• 体験レポート
  • キャンプ好きが贈る、キャンプの体験レポートです。日本にはたくさんのキャンプができる、自然あふれる素敵な場所がたくさんあります。.HYAKKEIでは、そんな場所に実際に足を運び、五感で楽しんだ自然体験記をお届けします。きっとキャンプに行きたくなりますよ!

16年間愛され続ける、"参加者もスタッフも一緒に楽しむ"キャンプイベント | Star Camp 2018 in Fukiageレポート

2018年9月1日〜2日、宮城県の吹上高原キャンプ場にて、「Star Camp 2018 in Fukiage」が開催されました。

Star Campは、国産自動車メーカーの中でもアウトドアユーザーには心強い存在として知られている三菱自動車工業が主催で行うキャンプイベント。1会場で総勢250組が参加するという、自動車メーカー主催の内容としては国内最大規模を誇り、過去には16回開催されている老舗のキャンプイベントです。

毎回参加のための抽選が行われるというほど、参加者からも絶大な支持を得ているこのイベント。そこには、主催者側と参加者側が笑顔で一緒にイベントを楽しむ姿がありました。

アウトドアライフを力強く支えてくれる三菱へ寄せる信頼

Star Camp 2018 in Fukiageは東北地方での開催にもかかわらず、関東圏のナンバーのクルマも見かけることから、遠方からの参加者も多くいることを窺わせます。今回お話を伺った本城さんも東京都在住でありながら、家族全員で参加されていました。

「以前からStar Campには参加したいと思っていました。しかし、一番近い会場では抽選に漏れてしまって。吹上高原は自宅から遠い会場ではあるんですが、思い切って参加してみることにしたんです。もともとはキャンプフェスが大好きで、年5回くらいは参加したこともありました。その他にもアウトドアの遊び場に出かけることも多く、子供も含めてキャンプが大好きです。だけど、ここまで長距離の場所に来たのは初めてです(笑)」

本城さんをはじめ、Star Campのためだったら長距離の遠征もするという声も多く聞かれ、イベントの人気の高さを感じさせます。

そして本城さんの愛車、デリカD:5についてもおうかがいしました。

「このクルマを選んだ理由は自分のアウトドア感にフィットしていると感じたからですね。アウトドアにはもちろん、普段の子供の送り迎えなど日常生活での街乗りにも使うので、このクルマのサイズ感がぴったりでした。デリカD:5にしてからはキャンプ道具をフルに積めるようになりましたし、気に入ったキャンプ道具もどんどん買えるようになりましたね。」

三菱車ユーザーになるのは初めてだったという本城さんですが、デリカは自分のライフスタイルにはピッタリのクルマなのだとか。

「以前と乗ってたクルマと比べて、大きい道具もたくさん積めるようになりました。でも、まだまだスペースに余裕はありますね。」

大きめのタープやテント、ハンドメイドオーダーの木棚などを持参し、ゆったりとスペースを使ったサイトで、ファミリーキャンプを楽しまれている姿が印象的でした。

「デリカはどこのキャンプ場でも行けてしまう性能を持っているので、週末はこのクルマで色んなところに出かけています。クルマの性能はもちろん、三菱はブランドとして自分たちみたいなアウトドアユーザーを力強く支えてくれていると思いますね。」

三菱車のアウトドアに特化した性能は、本城さんのようなキャンプ好きのユーザーからも絶大な支持を得ているようです。ただ、三菱の魅力が車の性能だけに留まらないことが、実際にイベントへ参加して強く感じた点でした。

Star Campで体感できる”三菱らしさ”とは

「私達は会社としてクルマを売るだけでなく、使い方やライフスタイルもお客様に提案したい、そういう想いでこのStar Campを開催しています。」

そう話すのは、三菱自動車工業の与語麻奈美さん。
メーカー主催のイベントであるとはいえ、車を宣伝するだけではなく、参加者全員が楽しめることが何よりも大切だ、と与語さんは話します。

Star Campで参加者が体験できるプログラムは、キャンプライフ全般に役立つものが用意されています。自動車の性能を体感できるSUV試乗会や4WD体験会といった、自動車メーカーならではのプログラムはもちろん、

料理や工作など、ユーザーのキャンプライフを後押しするような各種ワークショップも開催されており、車好きでなくともイベントを楽しめるようになっているのは間違いありません。

「Star Campで一番重要視しているのは、すべての参加者が思いっきり楽しめること。最近は他社ユーザーも含め、幅広い層に参加いただけるような形にしています。車のPRだけに留まらない各種プログラムをご用意しており、アウトドアを通じて当社の取り組みを様々なお客様にご理解いただけたらと思います。」(与語さん)

昼間はワークショップやアクティビティ、夜間はねぶくろシネマと題した野外映画上映会やキャンプファイヤー&ライブなど、盛り沢山のプログラムが用意されています。そして、「思いっきり楽しんでもらうこと」という言葉の通り、会場を見渡していると参加者はもちろん、運営のスタッフも一丸になって楽しんでいる姿を見ることができます。そこで感じられる雰囲気こそが“三菱らしさ”であると与語さんは語ります。

「このイベントで体感いただけるアットホーム感、そしてスタッフ自身もお客様と一緒に楽しむ姿勢みたいなものが、実はわたしたちの会社らしさだったりもするんです。なので、このイベントは大部分が手作りにこだわってますし、運営のスタッフも社員を動員しています。外の会社だけに任せず、自分たちが直接お客様と接することがすごく大切な部分だと思っています。」(与語さん)

スタッフも参加者も一緒に笑顔になれる、そんなアットホーム感あふれる空気が、自動車メーカー主催イベントであることをいい意味で感じさせないStar Campの魅力なのかもしれません。

最後に、今後のStar Campについてもお話しいただきました。

「今後運営に関わる人が入れ替わっていっても、このイベントの雰囲気は変わってほしくないと思っています。Star Campは今まで計16回開催されていますが、開催初期からの雰囲気は引き継いでやってきました。そして、ありがたいことに参加していただいた多くのお客さまから「楽しかった」という声をいただいています。なので、今後もお客さまの声を取り入れながら、より良いStar Campを続けていきたいですね。」(与語さん)

イベントの終わりにはスタッフ総出で参加者の見送りが行われます。そこには、「来年もまた来るよ!」と声をかける参加者と、帰路のドライブに向けドライバーに栄養ドリンクをそっと差し入れるスタッフの姿がありました。運営側と参加者の心地よい関係、そんな姿をイベントの最後まで見ることができました。

(文・写真 : 伊藤太成)

関連記事一覧