リコーは360度カメラ「RICOH THETA X」専用の保護アクセサリー「レンズプロテクター TP-1」を10月21日に発売するとのこと。

製品概要

株式会社リコーは、360度カメラ「RICOH THETA X」のレンズ部を保護しながら高画質撮影を可能にする専用アクセサリー「レンズプロテクター TP-1」を新発売するとのこと。発売日は2025年10月21日で、価格はオープンとされている。

特徴と機能

高画質を維持

プロテクターを装着しても高精度スティッチングや描写力を損なわない最適設計とのこと。レンズコーティング技術によりホコリ付着を抑制し、反射防止シートでリングの映り込みを軽減するらしい。

交換・持ち運びの利便性

取り外し工具が付属し、簡単に交換可能とのこと。専用ポーチは装着したまま収納でき、ホコリ拭き素材を採用し工具も収納可能らしい。

製品仕様

材質：レンズ部 ポリカーボネート樹脂、ホルダー部 アルミニウム
レンズコーティング：ハードコート（両面）、ARコート（片面）
寸法：約37.0mm×14.2mm×37.0mm
質量：約4g
付属品：本製品2個（両面テープ貼付済）、ポーチ、反射防止シート2枚＋予備3枚、両面テープ予備2枚、取り外し工具、取扱説明書
対応機種：RICOH THETA X

開発背景

建設現場などホコリや突出物の多い環境での撮影ではレンズ損傷リスクが高い。従来は修理コストやダウンタイムが課題だったが、本製品を利用することでその場で取り外し、撮影を継続できるため、業務効率の向上が期待されるとのこと。

識者の視点

360度カメラは建設や不動産、観光といった業務分野での利用が拡大している。レンズ保護と高画質を両立したアクセサリーは、THETAシリーズのプロフェッショナル用途をさらに強化する施策といえる。特に業務現場では「修理による稼働停止リスクの低減」が導入理由となる可能性が高い。