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富士山頂トイレにオゾン除菌脱臭器「エアバスター」導入

— 過酷な標高3,776mで実現する快適な衛生空間 —

三友商事株式会社は、2025年7月、富士山頂に位置する公共トイレにオゾン除菌脱臭器「エアバスター」を3台設置。標高3,776mという極限環境下でも安定して稼働し、登山者に対し快適かつ安心なトイレ環境の提供を開始した。

世界遺産・富士山が抱えるトイレ課題

年間20万人超が訪れる日本一の名峰・富士山では、山頂トイレの「臭気」や「衛生面」に対する課題が指摘されてきた。標高による低温・電源不足・密閉空間という制限の中で、快適性の確保は運営上の大きなハードルとされていた。

エアバスターが選ばれた理由

「エアバスター」は、全国の救急車2,700台以上に搭載されている実績を持ち、医療機関や公共施設でも使用されている高信頼機器。今回の導入では以下の性能が評価された。

  • 低温・低圧環境でも安定稼働
  • 省電力設計で限られた電源でも対応可能
  • オゾンによる除菌・脱臭効果
  • 消耗品不要でメンテナンス性が高い

設置後は、臭気の軽減や清潔感の向上について、管理者から高い評価を得ている。

持続可能な観光環境への貢献

富士山の世界文化遺産登録から10年以上が経過する中、観光地としての品質維持と環境保全の両立が求められている。今回の取り組みは、SDGsの「健康と福祉(目標3)」「住み続けられるまちづくり(目標11)」に資する事例としても注目される。

今後の展開

今後は、富士山の他拠点への設置や、観光地全般・災害時の避難所など多様なシーンでの展開を予定。限られた環境下でも“空気の安心”を届けるべく、全国での導入拡大を目指す。

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