カテゴリ: 体験レポート

山歩きは「省エネ」がいい

僕はカナディアンロッキーでトレッキングのガイドをしています。日本から参加される人の半分は、登山経験がまったくない初心者さんです。でも、そんな人たちこそ大歓迎。だって、カナダのトレッキングは頑張る必要がありませんから。笑顔と歓声が絶えない歩行ペースで、いつのまにか終点で笑ってる皆さんがいる。僕が提案するのは、そんな「省エネ」の山歩きです。

「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間

「カナディアンロッキーの宝石」と称される、レイクルイーズという湖があります。ビクトリア女王の娘さんの名前が付けられた、とても美しい人気スポットです。朝の穏やかな時間帯には、湖面にすべてが投影され、その景色は息を呑むような美しさです。

「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の2枚目の画像
「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の3枚目の画像

そのレイクルイーズから始まるトレッキングコースを利用すると、「Big Beehive(大きな蜂の巣の意)」という大きな岩壁のてっぺんに立てるのです。スタート地点からの画像では、右端に位置する台形上の頂きです。そこまで3.5時間をかければ、てっぺんに立つことができ、足元の500m下にはレイクルイーズが広がります。

「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の5枚目の画像

ただし、コース途中にある山上湖から仰ぎ見ると、垂直の壁でとても登れそうにはありません。

「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の7枚目の画像

しかし、30分ほど緩やかにコースを登ると、その種明かしが分かります。「大きな蜂の巣」の中腹から奥にかけてふたつめの山上湖が広がり、その湖畔を進めば、てっぺんに繋がる歩きやすい登りがしかれています。急勾配ではなく、少し頑張る程度での登りです。湖畔の奥からは、わずか30分。

「大きな蜂の巣」のてっぺんまで、わずか3.5時間|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の9枚目の画像

2歩足だけで歩けるのがトレッキング

終点からは同じ道を引き返すもよし、ふたつめの山上湖にはティーハウスがあるので、そこでひと息つくもよし。また、さらに足を延ばして、別のコースと繋げるという選択肢もあります。そこは、ご自身の体力や足並み、時間などと相談しながら楽しく選んでみてください。

2歩足だけで歩けるのがトレッキング|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の2枚目の画像
2歩足だけで歩けるのがトレッキング|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の3枚目の画像

カナディアンロッキーのトレッキング(ハイキング)は、2本足だけで歩けるレクレーションとして定義され、手を使ってよじ登ったり、ロープやアイゼン、ヘルメットを使うことなく高度を上げることが出来るのです。日本の登山のイメージからは遠くかけ離れた、とても歩きやすいコースですよ。

2歩足だけで歩けるのがトレッキング|「『遥かカナダ(彼方)を "身近なカナダ" に』初トレッキングはカナダで」の5枚目の画像
この記事を書いた人

田中 康一

カナダはロッキー山脈の麓に在住。 日本から参加の皆さんを、笑顔と感動で満載にするトレッキングガイドをしています。 北海道旭川市出身。 楽しいブログを書いてます→ http://ilovewintergreen.hatenablog.com/

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カナディアンロッキーが大好きな人でいっぱいにしたい。

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