靴が好き。山が好き。そして、走るのが好き。ここではそんな私が、最新の“外遊び靴”を実際に履いて、山を走り、歩き、その履き心地をレビューしていきます。

アディダスもアウトドア用品、つくってます。

アディダスもアウトドア用品、つくってます。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の1枚目の画像

今回取り上げるのは、アディダスのトレイルランニングシューズ。「テレックス コンチ マウンテンキング」というモデルです。

「へ〜。アディダスがトレランシューズなんてつくってるの?」と思う人もいるかもしれません。実はアディダスには「テレックス」というアウトドアカテゴリーがあって、ファストパッキング、スピードハイク、トレイルランニングといったアウトドアアクティビティに向けたウェアやシューズもつくっているんです。

テレックスが重視しているのは「軽量性」。フィールドでクイックに動けるよう、最新のテクノロジーを駆使しながら、徹底的に軽量が図られています。デザインもスポーティでスタイリッシュ。アウトドアブランドとはちょっと違った、スポーツブランドならではのアプローチです。

軽くてクッション性に優れた入門用トレランシューズ。

「テレックス コンチ マウンテンキング」は“入門用のトレランシューズ”という位置づけ。ミッドソールは厚めでクッション性に優れています。

軽くてクッション性に優れた入門用トレランシューズ。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の2枚目の画像
軽くてクッション性に優れた入門用トレランシューズ。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の3枚目の画像

アディダスのシンボルであるスリーストライプス(三本線)や側面の保護パーツは、熱圧着であしらわれたシームレス構造。縫い目がないぶん軽く、見た目もすっきりしています。爽やかなブルーの色合いも良い感じ。ヒール側面にあしらわれたテレックスのロゴもさりげなく主張してくれます。

軽くてクッション性に優れた入門用トレランシューズ。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の5枚目の画像

シュータンには「290」の数字。これは、シューズのグラム数(27cm・片足あたり)を表しています。軽量化が進む近年のトレランシューズのなかではずば抜けて軽いというわけではありませんが、手に持ったときには軽さを感じます。

ソールのラバーは有名なタイヤメーカー製。だから滑りにくい。

ソールのラバーは有名なタイヤメーカー製。だから滑りにくい。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の1枚目の画像
ソールのラバーは有名なタイヤメーカー製。だから滑りにくい。|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の2枚目の画像

アウトソールにはコンチネンタル製のラバーが使われています。コンチネンタルって知っていますか? ドイツの有名なタイヤメーカーです。クルマ好きならおそらくご存知のはずです。なおアディダスは2009年から同社のラバーをシューズのアウトソールに用いています。

コンチネンタル製のラバーの特徴は、グリップ力がものすごく強いこと。なんといっても、クルマのタイヤに使われているくらいですから。グリップ力が強いということは、濡れた岩場や雨上がりのぬかるみでも滑りにくく、がっちりと路面をつかんでくれるということ。ゆえに、トレイルランニングやハイキングといったアウトドアアクティビティにおいて、とても心強いのです。

足を通して、いざトレイルへ!

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フィット感はまずまずのファーストインプレッションです。ちょっと気になったのが、シューレースが結構長めなこと。そのまま結びっぱなしだと、ほどけやすいうえに、反対の足で踏んでしまう危険も。そんなときは、上の写真のように、すでに通してあるシューレースの下に、余った部分を潜り込ませるとよいです。私はいつもこうしています。

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準備完了。実際に10キロ近くのトレイルを走ります。

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クセのないマイルドな履き心地。悪路でもガシガシ進める。

「テレックス コンチ マウンテンキング」を履いてトレイルを走ってみた率直な感想は、全体的にクセのないマイルドな履き心地。軽快で履きやすく、これといった欠点は見当たりません。トレランシューズとして極めて真っ当でオーソドックスな一足だと思います。厚めのミッドソールはクッションが強く効いているとともに、保護性の高いアッパーや硬めのアウトソールのおかげで、凹凸のある路面も気にせず進むことができました。

トレランシューズは大別すると「登山靴寄り」のものと「ランニングシューズ寄り」のものがありますが、個人的な印象としては、このシューズはどちらかというと「ランニングシューズ寄り」。それなりの悪路走破性を備えながら、トレイルだけでなく整備された林道やロードも快適に走れました。

あえて意地悪な見方をすると、クセのないマイルドな履き心地は、それなりに走り込んでいる上級者には面白みが感じられないかも? でも、そもそも、このシューズは「入門用」と謳っているので、それで正解なんだと思います。

アンダー1万円でコスパ抜群。ハイカーにもおすすめ!

そして、このシューズの大きな魅力、それはコストパフォーマンスの高さです。価格はなんと税別9,990円! トレランシューズ数あれど、1万円を切るものはほかにないのでは?(あったらすいません)

履きやすくて、かっこよくて、しかも安い。そんな三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」。トレイルランニングのほか、好天時の低山ハイクにも良いのではないでしょうか。

あくまでも天候などの条件にもよりますが、トレランシューズはハイキングにも適していると私は思っています。晴れた日の低山で重厚な登山靴を履いているハイカーをよく見かけますが、そのたびに「このコンディションならトレランシューズのほうが快適に歩けるのにな〜」と思うんです。

「山では登山靴を履く」という固定観念をいったん取り払うことで、より自由に、より軽快に、山を楽しめるようになるはずです。普段の山行で登山靴を履いているハイカーも、セカンドシューズとして、この「テレックス コンチ マウンテンキング」を取り入れてみてはいかがでしょうか。お試しだとしても、この価格なら、痛くないでしょ?

.HYAKKEI編集部注:個人差や山での経験値によって靴選びは変わりますので、ご注意ください

総合評価(最高評価は五つ星)
・デザイン ☆☆☆
・フィット感 ☆☆☆
・軽さ ☆☆☆
・クッション性 ☆☆☆☆
・悪路走破性 ☆☆☆☆
・コスパ ☆☆☆☆☆
アンダー1万円でコスパ抜群。ハイカーにもおすすめ!|「外遊びは足元から| #01 履きやすい、かっこいい、そして安い! 三拍子揃ったアディダスの入門用トレランシューズ「テレックス コンチ マウンテンキング」 」の2枚目の画像
アディダス「テレックス コンチ マウンテンキング」
¥9,900+税
アディダスグループお客様窓口 Tel.0570-033-033
榎本 一生

Run for Beer, Beer for Run.

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この記事を書いた人

榎本 一生

1976年生まれ。フリーランスのエディター、ライター。スニーカー専門誌『SHOES MASTER』編集長、ランニング専門誌『Runners Pulse』副編集長、フイナム ランニング クラブ♡部長。

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