みなさん、こんにちは。
準備や出発に手こずったせいで前置きがかなり長くなりましたが、なんとかネパールに到着しました。
今回からいよいよトレッキング開始です。

始まりの町、ルクラ

飛行機を降りて、まず気が付いたのは『あっ、水筒忘れた。』

しかしご心配なく、

エベレスト街道の玄関口、ここルクラには沢山のトレッキング用品店が軒を連ね、忘れ物をしたとしても大体のものは揃います。

水筒はすぐに購入できましたが、付属のカラビナは『えっ、カラビナってそっちにも開くんですね。』という形で購入2日後にその生涯を終えました。

400円で購入した商品だったので、そのあたりは割り切っていきましょう。
(アウトドア用品はほとんどが偽のブランド品ですが、概ね日本の定価の10分の1程度で購入できます。)


あとどうでもいいのですが、僕はMYSTERY RANCHというブランドのザックを愛用しています。絶対に破れない・壊れない事がウリで、生涯補償までついてくるのは自信の表れでしょう。
その堅牢さが認められ米軍の特殊部隊でも採用されているほど。

のはずが、

始まりの町、ルクラ|「山バカ、『エベレスト街道』をゆく #03」の7枚目の画像

飛行機で荷物を預けたら紐がちぎれていました。

恐るべし、ネパール航空。

トレッキング開始。

さて、気を取り直してそろそろ歩き始めましょう。

標高2840mのルクラを出て、標高3440mのナムチェという町まで長い樹林帯を2日間歩きます。
2日間とはいっても、1日に歩く時間は6時間ほどなのでそこまで苦ではありません。

道はとても歩きやすく整備されていて、スニーカーで歩いている登山客も多く見受けられました。

エベレスト街道のトレッキングは『ティーハウストレッキング』と揶揄されるほど、道中にカフェ・レストランが点在します。
大体、2時間歩くごとに小さな村があるので、補給や休憩には困りません。

水も1リットル200円程度で売っているので安心です。

小さな町は無視してどんどん歩いていくと、本日の宿泊予定地でもある比較的大きな町が見えてきました。

このまま一気に宿泊地まで行ってしまおう。
と足を早めた矢先、ある異変に気付きます。

—————獣臭い。

そう、妙に獣臭いのです。

まるで田舎町に行ったときに漂う牛の臭い。
それに近いものを感じました。

しかしこんな所に牛などいるはずもありません。

後ろに何かがいる・・・

身の危険を感じた僕は意を決して振り返ります。
そこにいたのは、

トレッキング開始。|「山バカ、『エベレスト街道』をゆく #03」の9枚目の画像

牛でした。

正確にはゾッキョという高地に生息する牛の仲間で、エベレストベースキャンプまで物資を運んでくれる働き者の動物だそうです。

エベレスト街道がこれほど栄えているのは彼らの力があってこそなんですね。

ありがとう!ゾッキョ!!

(ちなみに、この日の晩ごはんはゾッキョのステーキでした。)

宿泊

6時間ほど歩いたところにモンジョという大きな町があるので、この日はここで宿を取りました。

ロッジは10件近く並んでいましたが、どこに泊まっても1泊200円、食事は朝夕合わせて1500円程度です。
(標高が高くなるにつれ、値段も高くなります。)

宿泊|「山バカ、『エベレスト街道』をゆく #03」の3枚目の画像

晴れていれば村からヒマラヤの山々が望めるそうですが、

宿泊|「山バカ、『エベレスト街道』をゆく #03」の5枚目の画像

展望は見ての通り。無念。

曇天のため写真は諦め、夕食を頂いて早めに就寝することに。

この日の夕食は前述の通り、ゾッキョのステーキでした。

僕の食品撮りのセンスについては触れないでおきましょう。

ステーキは味の薄いハンバーグのような食感。
ライスは標高が高いせいか、かなり芯が残っていてボソボソしていました。

と言うか、味以前に栄養バランスが完全にアレなので、翌日からはちゃんと野菜を食べなければ。

そんな彩の欠片もない食事を済ませた僕は、慣れない土地と飛行機に疲弊していたのか、シュラフに入って5秒で夢の中でした。

翌日はエベレスト街道で最も大きな町ナムチェを目指します。

南埜 将志

登山の魅力をより多くの人に伝えたい!

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この記事を書いた人

南埜 将志

北アルプスは燕岳・燕山荘の元スタッフ。山岳写真ばかり撮って生きています。一眼レフと三脚を小脇に抱え、今日もどこかの山を奔走中。若年層にも登山をもっと身近に感じてもらいたいと思っています。

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