登山嫌いの理由のひとつ「急登」

「そんなことを言うなら山登りをするな!」と聞こえてきそうですが…。
急登は大嫌いです。
日本三大急登のひとつ、ブナ立尾根(北アルプスの烏帽子岳を高瀬ダムから向かうルート)を降りたこと(笑)はありますが、そのエリアはどこも急登で「胸突き八丁」よりも過酷な「鼻突き八丁」は経験済です。
そういう嫌なルートを知ってしまうとなるべくラクをして山頂に立ちたいと思ってしまいます。
そこで今回、ご紹介する山は、最後の急登のおかげで妙な達成感を感じてしまう笠取山です。

登山嫌いの理由のひとつ「急登」|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の2枚目の画像

ルート上には多摩川の源流・一ノ瀬川が流れ、山頂手前には高原のような山肌が広がり、のんびりした空間になっています。

山用語で嫌いな単語は「直登」「急登」!

山用語で嫌いな単語は「直登」「急登」!|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の1枚目の画像

目を疑ってしまうほどの直登の急登が最後に待ち構えています。
残念ながら迂回路もなく、ひたすら足を進めるしかありません。まるで富士山をまっすぐ登る感じです。

山用語で嫌いな単語は「直登」「急登」!|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の3枚目の画像

山の高低差を撮影するのは難しいとされていますが、ここならバッチリ、わかります。
また誰もが振り返ってしまうほどの勾配です。
景色を見るふりをして、しっかり休まないと山頂までは辿り着けません。

山用語で嫌いな単語は「直登」「急登」!|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の5枚目の画像

心折れずに登ってきた達成感と山頂からの眺望はハイカーだけの特権です。
天気が良く、ガスっていなければ、大菩薩嶺越しの富士山も見えます。

山頂が二つ!?

山頂が二つ!?|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の1枚目の画像

急登を登った先にあるのが山梨県側の山頂標識で、なぜかもう一つあります。
※現在、山頂道標や道標は新しくなっているようです

山頂が二つ!?|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の3枚目の画像

こちらが埼玉県側にある山頂標識です。
環境省の文字があるので、こちらが正式なのかもしれませんが、いちハイカーとしては山頂標識は一つにしてほしいです…。

山頂が二つ!?|「登山嫌いな僕でも、もう一度登りたい山|#13 最後の最後に待ち受ける急登、笠取山」の5枚目の画像

登るってことは、この急登を下りなくてはいけません。
積雪時や雨上がりなど注意しないと一気に転がり落ちるので、慎重に。

北アルプスなどにチャレンジしたい人は、この急登を試しに経験しておくと良いかもしれません。
登山道も整備さ、自然豊かななかを鹿がのんびり歩いてもいますので初心者にもオススメです。

ルート
作場平駐車場~ヤブ沢峠~笠取小屋~小さな分水嶺~笠取山山頂(山梨側)~笠取山山頂(埼玉側)のピストンルート
コースタイム:約5時間


アクセス
●マイカー
中央自動車道 勝沼ICから国道411号線を約37キロ北上。
作場平駐車場(無料、約20台)
●公共交通機関
バスがないためJR中央本線塩山駅からタクシーで約1時間
猪野 正哉

Live for today.

Popular Posts

最近人気の記事ランキング

もっと見る

Monthly Pick Up

.HYAKKEI編集部おすすめの記事

New Posts

最新の記事

もっと見る

特集

特集・連載コンテンツ

もっと見る

トピック一覧

トピックから記事をさがす

もっと見る
この記事を書いた人

猪野 正哉

アウトドアライター。千葉県にあるアウトドアスペース「たき火ヴィレッジ〈いの〉」も運営・管理する。現在はイベントや撮影場所提供のみ。一般開放できるよう、日々、開墾中。また焚き火マイスターとしても活動している。

関連トピック

トピックから記事を探す

▲TOPへ