理は一味違います!

お酒を楽しみながら釣った川魚をツマミに…なんてシチュエーションは最高です!

まとめ

キャンプギアを揃えるときは、まず自分の作りたい雰囲気をよくイメージすることがポイントです。まったりリラックスできる空間を求める方には、ロースタイルをぜひオススメします。
自分のこだわりのスタイルで究極のリラックス空間を作ってみては?

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