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これが欲しかった!海外ギアレビュー|#03 重力で光るライトでキャンプできるのか試してみた
アウトドアを楽しんでいると、必然的に自然と向き合う機会が増えてきます。どうやったらこの自然をいつまでも保つことができるのか。オフグリッドでなるべく自然に負担をかけないように楽しむ方法を模索した結果、おもしろいギアをセカイモンで見つけたのでレビューします。
もくじ
重力だけで光る?
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その名もグラビティライトです。名前の通り、重力を使って光るライトのようです。
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「Powered by the lift of a weight」と記されています。早速開封していきましょう。
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中身です。
重力を光エネルギーにかえるための装置、そして、重りとなる専用のバッグなどが梱包されておりました。
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簡単に、仕組みを説明すると
1.本体を高い所に吊るす。
2.専用のバッグに重しを入れる。
3.赤色に光ると過積載なので、ライトが白色になるまで重りを調整する。
4.白色のライトが発行していれば機能している証拠。
ということです。早速吊るしてみます。
実際に吊るしてみると・・・
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それでは、実際に吊るしてみます。今回はキャンプ場内にある木に吊るしてみようと思います。重りの合計は約12kgほどということなので、それくらいの重さに耐えられるであろう木を探します。
※キャンプ場の管理人に事情を説明し、許可を得ています。
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ハンモックを吊るすときと同様に、木を保護するためのタオルを巻きます。
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吊るしてみるとこういった形になります。
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では、次に専用のバッグに重りとなるものを入れます。
説明書には、石や砂などの重りとなるものをライトが赤くなるまで入れると記載されています。
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当初「薪を入れれば大丈夫だろう」とたかをくくっていたのですが、専用のバッグが想像よりも小さく、キャンプ場内にあったブロックやコンクリートの端材を利用しました。
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実際にバッグに入れると、白いライトが光ります。
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そして、規定の重量を超えると赤くライトが光るので、ライトの色が白に変わるまで重りを減らします。
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ここで構造がよくみえてきます。
本体とバッグとをつなぐチェーンがゆっくりと動いていて、バッグが地面に向かって動いている間、つまり重力に従っている間はライトが光ります。
(つまり、地面についてしまうと光が消えます)
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まだ明るい時間のため、ライトの灯りは微々たるもののように感じます。
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隣でヘッデンを点けてみると、明らかにヘッデンのほうが明るいのがわかります。
夜になるとこの灯りだけでキャンプできるのかどうかが楽しみなところです。
便利なサブライト
ここで1つ問題が発生します。
このライトを吊るすことのできる木がちょうどいい場所にあればいいのですが、今回は少しばかり離れた場所にあります。
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そういった時にはサブライトを使います。
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本体とサブライトをコードで繋ぎます。
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このサブライトは、本体をひねることで明るさのオンとオフと調節できます。本体のライトと灯りをシェアすることもできますし、サブライトだけを光らせることもできます。
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タープ用のポールの先端などに引っ掛けるとちょうどいい塩梅のランタンになります。
重力で光るライトだけキャンプできるのか。
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それでは、夜になりましたので検証してみましょう。
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サブライトを最大にするとこれくらいの灯りになります。
「決して明るくはないけれども、できないことはない」程度の灯りとなりました。ソロキャンプであればこれくらいで十分でしょう。
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他の角度から見てみると、これくらいの明るさです。
手元は最低限見える程度の光量はあります。
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ダッチオーブンを照らしてみました。こちらも思いの外、明るいという印象です。
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最初のポジションで、卓上ランタンを足してみるとこうなります。十分な灯りになりましたね。
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焚き火をすれば文句なしの明るさです。
まとめ
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今回、セカイモンで色々キャンプ道具を見ていたらこの商品を発見して購入。
開封当初、そして設置してすぐは、まわりが明るい時間帯だったために「微妙かも」と思いましたが、日が落ち、周囲のキャンパーもランタンを消し始めた時間には十分な灯りでした。
もちろんこれでファミリーキャンプができるとは思いませんが、都会から離れて1人のんびりとキャンプをしたいソロキャンパーには、おもしろいキャンプ道具だと思います。
また、このライトは途上国で電気の供給が安定していない地域でも活躍しているようです。重力で光るという視点がとてもおもしろいので、教育的なキャンプの場でも活躍するのかもしれません。
*セカイモン
http://www.sekaimon.com
*gravitylight
https://gravitylight.org/
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