キャンプで役立つ!自然木や100均でトライポッドを自作DIYしよう!
皆さんはトライポッドというものをご存知でしょうか?トライポッドとは英語で「三脚」を意味し、キャンプなどのアウトドアシーンでよく使われます。そんなトライポッドですが、実は自分で簡単に自作できてしまいます。今回は、キャンプで使えるトライポッドの作り方をご紹介します。
もくじ
トライポッドとは?
トライポッドとは、いわゆる「三脚」という意味です。一般的に三脚というと、カメラを固定する脚をイメージしますよね。しかし、キャンプで使うトライポッドはダッチオーブンなどをぶら下げて焚き火調理をするのに使ったり、ランタンなどを吊り下げるのに使います。
トライポッドを自作してみよう
トライポッドの作り方は人それぞれ違いますが、どの方法でも簡単に作れてしまうのが魅力です。トライポッドの作り方は大きく分けて3種類あります。ひとつずつ詳しく解説していくので、ぜひチャレンジしてみてください。
【自作アイデア1】キャンプ場に落ちている自然木でトライポッドを自作する方法
トライポッドはキャンプ場などに落ちている枝で簡単に作ることができます。
用意する道具
・ナタ
・のこぎり
・木の枝を結ぶための綿ロープ(3m程度)
・太くて丈夫そうな木の枝 3本(1.5m程度)
作り方
- 土台となる太くて丈夫そうな木の枝を3本探し、1.5m程度にカットします。
- 用意した木の約2倍の長さにロープをカットします。(1.5mの木であれば、3m程度)
- まず1本の木にロープを巻きつけてから、左右に残り2本の木を置いて、一緒に八の字を描くように巻いていきます。
この工程でロープがたるんでいると、あとで使用するときに壊れてしまったりバランスが悪くなってしまうので、きつく巻きつけておきましょう。 - 巻いたロープが、木の直径の2倍程度になったら、3本の木が動かないようにきつく結び、最後に木を広げて完成です。
- 結んだ部分が安定していればOKです。広げたときに上部がゆるくなってしまったら、きつく縛り直しましょう。
何回か実践して慣れてくると簡単に作れるようになります。
【自作アイデア2】100均やホームセンターに売っているものでトライポッドを自作する方法
100均やホームセンターに売っているものだけで、手軽にトライポッドを作ることができます。
用意する道具
・メインポール3本(47cm)
・延長用ポール6本(38cm)
・蝶ナット
・丸環付きボルト
・Uボルトプレート
・6角ボルト
・ペンチ
これだけ購入すれば作れてしまい、費用も1000円以下と安く抑えられます。
ポールは連結できれば、長さはおおよそで構いません。
作り方
- Uボトルプレートを半分の位置で15度ほどペンチで曲げます。
- Uボトルプレートの片方の穴に6角ボルトを通し、ポールの脚の部分に取りつけます。(※写真参照)
- 丸環付きボルトを軸に、2のUボルトプレート、蝶ナットを順番にドッキング。(※写真参照)
蝶ナットの穴部分にカラビナやチェーンを取り付ければ、ランタン等をぶら下げることができます。また脚は分解可能なため、持ち運びもコンパクトです。
【自作アイデア3】鉄筋でトライポッドを自作する方法
より強固で本格的なトライポッドを作りたいと思っている人には、鉄筋で自作する方法がおすすめです。鉄筋のトライポッドは、急な雨風に対しても丈夫だというメリットがあります。
用意する道具
・鉄筋3本(13〜16mm経くらい)
・カットベンダー(鉄筋を曲げるアイテム)
・チェーン
・S字フック
作り方
- ベンダーを使って鉄筋の足を曲げていきます。
- 曲げる時にはベンダーがずれないように足でしっかりと踏んで固定することと、綺麗なUの字になるように曲げることがポイントです。
- 2本目も同じようにして曲げます。
- 3本目は、先端から約25cmの箇所に印を付け、その部分を直角に曲げます。
- 直角にした部分に残りの2本を繋げ、上部をS字フックとチェーンで留めたら完成です。
それぞれの工程にかなり力がいるので、何人かで協力して制作してくださいね。くれぐれも怪我をしないように注意してください。
SNSで見つけた自作トライポッドアイデア集
セリアの自在金具を使えばウッドポールがトライポッドに早変わり!
こちらは@chamberlin_camp さんの自作トライポッドです。基本的な作り方は、上記の【自作アイデア2】と同じになります。ポールをウッドテイストのものにすると、一気におしゃれな雰囲気になりますね!
釣竿スタンドをリサイクルして、おしゃれなトライポッドをDIY!
こちらは@asobinin1 さんの自作トライポッドです。
昔使われていた釣竿スタンドの竿の置くところを切断して、作ったそうです。元々自然が好きでリサイクルに興味があり、使用出来なくなった家具や鉄などを使い趣味のキャンプなどに使用されている@asobinin1さん。ご興味ある方はぜひ、アカウントを覗いてみてくださいね!
世界に1つだけの自作トライポッドでキャンプを楽しもう!
トライポッドを自分で作る方法についてご紹介しました。自分で作ることで材料費も安く抑えることができます。ぜひ、次回キャンプに行く際はチャレンジしてみてくださいね。
1997年名古屋生まれ。トラベルライター。 ときどきカメラマン。 “旅とフットボール”をモットーに日本・海外問わず旅を続ける。 フットワークが軽く、どこでも駆けつける。 旅人とゲストハウスが大好き。