【Vol.87 丹沢山】首都圏在住者必見!神奈川県の百名山「丹沢山」へ/バン旅百名山
2人の大学生がバンライフで日本百名山制覇を目指す企画。今回は神奈川にある丹沢山(たんざわさん)に登ってきました。首都圏からのアクセスも良く、登山道も整備されており、天気が良ければ富士山も見ることができます。そんな丹沢山の特徴や登山ルート、山行レポートなどをご紹介していきます!
もくじ
「丹沢山」の特徴は?
丹沢山は神奈川に位置する標高1,567mの山です。首都圏からのアクセスも良く、丹沢山周辺に広がる稜線はとても美しい景色となっています。また道中からは、壮大な富士山の姿も目にすることができ、深い森に囲まれた丹沢山周辺からはさまざまな景色を楽しむことができます。どのコースも少しコースタイムが長いため、体力に自信のない方は早めの出発をおすすめします!
丹沢山に登るコースをご紹介!
一般的によく使用される定番コース|大倉コース
こちらは丹沢山を目指す登山者が多い定番のコースです。丹沢山の前にある塔ノ岳までは尾根を登っていき、はじめは樹林帯だったのが徐々に視界が開けてきます。登山道は木道や柵などしっかりと整備され、歩きやすい場所も多いです。丹沢山では植生回復のためロープが張ってありますので、しっかりとロープの内側を通り、ルールを守って歩きましょう。また距離も長いため、体力に自信のない方は早朝の出発をおすすめします。
最短で山頂へ目指すことができる|塩水橋コース
こちらは最短で山頂まで向かうことができるコース。はじめは天王寺尾根を通ります。距離が短い分急登の箇所もいくつかありますが、稜線まで登りきれば歩きやすい木道の上を歩くことができます。また鎖場のある場面もありますので、足元に注意しながら登りましょう。こちらも眺望も良く、丹沢山のさまざまな景色を楽しむことができます。
通称「バカ尾根」丹沢山を実際にレポート
ここからは実際にイケダとコスギの山行を写真とともにお届けします。神奈川県にある丹沢山の主稜線は南北に延びており、複数のルートがありますが、今回はちょっと特殊な大倉コースにいってきました。
急登を登り、大倉コースと合流
大倉コースの登山口から車で砂利道を進むと天神尾根に向かう登山口があります。この日はそこからのスタート。駐車場横には川が流れ、プチキャンプができそうな好立地!
駐車場から奥に進むと、天神尾根入口が。ここから大倉コースとの分岐までひたすら急登を登り続けます。
天神尾根の序盤は道が整備されていますが、途中からどこが登山道なのか分からなくなっていきます。基本的に尾根上を登っていけば良いのですが、GPSなどで確認しながら登ることをおすすめします。
急登を登り続けて35分で大倉コースとの分岐と合流。ここからまずは塔ノ岳を目指します。
圧巻の丹沢主稜線!丹沢山山頂へ
花立山荘を経由し、一つ目のピークである塔ノ岳に到着。山頂には山小屋もあり、休憩するにはもってこいのスポット。天気が良ければ富士山や南アルプスを望むことができます。
塔ノ岳を経由した後は、丹沢山へ向かいます。細かいアップダウンが体力を奪いますが、それに勝る景色を楽しむことができます。
登山開始から約2時間で丹沢山山頂に到着です。山頂にはベンチやトイレもあるため、関東の壮大な景色を見ながら昼食もありですね!
本日のスケジュール
※コースタイムには個人差がありますので、参考程度にご覧ください。
登山口(8:00)
丹沢山(10:10)
登山口(12:30)
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、丹沢大山国定公園にある丹沢山を堪能してきました。丹沢山だけでなく塔ノ岳からの眺望もとても良く、残念ながら今回は少しガスっていて富士山を見ることができませんでしたが、丹沢山の美しい稜線を楽しむことができました。丹沢山は日帰り登山でピストンするには少しもったいない気がしたので、縦走にも適した山に感じました。首都圏からのアクセスも良いので、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
次回予告!無数の鎖場でスリル満点の両神山へ
次回は、埼玉県に位置する両神山に向かいます。切り立った岩壁や鎖場などもある壮大な景色を楽しむことができる山です。今年中に登りきる山も残すところあと少しとなってきましたが、最後まで安全に残りの山も登っていきます!次回もお楽しみに!
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現在絶賛休学中のおんせん県大分の大学に通う大学生。
学生初、バンライフをしながら一年以内に日本百名山全山登頂を目指して奮闘中。
二人とも関西出身で、アウトドアや登山が大好き!