暑くなる季節にピッタリ!沢を登り、県をまたぐ広大な脊振山系を走るトレランコース
ランニング、
今も人口が増加しており各地で実施されているマラソン大会も当選確率が10倍にもなるほど、人気のスポーツとなっています。
それに伴い急激な人口増加をしているアウトドアスポーツがトレイルランニングです。
ランニングである程度の走力があるランナーや、登山とランニングの両方をスポーツとして楽しんでいる人にはのめり込んでしまうほどの魅了があるのが、このトレイルランニング。
今回は福岡県と佐賀県の境界をなす脊振山系(せふり)を走ってきました。
脊振山の山頂直下まで駐車場で行くことができるのですが、
今回は博多駅からバスに乗り脇山小学校までいきそこから徒歩にて向かい、登山口に一番近いバス停である椎原バス停より矢筈峠→背振山山頂というルートで走ってきました。
もくじ
アクセス
西鉄バスにて椎原バス停、湯の野バス停下車
椎原峠登山口まで約2.6km
見事な晴天の中、登山口へ
この日は天気が良く脇山小学校バス停にて下車すると周りは山に囲まれており思わず「うわーーー。」と声が出てしまいました。
椎原バス停まで走りながら畑仕事をする方たちの様子や、山々をキョロキョロと眺めながら向かいました。
途中には二級河川の椎原川を眺め山に入る前から自然を満喫できます。
(トレイルランニングの後はここで天然のアイシングをしようと考えながら・・・)
ここから山に入るまでは約2.6kmありますが、澄み切ったきれいな空気を吸いながらだと登山口まではそう時間はかかりません。
沢と澄み切った空気を満喫しながら快走
登山口に到着。
ここにも大きめな沢があり流れる音が心地いいです。背振山頂までに何回か沢を横切るので、これからの暑い季節にはもってこい!かもしれません。
登山口には案内図があります。
ここからは時間をかければ蛤山(はまぐり)や金山(かなやま)も目指せます。
登りが多いですが沢やふかふかトレイルも体験できます。晴天、沢、澄み切った空気にテンションが上がり足が進みます。
気持ち良く走っていると、目の前には緑がドーンと広がっているエリアに到着。登山道を挟んで広葉樹が広がっています。
岩がゴロゴロと転がっている道もあり注意が必要ですが、単調にならないのでいろんな刺激があり飽きません。
山頂までなんども渡る沢。顔を洗ったりクールダウンしたり・・・ただ足を滑らさないように気をつけましょう。
しばらく進むと歩道に出て、少し進むと県境がありこの先のトレイルから佐賀県に入ります。
そして山頂へ。登山をしていることを忘れずに
標高が上がってくると遮るものがなくなり開けた絶景に心奪われます。
この先も刺激的なトレイルがたくさん。
脊振山までの登山道は、九州7県にまたがる総延長2936.9kmの長距離自然歩道の一部になっています。
佐賀県に入ると山頂まであと少しです。この先にはトイレや自動販売機が設置してある駐車場にぶつかります。ここで水分の補充や山頂を目の前に少しばかりの休憩ができます。
脊振山(1055m)に到着です。ですがこのタイミング雲行きが怪しくなってきました。『山の天気は変わりやすい』を実体験。
ランニングだからではなくて、登山をする気持ちで事前準備や相応の装備が必ず必要です。
脊振山頂には分屯基地があります。
下山は同ルートで下りましたが、椎原峠を経由し椎原バス停まで下山することで距離を伸ばすことができます。
脊振山は三百名山にも認定されている名山。脊振山系の最高峰を目指してみてはいかがでしょうか?
アウトドアに必要な運動やストレッチなどを正しく伝えられたらと思っています。アメリカアリゾナ州にて世界規模であるトレーニング施設現EXOSにて研修を受け、現在は東京の施設を中心にアスリートや女性のフィットネス愛好者に対してパフォーマンストレーニングやランニングトレーニングを実施している。
また、自身でウルトラマラソンやトレイルランニングといった山岳競技に出場しており、自然に触れ合う楽しさを伝えるためにいろいろな企画を提案し、チャリティーマラソンの企画も行っている。
吉本興業 ふるさとアスリート所属
凌駕スマッシュウォーター サポートアスリート
PRO-TEC ATHLETICS サポートアスリート/トレーナー