凹凸のあるメリノニットの肌触りが心地よいプルオーバーフーディ
出会い
この手のフーディは長らく探していた。
秋から春にかけての登山は、体からしみだしてくる汗と、風で奪われてしまう体温のせめぎあいになる。
もちろんそのための、ウィンドブレーカーであって、最近ではパーテックだのポーラテックだの透湿性の高いシェル素材が出てきてはいるが、それでも暑い。
そんな中、バラクラバとフーディーが一体化したようなこの形の商品を見かけることがあったのだが、妙に惹かれる。
2021年のAWシーズンで日本のブランドでも3つほど出てきたのだが、HERENESSのものが最も気になった。
このブランドは天然素材を使ったラインナップや梱包などアースフレンドリーな取り組みを展開していて気にはなっていたのだが、今回のフーディーに使用されている素材もドンピシャであった。
超ごく細のメリノウールにリサイクルポリエステル。国内外の商品はポリエステル100%のモノを使用していることが多いのだが、メリノ。中でもそのごく細というものを体感して見たかった。
汗冷えの感じはなく、心地よい着心地
結論を言ってしまえば、暑くて途中で脱いでしまったのだが、3月中旬の奥多摩は御岳山。しかも最高気温は20度ほどだったので、シチュエーションが悪かった。しかし、このフーディーを着て登っていた累計2時間ほどは、まったく違和感を感じなかった。肌触りもよく、汗冷えもしない。
ぜひ寒い時期にまた試してみたいと思う商品だった。
この日は、花粉にやられて後のことは覚えていない。
MERINO AIR HOODY
価格:¥19,800(税抜)
【商品詳細】
URL:https://hereness.jp/products/hm-30006
[素材]17.5ミクロンの高品質ウール / リサイクルポリエステルRENU®︎
[カラー]Black
[サイズ]S/M/L
SHOP INFO
取り扱い:HERENESS
URL:https://hereness.jp/
Photo by Naoya Machida
.HYAKKEIを運営する会社の代表
.HYAKKEIではディレクター兼フロントを担当。仕事中心の生活で、煮詰まった時に行くソロ登山が趣味。
ストレス度合いに応じて登るコースの難易度が変化し、日帰りの丹沢ハイクから、厳冬期のエベレスト街道まで経験。