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  • キャンプに関するハウツー記事一覧です。タープやテントの建て方、ロープの結び方、焚き火の起こし方、ギアの使い方といったキャンプで役に立つアウトドア基本情報から、チルなキャンプ時間を過ごすヒントまで、初心者の方から上級者の方向けに丁寧にご紹介します。

雨が降っても子どもを飽きさせない!「雨の日キャンプ」の過ごし方

遊び感覚で楽しめる「おやつクッキング」はオススメ

雨の日キャンプでいちばんのオススメは「おやつクッキング」です。子どもが大好きなおやつを食べるだけでなく、それを一から作ってしまおうというのですから、子どものテンションも上がります。

なかでもオススメしたいのが「あんパン作り」です。粉をこねるところから始めれば、粘土遊びのような楽しさ、生地が発酵すると膨らむという驚き、生地であんこを包むチャレンジなど、いろんな要素が入っているので飽きることがありません。

もちろん、最後にできたてのあんパンが食べられるのですから、こんなに楽しい“遊び”はありません! けっこう時間も潰せますし……(笑)

出かける前にあらかじめ、強力粉、砂糖、塩の量を量って密閉容器に入れて持っていけば、キャンプ場で分量を量る手間が省けるので楽に作れます。

包み方がちょっと不細工なのもご愛敬です。

そして、できあがりが焦げてしまうのも、これまたご愛敬! ちなみに失敗の原因は、浅型のダッチオーブンで焼いてしまったこと。生地が膨らんで、フタに付いてしまいました。

ところ変われば「カードゲーム」も楽しい!

テントの中でやる「カードゲーム」も、けっこう楽しい遊びです。普段のキャンプでは、外で遊び回っていることが多いので、昼間からテントに入って遊ぶのも、子どもにとって新鮮なようです。

タープの下で遊んでもいいのですが、ひとつ注意したいのが雨でカードを濡らすこと。濡れたテーブルに置いたり、地面に落としたりしてしまうとカードが濡れてしまいます。紙製のカードだと、ふやけてダメになってしまいます。

ですので、カードはプラスチック製のものを準備していきましょう。これなら濡れても安心です。

ちなみに、UNOにも防水タイプの「UNO H2O」というモデルがあります。トランプだけでは飽きてしまいそうなら、こちらもどうぞ。濡れても全然気になりません!

100均グッズで「簡単クラフト」に挑戦!

自然の素材を活かした「クラフト」も、簡単にできて楽しいです。100円ショップでフォトフレームやコルクボードなどを購入しておけば、あとは素材を貼り付けるだけでOKです。

素材の貼り付けには、木工用ボンドを使いました。電源サイトの場合は、グルーガンで付けるのもいいでしょう。すぐに固まるので、乾かす必要がありません。

ちなみに今回は、4歳ムスメがフォトフレーム、8歳ムスコがブリキフレームにデコレーションしました。ブリキフレームに付いている小枝には、マグネットが埋め込まれています。これでメモを貼り付けられるようになっています。

雨ならではの自然観察を「カッパ探検」で

雨降りでもジッとしていられないという子には、雨のなかカッパを着て出かける「カッパ探検」でしょう! 雨のなかを散歩するのは、意外と楽しいものです。

雨の日には花を閉じてしまう野草があったり、快晴では姿を見せないアマガエルが現れたりと、雨の日ならではの自然観察も楽しめます。

今回は、テントのベンチレーターにアマガエルが雨宿りをしているのを発見しました。撤収前に気がついてよかった……(笑)

ただ、雨の日は長靴で歩くことが多くなると思いますので、足元が滑りやすくなります。ぬかるんだ地面や木の根、倒木の上などは歩かないようにしましょう。

キャンプで雨が降っても、いろんな楽しみ方ができるんです。さすがに雨の日キャンプが好きになる、とまでは言いませんが、今までほどイヤにはならないと思いますよ!


*撮影協力
千葉県・有野実苑オートキャンプ場

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