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食べる。つくる。出会う。山が近くなる。「YAMAOSM祭(ヤマオズムサイ)」開催

山が「日常の延長」になる一日「YAMAOSM祭(ヤマオズムサイ)」

低山が多く、山と平野がゆるやかにつながる佐賀。
その山々は、山あいだけでなく沿岸部や平野に暮らす人々にも、豊かな恵みをもたらす「源流」のような存在です。

そうした**「佐賀の山」の価値を、日々の暮らしの延長として感じてもらう**ことを目指し、
2025年11月29日(土)、武雄市の OND CAMP を会場に「YAMAOSM祭(ヤマオズムサイ)」が開催されます。

「食べる」「つくる」「出会う」をキーワードに、トーク、音楽、ワークショップ、フードが集まる“山が近くなる”1日です。


イベント概要

イベント名
YAMAOSM祭(ヤマオズムサイ)

日時
令和7年(2025年)11月29日(土)
11:00〜16:30

会場
OND CAMP(オンドキャンプ)
(佐賀県武雄市武雄町 18202-1 OND PARK 内)


スペシャルトーク「山と生きる」を考える

時間:11:30〜13:00
内容:写真家・石川直樹氏 × YAMAP代表・春山慶彦氏によるトークセッション
料金:観覧無料(事前申込優先入場)

登壇者プロフィール

石川直樹(いしかわ なおき)/写真家
1977年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
人類学・民俗学的な視点を持ち、辺境から都市までさまざまな場所を旅しながら作品を発表。
『NEW DIMENSION』『POLAR』で日本写真協会賞新人賞・講談社出版文化賞、『CORONA』で土門拳賞、『EVEREST』『まれびと』で日本写真協会賞作家賞など受賞多数。
近年の著書に『シシャパンマ』『K2』『最後の山』など。

春山慶彦(はるやま よしひこ)/YAMAP代表
1980年福岡県春日市出身。同志社大学法学部卒。アラスカ大学フェアバンクス校野生動物学部中退。
2013年、地図アプリ「YAMAP」をリリースし、ITとスマートフォンを活用して自然・風土の魅力にアクセスする仕組みづくりに取り組む。
2024年には『こどもを野に放て!』を刊行、Forbes JAPAN「CULTURE-PRENEURS 30」に選出。


佐賀ゆかりのアーティストによるミニライブ

時間:13:00〜15:30(予定)
料金:参加無料/予約不要

出演アーティスト(一部)

  • サウナーズ
    “外気浴みたいなライブ”を届ける、スリーピースバンド。
  • 浦郷日菜子(Hinako Urago)
    有田町在住のハンドパン奏者。アルバムリリースや雑誌『nice things.』への楽曲提供など幅広く活動。
  • 野副一喜(Kazuki Nozoe)
    佐賀在住シンガーソングライター。活動20周年、他アーティストとの共演やCMソング制作、MCなど多方面で活躍。

子どもから大人まで楽しめる「ものづくりワークショップ」

時間:11:00〜16:00(予定)

山や森の素材、地域の文化を入り口に、手を動かしながら自然とのつながりを感じられるワークショップが並びます。

  • 紙の時計ワークショップ(紙漉思考室)
    唐津市七山の植物で作った和紙を使い、活版印刷で数字をのせてオリジナル時計づくり。
  • 木でコーヒーメジャーカップを作ろう(YOLO’S)
    ナイフで木を削り、暮らしの道具を自分の手で仕上げるワークショップ。
  • ネームプレート作り(ノーネーム権兵衛)
    佐賀県産の木材+アイアン風の切り文字で、オリジナルネームプレート制作。
  • ツリークライミング体験(アジサシ合同会社)
    専用ロープ&安全保護具を使い、木と一体になるようなクライミング体験。
  • 竹細工ワークショップ(栗山商店)
    日常で使える鍋敷きや、花器・お菓子入れにもなる「四海波かご」づくり。
  • 箸づくりワークショップ(シノモト林業)
    山の恵みを活かした木材で、自分だけの箸を制作。
  • サフラン染め&組織(くみおり)体験(佐賀大学芸術地域デザイン学部)
    山で育つサフランを使った染め体験と、その素材を用いた組織ワークショップ。
    ※協力:祐徳博物館、鹿島錦保存会、Akaito Japan 株式会社
  • カスミサンショウウオの生息地を守ろう(佐賀県立宇宙科学館)
    絶滅危惧種カスミサンショウウオの生息場所で、土や石の除去など保全作業を体験。

山の恵みを味わうフードブース

佐賀の山・里・海の恵みを生かした多彩なフードが出店します。

  • カレーのアキンボ(佐賀市大和町)
    野草や山菜の香りを活かした唯一無二のスパイスカレー。
  • しろいしもり
    有明海と白石平野のお米と海苔を使った御結び。牛肉・鯖・チーズなど佐賀の具材が主役。
  • NakashimaFarm(嬉野市)
    自社牧草からの一貫生産によるモッツァレラ、さけるチーズ、日本初のホエイブラウンチーズなど。
  • そば粉のスイーツ専門店 Tora&Shika(鹿島市)
    耕作放棄地で育てた蕎麦を使うグルテンフリースイーツ。そばの実プリンや焼きドーナツなど。
  • GIFT COFFEE(佐賀市)
    冷めてもおいしい、まろやかな珈琲。温度変化で味わいの奥行きを楽しめる一杯。
  • PALLONCINO(佐賀市西与賀)
    外カリ中モチの揚げピザ「ピッツァフリッタ」や、青のり入り揚げパン「ゼッポリーニ」を提供。
  • おもてなしごはん。OYOBARE(鳥栖市)
    佐賀県産の米・野菜をふんだんに使った、心と体が喜ぶランチ。
  • 焚人(唐津市)
    全国を旅しながら焚き火料理を振る舞う出張料理人チーム。五感がひらく焚き火体験を提供。
  • ベリーボタン(江北町)
    『こうほくふうど』を掲げる農家グループ。新米の販売を実施。
  • 唐津ピリカラ協会
    唐津産の国産唐辛子を使った商品を展開。本来の香りと辛さが魅力。
  • から揚げドンドン
    佐賀・長崎の契約農場の鶏肉を使ったから揚げ。11月29日「いい肉の日」に、有田町の銘柄鶏「ありたどり」を提供。

「YAMAOSM(ヤマオズム)」プロジェクトとは

佐賀の山は、低山でありながら平野へなだらかにつながり、まちと山の境界が淡いのが特徴です。
YAMAOSM(ヤマオズム)プロジェクトは、メディアやイベントを通じて佐賀の山の価値を見つめ直し、暮らしとの接点を一緒に探っていく取り組みです。

日常の延長線上にある山の魅力に改めて目を向け、
山や自然に関わる人々との出会いを増やし、「佐賀の山への愛着」を育てることを目標としています。

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