キャンプをしている時、ふとした瞬間に「キャンプってそもそも何を楽しむものなんだろう。」と思い返すことがあります。


あたり一面に生い茂る緑を感じたり、鳥や虫の鳴き声と風の音が奏でる自然界の演奏に耳をすませたり、目の前に広がる美しい景色に思わず息を飲む…。そんな体験ができるキャンプとは、自然と調和し自分を見つめなおす機会なのではないか、そんなようにも思えます。

来てくれる人たちへの想いと、神聖な土地へのリスペクトが、自然と一緒になる機会を与えてくれる。心からリラックスができるキャンプ場をご紹介します。

自然と調和するキャンプを楽しんでほしい

自然と調和するキャンプを楽しんでほしい|「山梨・河口湖『RetreatCamp まほろば』で体感する自分を”リトリート”するキャンプ」の1枚目の画像

山梨・河口湖を見下ろす高台にある「RetreatCamp まほろば」。「Retreat = 日々の忙しい生活から離れリラックスする」時間をお客さんに体感してほしいという想いが込められたキャンプ場です。今回は創立メンバーでもあるスタッフの大澤夏子さんにお話をうかがいました。

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「お客さんにとって居心地のいい空間を作りたいという創設メンバーの想いが形になってこの「まほろぼ」ができあがりました。ここを始めてからずっと”自然と調和するキャンプ”を楽しんでもらえるよう、場づくりを続けているんです。」(大澤さん)

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2年前に誕生したまほろばは、週末は満員になるほどの人気のスポットとなっています。人気の理由は、数ある富士五湖周辺のキャンプ場の中でも目下に広がる河口湖と富士山の絶景が楽しめる点にあります。

ただ、人気の理由は景色が良いからというだけではありません。リトリートする時間を過ごすためのまろほばならではの取り組みが、常連客からの高い評判を生み出しているのです。

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「ここだけで見れる景色を楽しみながらリトリートできる時間を過ごしてもらうために、繁忙期であってもぎゅうぎゅう詰めになるまで予約を取ることはありません。そして、お客さんに対しては夜間は音楽を流すスピーカーを控えてもらったり、大声を出さないと行ったルールを守っていただくようお願いしています。ある程度限られた人数に使っていただくことで、本当にゆっくりできる時間を過ごしてもらえればと思っています。」(大澤さん)

景観や環境を意識しながらも他のキャンプ場とは違った場作りを続けた結果、度々リピートするお客さんの間から”心が穏やかになるキャンプができる”場所という評判がささやかれるようになったのだといいます。

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実際にまほろばでキャンプをしていると、他のキャンプ場にはない静かで穏やかな空気が流れているのを感じました。夜は虫の鳴き声と焚き火の燃え上がるパチパチという音、そして山から吹く風が、都会の生活では忘れてしまっていた心地よさを感じさせてくれます。

”この地は汚さない”徹底的に環境保全にこだわる理由

まほろばが目指す場づくりには、快適に過ごせる環境を整えることも欠かせないのだといいます。

”この地は汚さない”徹底的に環境保全にこだわる理由|「山梨・河口湖『RetreatCamp まほろば』で体感する自分を”リトリート”するキャンプ」の2枚目の画像

「まほろばができる前、ここには別のオートキャンプ場がありました。この場所に新しいキャンプ場を始めるときには、徹底的にリノベーションを行いました。特にトイレやシャワーと行った衛生に関わる設備は、仮設的なものではなく町のホテルにあってもおかしくないような快適な環境に仕上げたんです。」(大澤さん)

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まほろばの施設内にはオートキャンプサイトのほかに、便座暖房付きのトイレ、完全個室のシャワールーム、リノベーションされたトレーラーハウスやスモールハウス、新設されたパオテントなど、高規格キャンプ場といえるような設備が整っています。

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さらに、アニメティの洗剤には環境に負担がかからないものを利用し、室内で使うコットンや夏に使う蚊取り線香などには化学物質が含まれないオーガニックのものを使うなど、自然由来の物となるものを徹底的に取り入れています。そこには、キャンプ場がある土地へリスペクトがあるのだといいます。

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「私達もキャンプ場をやる上で、この土地自体を絶対に汚したくないという想いがあるんです。まほろばの近くには、約840年前に富士山の鎮火を願ってできた「河口浅間神社」があったり、室町時代に栄えた富士山登山のための宿場町や登山者を清める滝があったりします。さらには、秦の始皇帝が不老長寿の薬草を求めてやってきたと伝えられている徐福伝説にもこの場所が記されているんだそうです。とにかく、古くから神聖な場所として使われてきた土地を、私達の世代でも大切に使っていきたいと考えているんです。」(大澤さん)

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自分たちだけがいい思いをするのではなく、お客さんや関わってくれる地域の人々、そして土地自体にも敬意を払えるような場所を作りたい…。まほろばはそんな強い想いをもつ大澤さんたちの気持ちが形になったような空間であると感じました。

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何かと心が忙しくなってしまう時代において、余裕を感じる機会を作ることはついつい忘れてしまいがちです。心を清めて全身で自然を感じることで、自分と向きあう。アウトドアの原体験とも言えるキャンプがこのまほろばでは楽しめるはずです。

RetreatCamp まほろば

<住所>
〒401-0304
山梨県南都留郡富士河口湖町河口山宮2553

<連絡先>
090-4128-6066

<ウェブサイト>
https://retreatcamp-mahoroba.net/guide/

ギャラリー

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伊藤 太成

キャンプと島旅を愛しています。

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この記事を書いた人

伊藤 太成

湘南生まれ、湘南育ちの自然や乗り物をこよなく愛するフリーランスライター・ディレクター。愛車の1974年式フォルクスワーゲンタイプ2(ワーゲンバス)で様々な場所を訪れ、キャンプや旅だけでなくヴィンテージカルチャーの魅力を広める仕事に関わり、日々奮闘中。

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