アルピニスト野口健さんが「いま子どもたちに本当に伝えたいこと」を記した著書が発売。
過酷な登山と並行して、様々なことへ支援の活動を続ける世界的アルピニストの野口健さん。彼の「決して諦めない理由」をいまを生きる子どもたちへ伝えるノンフィクションの児童書『ヒューマンノンフィクション 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう』が2021年4月22日に発売となりました。
今回の著書では登山家として山に登る傍ら、活動を続けてこられた山の清掃をはじめとする環境問題への活動、またネパールに学校を建設した支援活動などの内容と野口さんの熱い想いをノンフィクションで記しています。
『ヒューマンノンフィクション 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう』
●あらすじ
世界7大陸の最高峰を登頂した野口健さんは、過酷な登山を続けながら、ネパールでの学校設立や植林、国内外での大地震の被災地支援などに取り組んでいく。なぜ、困難に挑み続けることができるのか。野口さんから若い読者へ贈る、ゆるぎない信念のメッセージ。
●もくじ
■ぼくはアルピニスト
■ヒマラヤの支援で感じたこと
■熊本地震の被災地支援で感じたこと
■ぼくは登り続ける
あとがき
コラム1 ぼくの登ったおもな山
コラム2 登山クイズ
コラム3 ぼくをだきしめてくれたマータイさん
注目ポイント
【迫力の登山シーン】
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本書は、1999年、エベレストに三度目の挑戦をする野口さんの、迫真の登山シーンから始まる。高度8848mの環境は死と隣あわせ。後半では、雪崩事故にあった際の話や最近のマナスル山への挑戦も登場し、登山の世界の奥深さを味わうことができる。
コラムには野口さんが今まで登ってきた山々が紹介されています。山の高さ、一目でわかるイラストは、子どもにもとても分かりやすいですね。
【世界をとりまく問題について知る。】
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貧困や教育格差、環境破壊など、この本に登場する問題は、今SDGsとして注目される、世界全体の課題でもある。これらを現場からのリアルな視点で知ることで、自分たちに何ができるのかを考え、理解を深めることができる。
野口さんが参加した熊本地震の避難所「テント村」は登山の経験から生まれたもの。国内外を問わず支援を続ける活動とその問題をお話ししています。
【野口さんの信念】
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野口さんが世の中の「日の当たらない部分」に関心を持ち、各支援を行うようになったきっかけについても紹介。どんなに困難な挑戦でもあきらめず、周囲の人を巻き込んで努力する野口さんが、若い世代に伝えたい数々の熱い信念にも注目。
エベレストでの雪崩事故の後遺症で山に登れなくなった時の経験から、自身の支援活動にかけるエネルギーの源が登山だったと語る野口さん。本書で子どもたちに伝えたい想いのひとつである「まずは自分自身を大切にし、生き生きとしていなければ、人を大切にすることはできない。」ということも自身の経験を通して伝えています。
野口さんの山にかける想いと、アルピニストとしての原動力、そして決して諦めない心をノンフィクションで綴った、今回の著書。ゴールデンウィークにお子さんと一緒に、読んでみてはいかがでしょうか?
●『ヒューマンノンフィクション 登り続ける、ということ。 山を登る 学校を建てる 災害とたたかう』
著/野口 健
定価:1,540円(本体1,400円+税10%)
対象年齢:小学校中学年~
発売日:2021年4月22日(木)
仕様:A5判ハードカバー、 128ページ
ISBN:978-4-05-205326-9
発行所:(株)学研プラス
学研出版サイト:https://hon.gakken.jp/book/1020532600
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参照:PR TIMES
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