日々の生活のなかで、見つけるとつい買っちゃう”山モチーフ”のあれこれ。山並み、テント、ハイカー、焚き火、ランタン、雷鳥、富士山、スキーヤー、木の実などなど、アウトドアにまつわるモチーフの雑貨を見つけると、ついテンションが上がってしまう登山歴10年目のアウトドアライターが、見つけてはつい集めてしまう'山'な雑貨を「それカワイイ!」な目線でお届け。街なかに潜む'山'を見つけます

山好きにはたまらない!!「大町山岳博物館」で見つけた可愛いモチーフたち

こんにちは。アウトドアライターの山畑理絵です。
先日、北アルプス・後立山連峰のお膝もとにある通称:山博 (さんぱく)こと、長野県大町市の「大町山岳博物館」へ行ってきました。実は、この連載をとても楽しみにしてくださっている読者さんから教えてもらったんです。というわけで特別編です!


もうね、ここは山好き・北アルプス好きにはたまらなすぎる天国ですね!

あまりにも満足度が高かったのですが、(その話はのちほどするとして)まずは山博で見つけたこんな素敵な山モチーフから。



山博の館内には、北アルプスの大絶景を目の前に味わいながら、スペシャリティコーヒーや軽食をいただける喫茶が併設されていました。その名も「もるげんろーと」。

まずここで思わず「かわいいぃ……!!」と唸ってしまったのが、こちら。

コーヒーと雷鳥をかたどったクッキーのセットなのですが……よーく見てください。

雷鳥の後ろに、丸くて白いものが入っていますね。実際にはマシュマロなんですが……ここで「あっ!」とひらめいた人は、勘が鋭い。そうです、雷鳥の卵!

山好きにはたまらない!!「大町山岳博物館」で見つけた可愛いモチーフたち|「今日の山モチーフ 特別編 |山好きにはたまらない!!「大町山岳博物館」で見つけた可愛いモチーフたち」の4枚目の画像

しかも、白色っぽいのと茶色っぽいのがいて、さらに白色っぽい雷鳥には、眉毛のようなものがありますね。これは雷鳥の夏毛と冬毛を表現、そして眉毛のように見えるのは、雄の肉冠をイメージしてあるんです。

ここ山博では、絶滅が危惧されている雷鳥の現状や保全の取り組みを知ってもらうことを目的に、2019年3月15日からニホンライチョウの雌の公開展示がはじまりました。それを機に、「もるげんろーと」の店主がこの“雷鳥セット”を考案。売り上げの一部は雷鳥の保護活動に寄付されるという、雷鳥への愛が詰まったコーヒーセットなのです。

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この雷鳥クッキーは、山博から車で20分くらいのところにある焼き菓子店の「じみじみおやつ」さんが素材にこだわって手作りしたもので、このセットのためのオリジナルクッキーなんだそう。ちなみに雷鳥クッキーだけでも販売しているので、お土産にもぴったりです。

もちろん、コーヒーだってここならでは。市内にある東山の湧水を使い、ミルクは大町の松田牛乳。コーヒー豆は、エチオピア産をメインに店主が山博のためにオリジナルでブレンドしたそう。店内の席は北アルプスの峰々を眺めるのに絶好で、まさに至極の一杯なのです!

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ちなみに、喫茶にはお土産コーナーもあって、山博のオリジナルグッズから、大町ならではの郷土品、そして北アルプスにまつわるグッズがたくさん。とにかく山好き・北アルプス好きにはたまらないポイントがいっぱいで、う~ん忙しい……!

山への深い理解につながる展示がすごい!

この大町山岳博物館が誕生したのは、1951年。日本で初めて“山岳”をテーマとした歴史ある博物館です。ここに来れば、北アルプスの自然のことはもちろん、登山の歴史や、私たち人間がどのようにして山と暮らしてきたのか、山と人の歩みを詳しく知ることができます。

山への深い理解につながる展示がすごい!|「今日の山モチーフ 特別編 |山好きにはたまらない!!「大町山岳博物館」で見つけた可愛いモチーフたち」の2枚目の画像

山博は3階建て。おもに1・2階が歴史や生きものに関する展示エリアになっているのですが、3階はなんと180度の大パノラマ……! 鹿島槍ヶ岳や五龍岳をはじめとする、後立山連峰のダイナミックさを感じられる展望ラウンジになっています。

まさか博物館の中にこんな特等席があるなんて……!!

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山博のメインテーマである、「山と人」の展示も興味深いものでした。先人たちが北アルプスの山々とどんなふうに関わりを持って過ごしていたのかといったことや、明治から現代に至るまでの登山史など、とにかく見入ってしまいました。パネルだけでなく映像での解説も随所にあり、理解しやすかったです。

山岳文化を知って山を歩けば、今までとは違った視点でも楽しめるし、もっともっと大好きな山のことを知るチャンスでもある。わたしは山登りが大好きで、これまで山道具の知識や、山の歩き方は習得してきたつもりだけれど、いつもとは違った視点で山の魅力に触れることができた気がしました。

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雷鳥の生態についても、目からウロコなことばかり。山の厳しい気候のなかで適応しながら、新しい命を育み、次の世代へと命を繋いでいる雷鳥。本当にすごいなぁ……。

山博の外にある付属園で、ここで孵化したニホンライチョウに会うことができます。対面できる時間は限られていますが、行かれた際はぜひ足を運んでみてください。キュートな姿に胸キュン必至ですよ。

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可愛らしい山モチーフの数々に、山のことを深く知れる展示たち。山好きのみなさんは本当に行くべき場所です。わたしは山博の回し者でもなんでもないのですが……(笑)必ずや楽しめると思います。
そして、雷鳥が直面している問題含め、わたしたちハイカーは山のことをもっともっと深く知って考え、山と歩んでいきたいものです。

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市立大町山岳博物館

住所:
長野県大町市大町8056-1

開館時間:
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)

休館日:
毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始
(月曜が祝日の場合は開館で翌日休館。7月、8月は無休)

観覧料金:
大人(個人) 400円 ほか

ウェブサイト:
https://omachi-sanpaku.com
山畑 理絵

春夏秋冬、日本の美しい山を求めて歩きまわっています。

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この記事を書いた人

山畑 理絵

音楽プロダクションの制作、アウトドアショップの販売員を経てライターになる。のんびり日帰りハイクからガッツリテント泊縦走、トレイルランニング、ボルダリング、スキーと四季を通してフィールド三昧。アウトドア媒体をメインにライター活動をする傍ら、アロマテラピーインストラクターとして「山とアロマ」をテーマに、神出鬼没なワークショップを展開中。

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