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紅葉が眩しい秋のキャニオントレイル!日光の清流で沢歩きを体験してきた

11月。紅葉の季節ですね。
栃木県日光は紅葉狩りを楽しむ人でごった返しますが、その日光のお隣、鹿沼市のとある山で、「美しきキャニオントレイル〜秘境の旬と出会う〜」に、参加してきました。

全国でも有数な名水として有名な場所。イワナ釣りで地元の方が多く訪れるところでもあります。夏場は子どもたちで溢れるんだとか。

清流で有名な大芦川
清流で有名な大芦川

紅葉もピークに差し掛かったころ、日帰りのアドベンチャーに向かいます。

ベース基地はキャンプスタイル

ここが本日の拠点。ベースキャンプです。

ぼくたちのキャンプでは到底準備できないような大きいテントに、屋外のソファー。これは、トレイル後の休憩に期待(笑)

と、ふと携帯電話をみると「圏外」に。主要3キャリア全滅。まさに秘境。

今回のイベントは、鬼怒川で川下りやキャニオリングのイベントを行う「NAOC(ナオック)」主宰。「旬を追いかけてテントを担いで出かける」をコンセプトに、鬼怒川を飛び出し自然を追いかけてあちこちでイベントを行っています。

そのNAOCのガイドである「コムさん」こと小村あづささんは、世界の山の案内人としても活躍する山登りのプロフェッショナル。

素人(参加者の方は素人には見えないですが)にもわかりやしすく、行ける場所、行けない場所を瞬時に判断し、伝えます。

沢歩きに適した滑らない靴に履き替え、最初のアクティビティに出発です!

鮮やかな紅葉と水の冷たさを同時に感じる

最初は小手調べ。森林の中を通り、崖を降り、沢の入り口へ向かいます。

ちょっとした崖を降りるだけなのに、足を置く場所や体重のかけかたなど、気を使います。

沢に降りると紅葉の木々と岩、そして清流。ここ大芦川は清流で有名な土地。おもわずため息を付いたり、新呼吸したり。

水がとってもキレイ
水がとってもキレイ

どんどん歩きます。

壊れた橋。途中外れかけている場所もあり、とても渡れそうもありません。

少し進むと、謎の大穴が。

恐らく、岩かなにかがぶつかった空いたと思われる大穴。中には魚がいました。人工物も自然の力で破壊されるという様を目の当たりにしました。

続いてちょっと離れた別の沢へ。第二ラウンドスタートです。

さっそく落ちたらシャレにならない崖を降ります。スタート前からさきほどの場所とはレベルが違う。

ちょっとした崖を、足場を探しながら登ったり降りたり。足場を確認しながら、一歩一歩確実に進みます。

天然の一本橋。

背の高い木が根っこから倒れ、対岸にかかっています。

恐怖という、忘れてた感情を思い出した

ここで、ちょっと運動不足と日頃の冒険が足りてないな、と思うエピソードをお伝えします。

途中に、大きな岩があり、「これを登らなければいけない。でも怖い」と、久しぶりに恐怖の感情が出てきました。

何年ぶり?なんだろうというくらい足がすくむという感情。

カメラをかばわなければいけない。という神経を張っている状況も含めて、久々に怖いと思ったのですね。

これって日常生活ではなかなか出てこない感情ですよね。冒険に出ると、普段忘れていた感情が腹の底から湧き上がるんだな。と改めて実感しました。

五感の刺激を更に高めるアウトドアでのランチ

たっぷりと五感を刺激された後はベース基地に戻り、ランチです。

鹿沼市のベジタリアンフレンチの人気店「AN-RIZ-L’EAU(アンリロ)」さんのランチ。全身を動かした後にいただく煮込んだ野菜が身に染みます。

さらに、お肉店野菜たっぷりのビーフシチューも振る舞ってくれました。

ランチの後はスマホを触りだすのが定番なのですが、ここには電波がありません。すっかりスマホのことを忘れて談笑したり、横になったりとのんびり過ごせました。

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僕らは身体と頭をリセットしに自然へ出かける

普段使わない筋肉と頭を使った沢散策、日常生活とはかけ離れた「アウトドアでフレンチ」。前後のアクティビティのギャップもスゴイですが、日常とのギャップもすごい。

これこそ、アウトドアの醍醐味だと思うんです。普段と違うことをしてみる。両手足を使ってみる。どうやって登ろうか?どうやってカメラを守ろうか?考えながら進む。

これが楽しいから、僕らは自然を楽しんだりキャンプをするんだな。と再確認しました。

結局、電波の無い所に居た時間は6時間ほど。とってもリフレッシュできました。

ナオックは、キャニオントレイルだけではなく、いろいろなアウトドアのアクティビティを企画・運営しています。

次の企画が楽しみですね!


鬼怒川ラフティング&キャニオニング [NAOCナオック]

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